2007年02月27日
スウェーデンを去る日、朝の5時半にホテルにお迎えのバスが来るということで
日本チームは5時には集合し、寒空の下待機していたわけですが
しっかりと1時間弱遅れてきました。
さらにそこから山手のほうにあるアルペンチームなどのピックアップを経て
空港に向かったため、なんだかあわただしい朝になりました。
そして本日午後、スレッジホッケー代表一行は無事に名古屋セントレア空港に降り立ちました。ヘルシンキから名古屋までの便は席に若干余裕があり、
4人掛けシートをゆったりと使い、わりとリラックスして過ごせたと思います。そこから名古屋組、大阪組、東京組、北海道組と分かれての行動となりました。なにはともあれ、選手、スタッフのみなさん、大変お疲れ様でした。
ヘルシンキー名古屋間のフライトでは、スケルトンの日本代表チームも搭乗していました。選手権の海外転戦が終わり、帰国するところだったようで。
わたしはナマの越和宏選手を見て、興奮しましたよ。。。
越選手は日本のスケルトン界の第一人者。
”越ライン”と呼ばれる理想的なライン取りは、よく知られるところ。
日本ではマイナーな競技の環境整備にも尽力されており、
わたしが個人的に大好きなアスリートのひとりです。
・・・そして飛行機を降り、名古屋駅に向かう名鉄乗り場に行くと、
なんと同じホームにあの越選手がひとり居るではありませんか!
「どどどどしよう、話がしたい!」
チラ見しながら怪しげに近寄る私に、越選手は本当に丁寧に挨拶をしてくれて、
サインと握手、記念撮影にまで応じてくれました。
飛行機のなかでは「JAPAN」のジャンパーを着ていた
(スレッジの)選手に気付いていたようで、
「あ、アイススレッジホッケーでしたか!」とにっこり。
トリノでの成績や日立のサポートなどについてもよくご存知でした。
個人としてはともかく、スケルトンのチームとしてはまだまだ
資金援助が必要ということで、スレッジホッケーの環境を「うらやましいですね」と話されたのが印象的でした。
関西でも練習されているとのことなので
一度足を運んでみたいです。
posted by amiharu |20:09 |
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2007年02月24日
スウェーデンに来たら、ぜひ会いたい人物がいた。
大会広報をしているヘレーナさんだ。
実はスウェーデンの障害者スポーツ協会のエライひと。
2004年の世界選手権のときに初めて会い、
そのときもさんざんお世話になった。
いいかげんな私の英語の会話に根気よく付き合ってくれて、
質問に対して誠心誠意答えてくれた。
トリノパラでは、カーリング会場で再会。
そのときは「じゃあ、あとでスレッジ会場で会おうね」と言って別れたが、
忙しい彼女はあちこちに顔を出さねばならず、
結局ふたたび会うことはなかった。
今大会を取材するにあたり、とりあえずメールを送ってみたら
「覚えてるよー。会えるのが楽しみ」と返事を返してくれた。
そして今日、スウェーデン滞在3日目にしてようやく彼女と再会。
日本から持ってきたお土産を渡すと、彼女はちょっと恥ずかしそうにして
逆に私にもプレゼントをくれた。
「じつは、トリノにもプレゼントを持って行ってたの。でも結局会えなかったから、渡せなくて。そのときの物だけど、よかったらどうぞ」と言って、
スウェーデンの動物の絵が描かれたコースターをくれた。
そのコースターが入っていた袋は、すこしヨレヨレになっていたけれど、
ずっとこの日のために持っていてくれたと思うと嬉しくて、ジーンとしてしまった。
ありがとう、ヘレーナ。
・・・再会に感謝。でも、今日のスウェーデン戦には負けないからね。
posted by amiharu |21:00 |
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2007年02月23日
今日の日本は、ノルウェーと久しぶりの対戦。1-0で惜しくも負けてしまいましたが、とても内容のいい戦いぶりだったと思います(レポートはhttp://www.paraphoto.orgで)。
日本代表としては、トリノ前のノルウェー遠征で試合をしたとき以来の対戦。わたしはこのときの試合を見ていないので、個人的にはソルトレークパラ以来になるかもしれない。とにかく、夢にまで見た王者・ノルウェーとの試合で心が躍っていたわけです。リンクの上では多少のミスや練習不足を感じる場面はあったものの、選手同士のコミュニケーションは取れていて、試合後の宿舎でもいい雰囲気でした。もちろん、試合に負けて悔しいという思いはあるのでしょうけど。
さて。
中北監督は、この大会から代表監督に復帰。3年後のバンクーバーに向けて再び指揮をとる。一度、チームを離れただけに監督復帰には「とても悩んだ」と、決断に勇気が必要だったことも話してくれた。
以前、紆余曲折があるなかで監督を支えているものは何なのかと訊ねたことがある。監督は一言、こう答えた。「あいつらを信じてるんだよ」。
きっといいチームになる。今日の戦いぶりを見ていると、期待せずにはいれれない。わたしも彼らを信じている。
posted by amiharu |20:56 |
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2007年02月22日
まだ暗いうちに家を出発してから約30時間・・・。
「WINTER GAMES」の開催地、スウェーデン・ソレフテオに到着しました。
ダウンタウン(というほど大きくはないが)のホテルに着いたのは深夜だったため、周りの風景がよくわかりませんでしたが、今朝、早起き(というか、時差ぼけもあり寝ていない)して朝食のあとに散歩をしてきました。小さい街ですが、ホテルの近くにはわりと大きなスーパーがあり、もしもの場合の非常食ゲットに役立ちそうです。
ちなみにホテルは選手と同じです。選手も朝食もパンやハム、スウェーデン名物の魚の酢漬けも美味しく食べています。昼ごはんも、バイキングで肉、野菜などしっかりと食べることができるので、チームが危惧していた食事面も一応はクリアといったところでしょうか。
これから初戦、イタリア戦を観てきます。
posted by amiharu |21:19 |
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2007年02月20日
明日からアイススレッジホッケーの大会取材のため、スウェーデンに行ってきます。
前回のブログでも書きましたが、「Solleftea Winter Games」は
車椅子カーリングの世界選手権、アルペンスキーのヨーロピアンカップ、
バイアスロンとノルディックスキーのワールドカップを兼ねた大会になっています。
ようやく手に入れたメディアガイドによると、
今大会は、冬季パラリンピックと世界選手権の間に位置するような
新しいタイプの大会「IPC Winter Paralympic World Cup」に
アップグレードさせたいという考えがあるようです。
もし実現すれば、この「Paralympic World Cup」を
2009年と2011年にこのソレフテオで開催したいとのこと。
つまり今大会は、その実現に向けてのリハーサルということのようです。
夏の「Paralympic World Cup」は、イギリス・マンチェスターでの開催に決まっているみたいですね。
・・・どっちも遠いやん。
さて、スレッジホッケー日本代表チームは22日の第一試合、イタリア戦が初戦です。
トリノで戦った2試合は日本が完勝していますが、
チーム結成から数年ながらまとまりのある試合を展開した
イタリアの成長ぶりが気になるところ。
試合スケジュールは以下のとおり。
2007.02/22(Thu) 14:00 日本×イタリア
2007.02/22(Thu) 19:00 スウェーデン×ノルウェー
2007.02/23(Fri) 9:30 イタリア×スウェーデン
2007.02/23(Fri) 13:00 ノルウェー×日本
2007.02/24(Sat) 9:30 ノルウェー×イタリア
2007.02/24(Sat) 15:00 スウェーデン×日本
2007.02/25(Sun) 9:30 3位×4位
2007.02/25(Sun) 13:00 1位×2位
大会期間中のこぼれ話をこのブログで綴ります。
試合レポートは、Paraphoto(http://www.paraphoto.org)でチェックしてくださいね!
みなさん、日本チームに応援宜しくお願いします!
posted by amiharu |20:39 |
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2007年02月14日
国際大会のお知らせです。
今週から、スウェーデンにて冬期競技の国際大会「Solleftea Winter Games」が開催されます。
公式ホームページ(http://www.sollefteawintergames.com/)によると実施競技は、
●Wheelchair Curling World Championship, 17-24/2
●European Cup Finals, Alpine Skiing, 15-17/2
●World Cup Biathlon 22-23/2
●World Cup Nordic Skiing 24-25/2
●Ice Sledge Hockey - international tournament, 22-25/2
の5競技のようです。
私はスレッジホッケーを取材してきます!
スレッジの参加国は、スウェーデン、ノルウェー、イタリア、日本の4カ国。
日本代表は先月のジャパラ以降に召集されたメンバー10名で挑みます。
ノルウェーはトリノパラリンピック銀メダルの強豪。ソルトレーク大会でも優勝を逃しましたが、長年スレッジホッケー界をリードしてきた国だけあって、個人のスキル・総合力の高さは世界一だと思います。
日本にとっては、長野パラリンピックの前にスレッジホッケーを指導してくれた先生チームでもあります。
トリノパラ以降、中北浩仁監督率いる新生ジャパンとしては初めての公式国際試合となります。
トリノでノルウェーとの対戦は実現しなかったので、今回はいろんな意味で世界における日本の実力をはかる絶好の機会になるのではないでしょうか。
代表としての1年間のブランクを感じさせない、元気のいい試合っぷりを観たいですね。
大会のこぼれ話などはこのブログに書いていきますので
またみてくださいね。
posted by amiharu |13:38 |
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2007年02月07日
ボウリング記事の続きです。
今回は、視覚障害クラスを主に観戦しましたが、その日の調子が良いか悪いかは、ボールを持った瞬間に分かるといいます。手にフィットする感じ、いつもより軽く感じるというのが、ビビッ!とくるそうです。他の競技の選手でも同様の感覚はよくあると思いますが。
視覚障害クラスの場合、まず大切なことは、手すりに沿って、まっすぐに歩いてまっすぐに投げることだそうです。投球時のちょっとした感覚のズレが、18m先では大きく変わる。だから、どの投球も同じ場所に落とすためのトレーニングをするのであって、カーブやスピードの調整というのは、完璧な基礎のうえに成り立っているのですね。
安定した投球をするには、腕力や握力、手首の力も当然必要ですが、一番大事なのは足腰。フォームの最後で踏ん張るときにグラつくと、すべてが失敗に終わってしまいます。だから選手は、とくに下半身の強化トレーニングは欠かさず行っているそうです。これはどのクラスの選手も、健常の選手も同じことが言えます。
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ボウリングの魅力は、どんな障害があってもできるということ。今大会も知的障害、視覚障害、内臓障害、四肢障害、車椅子クラスなど、さまざまなクラスが設けられていました。障害に合わせて投球時に道具を使う以外は、得点方法もレーンの長さも試合時間も、ルールはすべて一般と同じというのが、個人的には興味深い点です。
車椅子・電動車いすを使用する選手で、ボールの持ち運びや腕を使った投球が出来ない場合は、ある道具を使います。「シューター」と呼ばれるもので、小さなすべり台のような形をしています。ボールをシューターの台に置き、身体の一部でボールを押し出すわけです。手や腕が使えない場合は、口にくわえた棒などで代用するとのこと。通常のボールは3つ穴が開いており重心が傾いてしまうため、シューターを使う場合は穴の無いボールを使うそうです。観ていて驚いたのは、押し出す際の微妙な力加減で、ボールにカーブをかける技術。スピードこそ出ないものの、ゆっくりと曲がりながらピンに向かって転がっていきます。ボールにICチップが埋め込まれていて、ボールの意思で動いているように思えるほど・・・。このクラスの決勝ラウンドの最高スコアは150。優勝した選手の3ゲームアベレージは、132。スピードがなくても、技で結果が出せるということが、よくわかりました。
>>またまた、つづく
posted by amiharu |17:58 |
観戦記 |
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2007年02月06日
前回のブログに書いたとおり、先週末、ボウリング大会の取材をしてきました。
「第15回全国障がい者ボウリング大会」。
国内における全国規模で行われる競技大会のひとつで、今年の参加者は252人。個人戦と団体戦が行われました。
障害者ボウリングの基本ルールは、一般のものと同じ。レーンの長さも使うボールもピンの数も、通常と一緒です。違いは、視覚障害のクラスや、ボールの持ち運びが困難なプレーヤーには、補助器具の使用と介助員がつくことが認められていることくらい。
個人戦の予選・決勝とも、各プレーヤーが3ゲームずつ行い、スコアの合計で順位が決まるわけですが、いったいどのくらいのスコアが出ると思いますか? もちろん、障害によって細かくクラス分けされているのだけれど、たとえば男子の切断や機能障害のクラスでは、バンバン200点台が出るし、視覚障害の弱視クラスでも女子決勝で最高192点をマークしていました。
個人的に圧倒されたのは、視覚障害のクラス。全盲のクラスは公平を期すために、アイシェードを着用します。大きく分けて全盲と弱視のクラスがあり、いずれもレーンの手前に特別な手すりを用意して、それを利き腕でないほうの手で触り方向などを確認しながら、投球に入ります。当然、ファールラインを超えてはいけないので、手からボールを離すまでの歩数やタイミングは、すべて「感覚」が頼り。いかに自分のリズムを身につけておくか、が勝敗を分けるといいます。
ブースの中には、対戦相手との投球の順番や1投目で倒したピンの数をプレーヤーに教える介助者がついていますが、技術的な指導は一切不可。「2投目は、あのコースを狙って」などといったアドバイスはルールとして禁止されています。介助者が「1投目は、3番と6番ピンが残った」と言ったら、プレーヤーは「3番と6番バージョン」の投球をするだけです。先天性の全盲の場合はとくに、ピンやレールを映像として捉えたことがないため、具体的なイメージが出来ない代わりに、何通りものピンの組み合わせに対応した投球を用意しておき、そのなかからセレクトするというわけです。
試合後、ある全盲クラスの選手に、試合で着用したアイシェードを見せてもらいました。当然ですが、真っ黒で何にも見えません。以前、エキシビションでアイシェードを着用してボールを投げてみたという健常スタッフの方の感想では、「まっすぐ立つのも難しいし、手すりを触りながらでも前に進んでボールを投げることがいかに難しいことかよくわかった。」とのこと。
しかし、選手の手から離れたボールは、18メートル先のレーンの上を、まっすぐに、あるいは緩やかなカーブを描いて狙ったピンに向かって転がっていくのです。まるで、足元から何かのレールが延びており、ボールはただその上を転がっているのではないかと思うほど。技術ととてつもない集中力。スコーン、スコーンとストライクやスペアを取るその技術は衝撃的で。「感動した」という言葉が最適かもしれません。
・・・つづきは、後日。
posted by amiharu |00:37 |
ボウリング |
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2007年02月01日
はやいもので、もう2月です。
今月一発目の取材は、今週の土日に福岡は博多で開催される「全国障がい者ボウリング大会」。ボウリングをするのは好きですが、取材するのはもちろん、ボウリングの大会をナマで観るのも初めてで。情けないことに、いま大会要綱や競技方法などの資料を集めて、勉強しているところです。
陸上などと同じで、障害によって細かくクラス分けがなされており、それによって標準記録も設定されているようです。また追ってレポートしたいと思います。
大会概要は、以下の通りです。
「第15回 障がい者ボウリング大会」
日程/2月3日(土)10:00開会式、10:30~個人戦予選
4日(日)9:30~個人戦決勝・団体戦、14:00閉会式
会場/博多スターレーン(福岡市博多区博多駅東1-18-23)
→→興味のある方、お近くにお住まいの方は、ぜひ会場へ!
・・・ところで今回の福岡行き、某旅行会社が出したプランを利用する予定。なんと、ホテル1泊+往復新幹線(新大阪―博多)で1万5000円という、驚きの価格! 博多に住む友人(関西出身)も、あまりの安さに「やす! 信じられへんっ!」と連呼しておりました。フリーで仕事をする身としては、本当にありがたいプランでございます。
posted by amiharu |18:54 |
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