2007年08月27日
26日、滋賀県栗東市の栗東市民体育館で行われた「全国トップシャトル滋賀バドミントン大会」を取材してきました! お世話になったみなさま、ありがとうございました!
同大会は、滋賀県を拠点に活動するバドミントンチーム「トップシャトル滋賀」の主催で開催されたもの。今回で13回目を迎える歴史ある大会だ。健常者の部も設置されており、交流大会の規模としては国内最大規模であり、北は東北、南は九州から選手・ボランティアあわせて約130名が参加。今回の種目はダブルスのみで、その頂点を目指して熱戦が繰り広げられた。
通常、バドミントンは他の競技と同じく、「車椅子」や「立位下肢」、「立位上肢」などのように障害のレベルに合わせてクラス分けされている。立位のクラスは以前も観戦したことがあったのだけど、実は車椅子同士の試合を見るのははじめて。車椅子のクラスは打点が低くなるため、ネットを通常より15センチ下げるなど工夫されている。
スピーディな試合運びのバドミントンでモノをいうのは、やはり瞬発力だ(ちなみに健常者の一流選手ともなれば、スマッシュを打つときの初速は軽く300キロを超えるのだ!)。車椅子クラスでも同じことが言えるわけだが、実際はどのようにして動くのか?
このクラスに出場した横浜市の楠瀬由希也選手に話を聞くことができた。「コートの中では車椅子の一発目のこぎ方が大切です。あとは惰性で動けますし、最初のふんばり、ほんの数センチの動きの違いでシャトルが取れるかどうか変わってくるんですよ。それからシャトルのスピードが速いバドミントンでは、どんなに車椅子操作が上手くてもシャトルを追って背中を向けたら次のショットに間に合わないでしょう。だからトップアンドバック(攻撃型スタイル)とかフォーメーションを決めるよりも、ペアをカバーするローテーションをスムーズに行うことが重要になってくるし、そこが魅力でもありますね」
ところで、今大会は上記の車椅子の部や健常者の部以外は、このクラス分けに準じて、ほとんどのペアが選手と健常者のボランティアの混合とする「ニューミックス」のダブルスとしてコートに立った。トップシャトル滋賀代表の山田惠三さんによると、力の差をより均等にすることでラリーを続けるとともに、試合に勝つ喜びを味わってもらうための工夫であり、全国にさきがけて4年前から取り組んでいる独自ルールとのこと。2年ほど前からはこのニューミックスが他府県でも普及し始めているそう。
トップシャトル滋賀の場合、平成5年の結成当初から練習場所の程近くにある滋賀医科大学のバドミントン部の学生がボランティアとして普段の練習に参加し、ともに腕を磨いている。こうした早い段階からの取り組みが大会の地盤形成と規模拡大につながり、多くの選手の目標となるまでに成長したのだろう。
競技としてのバドミントンは、パラリンピックの種目には採用されておらず、世界選手権とフェスピック大会が世界最高峰の大会となる。しかし、フェスピックにおいては昨年秋に開催されたクアラルンプール大会をもって幕を下ろすことになっており、今後は「アジア・パラリンピック競技会」として再スタートを切る予定だ。残念ながら国内では“バドミントン”の名は知っていても、マイナー競技の部類に入る。
そのためか、練習場所や大会における一般会場の確保が地域よっては難しい場合があるという。たとえば、車椅子を利用する選手の場合、実際は競技用の車椅子に乗り換えてコートに入るのだが、一部の体育館側に日常の車椅子をそのまま使用していると勘違いされ、「床を汚し、傷ができるから×」と言われるパターンもあるそうだ。「ちゃんと説明してもなかなか理解されないこともある。今後の課題ですね」と山田さんは話す。
正しい情報を発信するという意味では、我々メディアが果たさなければならない役割とも言えますね・・・。
今後、団体戦のほか、公式試合として世界選手権の代表を決める選手権も開催されるとのこと。現地取材を試みたいと思います。
posted by amiharu |19:58 |
その他 |
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2007年08月21日
めまぐるしくまた週末が過ぎていきました。
土日は大阪の門真市で水泳のジャパンパラリンピックが開催され、
取材してきました。
IPC公認の大会で、世界7カ国からも選手が参加。国際色豊かな大会となりました。
取材していたプールサイドには、
マレーシアや韓国、デンマークチームなどがスタンバイし、
水の中のチームメートへ向けて大きな声援を送っていました。
北京パラへ近づくために大会で記録を出すことが大切なのですが、
それと同時に「今」を楽しんでいるような雰囲気でした。
水泳は、陸上と同じように、障害の度合いにあわせて細かくクラスが分かれています。
視覚障害のクラスは、ターンのときにコーチが長い棒で
選手が壁にタッチする前に頭にポンッと触れます。
「タッピング」といい、このタイミングがとても重要で、
タッピングの位置がずれてしまったり、ほんの少しの手元の狂いが
大きなタイムロスへとつながってしまう。
普段からタッピングの練習は欠かせないそうです。
見ているだけだとただ「頭にポン」なんですが、選手とコーチの絆がそこにあるわけです。
またスタート時のピストルは音だけではなく光るようになっており、
聴覚障害クラスの選手は、スターターのピストルの先を見つめてスタート台に立ち、飛び込みます。
どんな競技でもそうですが、
こうしたさまざまな工夫や事情を知ると、より競技が面白くなりますね。
水泳ジャパラのレポートは
パラフォト(http://www.paraphoto.org)で書いています。
よければまた覗いてください。
posted by amiharu |09:48 |
水泳 |
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2007年08月18日
今日からスレッジホッケーの8月合宿スタートです。
会場は先月と同じく、滋賀県の県立アイスアリーナ。
初日の今日は金曜日ということで、
お盆休みあるいは仕事を終えた選手たちが再集結し、
22:00から25:45まで練習に励みました。
ほんま、おつかれさまです。
前回、キーパーは福島選手ひとりだったのですが、
今回よくみると、もう一人逆サイドのゴール前に人がいる・・・。
うーんと、目を凝らし、カメラマンさんの望遠レンズで覗くと、
その人は長野チームでスタッフをしているHさんでした。
普段はチームの練習にも参加していて、
全日本の合宿が長野であるときにも
ビデオ撮影やゴーリーなど裏方さんとして大活躍している方。
ゴーリーが二人いるかいないかでは、
練習の内容や幅に違いがでてくるため、今回呼ばれたとのこと。
貴重な存在ですね。
現在のスレッジ代表チームでは、本当にいろいろな裏方さんが頑張っている。
用具担当さん、トレーナーさん、氷上で監督のフォローをするアイホ経験者、このHさんもしかり。
スタッフや、もちろん選手の尽力で少しずつ形になっていたのですが、
今やつくづく恵まれた環境だなと思うわけで。
わたしは選手じゃないけれど、こうした環境のなかで彼等が生きていけることを
少しうらやましく思います。
明日は日中は、水泳のジャパラ取材に行ってきます!
夜は再びスレッジの練習を見学させてもらう予定なので、
またレポートしたいと思います。
posted by amiharu |03:37 |
アイススレッジホッケー |
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2007年08月04日
上のタイトルは、滋賀県を拠点に活動している車椅子バスケットボールチーム
「LAKE SHIGA 車椅子バスケットボールクラブ」のホームページに登場する
キャッチコピーのひとつです。
選手にとって、バスケ車は自らの”脚”であり、その一体感はまさに”相棒”と呼ぶに相応しいものだと感じます。
今日、チームに了承いただいて、練習を見学させていただくことができました!
見学だけのつもりだったのですが、ご好意により少しの間、
バスケ車に乗り、操作やシュートを体験させていただくことに。
バスケ車に乗るのは初めてではありませんが、
ハの字になっているタイヤの感覚をうまくつかめず、
最初はふらふらヨタヨタするばかり・・・。
選手ならフリースローや3ポイントも難なく決めるところですが、
当然わたしなど、ゴールの近くに陣取っても
座った状態のシュートでは、ボールはリングに届くはずもありません。
脚は固定されるため、上半身とくに腕の筋力が想像以上に必要であることがよくわかりました。
トレーニングに参加しようものなら、私なら間違いなく筋肉痛になるでしょう。
選手の、車椅子とボールを同時にかつ自由自在に操つる技術の高さと迫力に改めて驚ろかされる一日となりました。
いつもは観る側の立場ですが、実際に体験してみると
コートやリングの距離感などがわかって参考になりますね。
選手のようなあの低い視線で体感するスピード感も、いつか味わってみたいです。
チームのみなさん、ありがとうございました!
「LAKE SHIGA 車椅子バスケットボールクラブ」公式ホームページ
http://www.hukusi-shiga.net/sports/lsb/
posted by amiharu |21:28 |
大会情報 |
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