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ジーターはヤンキースの「内通者」だったのか? スタントンのトレードを分析する

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ジーターが新オーナーとなったマーリンズがヤンキースに今季MVPのジャンカルロ・スタントンをトレード。 そして見返りはスターリン・カストロとまだシングルAのプロスペクト2人。

ファンからは 「ジーターは引退後も真のヤンキーだった」 「ヤンキースはマーリンズでのジーターも殿堂入りさせるべき」 「これは2003年のWSのリベンジ」 「ミスターノーベンバー?ディセンバーもだ」

などとトレードに呆れた人たちのレスポンスが溢れています。

でも本当にそうだったのだろうか? 実はそうとも言い切れません。 何度かこのブログで書いてますが、トレードとは選手を交換するものではありません。契約書をトレードするものだからです。

マーリンズの状態は、メチャクチャです。まともに経営されていないので借金は膨らみ、チームの状態も悪い。新しいオーナーグループがやり直したいと思うのは当然です。 ですから残り295Mもあるスタントンの巨大契約は当然、抱えられません。SFやSTLへのトレードを拒否されるレバレッジのない状態で、265MまでもをNYYに押し付けたのですから大したものです。 さらに、見返りでもらったカストロも不良債権ではないのでトレードできるはずです。さらには得られたプロスペクトも、一人(ホルヘ・グズマン)は将来性があり、いつかトップ100に入る可能性もあります。

ですからマーリンズが負担する30M分の価値は十分に回収できたと言えます。


マーリンズがスタントンとこの契約を結んだときにも記事を書いたのですが(386億円契約!いつまでも学習しないのはオーナー、それとも?)、この金額は実際に自分が負担する必要のないものだってことをロリア前オーナーはわかっていたのです。でかい契約を結び、ファンにやる気を出しているポーズだけ取り、実際は年俸が本当に高くなる前に金持ち球団に渡してしまう。(記事ではチーム状態を悪くして勝手にオプトアウトさせると思ってましたが、それ以上に早く出ていくことになりました)

詐欺契約です。

今後もマーリンズのファイアセールは続くでしょう。主力選手の放出は続き、前オーナーが長年かけて作った負債を返していく。 MLBにとって悪でしかなかった膿を出し切って、ようやくジーターのマーリンズは出航するのです。 値段次第ですが、勝つ気のないチームの客寄せパンダとしてイチローとの再契約もあるかもしれません。



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以前にはパートタイムながら、MLBの速報記事などを書いており、その延長でブログをスタート。

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