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なぜ、サラリーキャップが戦力を均衡させないか

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「野球にサラリーキャップを導入しろ」

聞いたことありますか? 私はもういい加減に聞き飽きたので久しぶりに投稿させてもらいます。

サラリーキャップは全然、リーグの戦力を均衡させません。 少なくとも、アメリカ式のサラリーキャップは均衡どころか、戦力の差を広げさせるものでしかありません。

多くの人が勘違いをしています。 「NFLはサラリーキャップがあるから、全チームにチャンスがある」

こんなの、真っ赤なウソです。 まともにNFLをフォローしてる人なら、笑ってしまうような発言です。

トム・ブレイディがQBになってからの16年間、ペイトリオッツは何度スーパーボウルに出場したかご存知でしょうか。 32チームあって、7回です。 同じ期間、プロ野球で一番多く日本シリーズにしたのは巨人と日ハムと中日。12球団しかないのに、5回ずつしか出ていません。

サラリーキャップがあるのはどっちでしょうか?

NBAなんてもっとひどいです。同期間、すべてのNBAファイナルにこの4選手がいます。 コービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ドゥエイン・ウェイド、レブロン・ジェームズ。 この4人のいるチームのいずれかが、もう20年近く30チームの頂点を争っています。 ここにマイケル・ジョーダンとハキーム・オラジュワンを加えれば、過去30年くらいまでさかのぼることができます。

なぜ、チーム総年俸を人工的に近づけることが戦力差を広げてしまうことになってしまうのでしょうか。

理由は簡単。

スター選手の年棒を不自然に押し下げるからです。

NFLのサラリーキャップは約180億。オフェンスの大部分を担うエリートQBは本来、いくらもらうべきでしょうか。 ある大学の調査によれば、トム・ブレイディを最低年俸クラスのQBと入れ替えれば、16試合で5敗増えるという計算でした。 スターにはプレミアが付くので、自由競争なら50億ついてもおかしくありません。 でも実際はいくらか? 今季の最高は27億。しかもブレイディではありません。ジョー・フラッコや、カーク・カズンズ、カーソン・パーマーといった中堅どころ。他チームに取られなければいいだけなので、エリートQBにも払うインセンティブはありません。 ちなみにブレイディはサラリーキャップに遠慮して、15億程度に抑えていますが、プロ野球で言えば、ダルビッシュを5人取って4億しか払ってないようなもの。そりゃ勝ちます。

NBAのサラリーキャップはちょっと複雑ですが、実質のキャップ(税金ライン)は約130億。では、レブロン・ジェームズやケビン・デュラントはいくらもらうべきでしょうか。NBAに年俸上限ができる前、ジョーダンはチームの収入の約3割を年俸としてもらっていました。ということは、チームに対して同等のインパクトを持つレブロンなら、現在の自由市場に当てはめると70億もらうはずです。残り60億でチームを作っても、たぶんプレーオフに出る力はあるはずですが、今のようにカンファレンス内の他チームがノーチャンスになることはないでしょう。 でも実際はいくらか?

35億

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なぜ、サラリーキャップが戦力を均衡させないか

レスありがとうございます、返事遅くなりすみません。
私がおかしいと思っているのは、こういうことです。

確かに、ブレイディやNBAスパーズのダンカン、マーベリックスのノビツキーのように自分の年俸を犠牲にしてまでチームに尽くす選手は好感度高いです。晩年のペイトン・マニングもオフェンスライン強化のためサラリーの一部を犠牲にしましたし、GSWのケビン・デュラントも今オフ、チーム維持のために年俸を抑えました。

それは球団にとって都合のいいことではありますが、選手の立場からするとどうでしょうか。
球団の戦力を維持するために負担とリスクを強いられるべきなのは、球団でしょうか、選手でしょうか?
クラフトという大富豪のためにブレイディが大金を放棄し、クラフトのさらなる金儲けに貢献するしか道がないのはフェアでしょうか?

サラリーキャップが戦力均衡を達成せず、オーナーにとって選手の年俸抑制の都合のいい口実になっていることがおかしいと主張しているのです。

なぜ、サラリーキャップが戦力を均衡させないか

なるほどねぇ・・・
ペイトリオッツは確かに強いですが、ブレイディが自分の年棒を削ってまでチームの強さを優先するのであるならば、そんなチームは強くてもいいかなと思いますね。スタープレーヤーが年棒をむさぼったためにチームが弱体化するのを数々見てきました。能力ある者に何でも富を与えりゃいいってもんじゃないと思っとります。決して私は社会主義者ではありませんが。
あの自由の国(言い換えれば己の収入のみ最優先する国)において、そういった社会主義的なマインドの選手がいるのがNFLの素晴らしさだと個人的には思っとります。MLBにはそれがない。贅沢税払えばいいんだろで済ましてしまってる。正にこれがアメリカを象徴するともいえる。そういった意味でも私はNFL的サラリーキャップには大賛成です。

また、それ以上にドラフトの完全ウェーバー制と、ドラフト権すらトレードの対象にできるNFLのシステムは現時点で理想だと思っとります。
確かにサラリーキャップは己の年棒を抑えてまでチームの強さを優先する選手を想定していないですね。でもあの自由絶対主義(己の利益が最優先)の国において、びっくりするくらい社会主義的(しかも日本人の精神にあっている。ヤンキースの20億のオファー蹴って広島に戻った黒田はアメリカ人には想像もできないでしょう)なNFLが私は大好きです。

一日も早くNPBが完全ウェーバー制を導入する、何だったらドラフト権をトレードできる日が来ることを願ってやみません。そうすればフロントの辣腕次第でいつまでも強さをキープできますからね。

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