2007年12月02日

過密日程是正は不可能なのだから

今期浦和の公式戦はJ134試合、ナビスコ2試合、ACL12試合、天皇杯1試合、A33試合、ゼロックス1試合の計53試合。(ブルズカップ、クラブワールドカップ除く)
これに、フル代表は13試合がプラスされ66試合。
ゼロックススーパーカップ2月24日からJ134節の12月1日までの281日間で66試合(ナビスコ決勝進出してれば69試合)。全て試合間3日で66試合すると、261日かかる。これにプラス20日の日数しか無いのだから、明らかに過密日程だろう。
では、過密日程の是正は可能なのだろうか?

答えは不可能だろう。
もちろん、今期の経験で小さな改善の可能性はある。
しかし、A3やナビスコ廃止、J1チーム数削減などのドラスティックな改革が無い限り、余裕ある日程は組めない。
そして、サッカー界はU-22アジア選手権の新設を考えるなど、過密日程是正の方向とは逆の方向へ進んでいる。

来期は1月26日A代表のチリ戦でスタート。天皇杯決勝まで試合をする選手は、中24日、事前合宿等を考えると20日前後の休養しかない。
今期よりさらに厳しい日程が長期間続いていく。

来期ACL出場3チーム目線だとターンオーバーを考えなければならない。そして、過密日程が続き疲労の蓄積が明らかな場合、表現は悪いが「捨て試合」を考えの1つに含めることも止むを得ない。
しかし、もっと重要なのは選手個人の「休む勇気」だと考える。コンディションを維持できていない時、怪我悪化の可能性が高い時、全ての試合が重要だと承知しているが、長期欠場や長期のコンディション悪化を避けるため、「休む勇気」が必要ではないだろうか?もちろん、監督、サポーターとの相互理解などが必要なのだろうが…。


結論を書くと、過密日程に疲弊するのは選手である。選手自身は自分を守るため賢くなる必要があるのではないか?
それが、長期的(シーズンを通して)に「チームへの貢献」になる可能性が高いと、私は今シーズンを振り返って感じている。


-余談-
11月30日の新聞連載コラム前半部分で三浦知良選手が、浦和戦について、当たり前のようで彼にしか書けないかも知れないことを書いていた。
「相手サポーターでも、大観客の前でプレーするのは楽しく、うれしい」
「浦和が、勝てばいいんだろではなく、勝たなきゃならないと、危機感をもってくれた方が戦いやすい」

深いようで浅く、浅いようで深い。
そして、アシストを決めたカズ。
やはり、三浦知良は偉大だな。

posted by 管理人 |12:53 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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