2008年09月20日

北京ブログ 番外編

18日の早朝の飛行機で、帰国したわけですが、
朝7時の段階で、北京首都空港は人・人・人で大混雑。
一般の人はもちろん、競技を終えた各国選手団や取材陣がわんさか。

もろもろのセキュリティチェックを終え、搭乗ゲートに行く前にコーヒーを飲んでいると、同じショップにフランスの選手団の姿が。実は、ショップに入る前から気づいてはいたのですが、その選手団のなかに、車いすテニスダブルス優勝ペアがいたのです。そのうちのひとりは、私の好きな(ダンディな)「ウデ」選手。

私は何度もチラ見しながらコーヒーをすすっていたところ、彼らはしばらくするとコーヒーブレイクを終え、移動を始めました。

(アッ、待って!)←心の声

私はすかさず鞄からカメラを取り出し、猛ダッシュ。
「ミスター・ウデ!」「ムッシュ・ウデ!」
叫びながら近づく私にムッシュは気づき(怖かったのでしょう・・)、
快く一緒に写真を撮ってくれました。

「なんでボクのこと知ってるの?」
アジア人が声をかけたことに驚き、
きょとん、とするムッシュ。

「あなた、とても、ゆうめいな、車いすテニスのせんしゅ。そして、わたし、あなた、みた! ジャパンオープンでも、みた!」

興奮してなぜか片言の英語になる私。

”ジャパンオープン”(今年の5月の福岡での試合)というフレーズを聞いて、にっこりのムッシュ。「ああ、取材に来てたんだね」
福岡に同行していたカメラマンさんの顔も覚えていたみたいで、
ムッシュはすかさず、「撮影した写真、送ってよ」と言ってました。

バイバ~イ、と手を振って去っていく(ダンディな)ムッシュを見送って、席に戻った私に、友人がひとこと。

「ものすごく、行動が素早かったですね・・・」

ははは・・・。たしかに、こういう場面での自分の俊敏性には、我ながら驚きます。。

北京最後の写真は、とってもいい記念になりました。

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posted by amiharu |01:15 | 北京パラリンピック | コメント(4) |
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2008年09月18日

無事、帰国。

本日朝に北京を飛び立った飛行機は、午後、成田空港に無事着陸しました。機内食で何を食べたか、ほとんど記憶がございません。映画を観ていたはずなのに、これまた記憶がございません。どうやら爆睡していたようで、首がいたいです。

北京パラ取材も無事終了。大会期間中、制限のため、このブログでは試合の内容などは書けなかったにも関わらず、見ていただいた方、本当にありがとうございました。

スポーツナビのほかに、地元の新聞でもゆかりのパラリンピック選手をレポートしました。しばらく連絡を取っていない方からも、新聞を見たよ、と実家に連絡があったそうです。うれしい限りです。

空港に着いたあと、一緒に行動していた友人のライターが、18日付の新聞3紙(全国紙)を買ってきました。その紙面をみて、ちょっと感動しました。カラーだとか、モノクロだとか、そういうことではなく、当り前のように、一面、あるいはスポーツ面でパラリンピック日本代表選手の記事が載っていたからです。アテネもトリノも、ここまでの扱いは記憶にありません。報道という意味では当然のことなのでしょうが、素晴らしいことだと思います。

そして、何より、これがパラリンピック限りの熱で終わらないことが大切です。私たちフリーランスにもその責任はあると考えてます。今後、どんな形で障害者スポーツを伝えることができるのか。じっくりしっかり考えて、そして行動に移していきたいと思います。

何はともあれ、選手・関係者のみなさん、お疲れ様でした!
取材に携わったみなさんも、お疲れ様でした!

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posted by amiharu |21:12 | 北京パラリンピック | コメント(1) |
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2008年09月18日

VISTA兄さん

北京へ来て、私たちにとって最大の難関と予想していたのは、ネット環境の確認でした。かなり前のことになりますが、ちょっと振り返りたいと思います。

4日、深夜にホテルに着いた私たちにとって、最初の使命とは…。それは、パソコンをインターネットにつなぐこと!事前情報ではADSLが使えるとのことでしたが、ね、やっぱり。案の定つながりませんよ…。というか、一緒に泊まる3人全員がPCにめっぽう弱いというのがミソなんですが。さっそくフロントに電話を入れると、保安官ぽいおじちゃんが来てくれました。私たちのPCを見て、ひとこと。「VISTAわかんない(注:中国語)」。ということで、翌朝に、PCに詳しいおにいさんを連れてきてくれるという約束を取り付けました。

運命の翌朝、保安官のおじちゃんに連れられて笑顔で登場したラフな格好したおにいさんは、チャチャチャ~と3台をいじって、「ハイ、完了です(注:中国語)」。きゃ~! ブラボ~! と拍手喝采の私たち。このときから私たちは、このおにいさんを「VISTA兄さん」と呼ぶことにしました。

その日の昼、さあ、MPCの下見とスーパーにでも行きますか、と機嫌良くフロントに降りていくと、フロントの中に何か見たことあるひとが。アッ!さっきのVISTA兄さんだ!!あとでわかったことですが、彼はこのホテルに3人いるマネージャーのひとりでした…。

ありがとう、VISTA兄さん。例の2時間かかったディポジットのやりとりも担当してくれたのは、VISTA兄さんだったね。納得できない、としつこく食い下がってごめんなさい。たとえ、マネージャーなのに英語が使えなくたって、あなたは間違いなくいいひとだ!

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posted by amiharu |02:41 | 北京パラリンピック | コメント(2) |
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2008年09月17日

世界の名刺コレクション

連日、コメントをくださっているみなさま、ありがとうございます。
いつも元気をいただいてます。

取材終盤に差し掛かった昨日は、疲労こんぱい、完全にギブアップ状態でした。アテネのときは、疲れていても、ギブ、なんてことはなかったのになあ。「うちらも年とったな~」と、5歳年下のカメラマンさんに励まされつつ、最後の力を振り絞っています(←ここ、笑い話ですから、ご心配なく。睡眠をとって、復活しました)。

今日は終日、ラグビー会場。空き時間に原稿を書きつつ、ノートを整理していたら、インターナショナルな名刺が数枚でてきました。こちらでは、日本人の方とあまり名刺交換してないのですが(いいのか?)、その代り、各国のメディアの人とのコミュニケーションツールとして活用してます。

調べてみたら、先日ブログに書いたキューバのカルロスさんを筆頭に、中国、ケニア、エジプト、イランの名刺がありました。いまのところ、その後もつながっているのはカルロスさんだけですが、「ちょっとワールドワイド」な感じがして、喜んでいます。

17日は、いよいよ競技最終日。そして、閉会式が行われます。
みなさん、最後まで選手に熱いエールをお願いします!

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posted by amiharu |02:00 | 北京パラリンピック | コメント(1) |
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2008年09月15日

タクシー@北京

ブログ、更新してませんが、元気ですか?

というメールをもらったりしているわたくしですが、なんとか生きています。でも連日、夜遅くまでゲームがあったり、深夜までの原稿書きのため、ブログ更新が滞っております。すみません。

ホテル~MPC間は、タクシーで7、8分ほど。ほとんどの運転手さんが、MPCの存在を知らないのと、五輪のためにできた新しい道を知らないのとで、行き先を告げても「??」な顔でかえされます。まあ、こちらも10日も毎日通っていれば道を覚えるわけで、車に乗り込むなり「ゴー、ストレート」なんて言って指示したり。いまのところ、無事に過ごしてます。

ところが、今日、MPCで聞いた話だと、日本人のカメラさんがMPCに向かうために乗っていたタクシーが、路線バスとぶつかったとのこと。そのカメラさんんは、頭に包帯を巻いてMPCにやってきました。だ、だ、だいじょうぶですか!!

「あなたたちも、タクシー乗るときは気をつけてね」と言って、その方は去っていかれましたが。恐ろしいです~。たしかに何度かヒヤリとしたことがありますが、いまのところいい運転手さんばかりなので、大丈夫です。こっちは4人一緒に乗ってるし。あと残りわずかの北京滞在、なんとか無事に終わりますように!

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posted by amiharu |03:38 | 北京パラリンピック | コメント(5) |
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2008年09月13日

折り返し地点

本日(12日)から私が大好きな競技のひとつ、ウィルチェアーラグビーの試合がスタートしたので、ちょっとテンションあがってます。本場のラグビーを見るために、今年の春にカナダへ一緒に行ったカメラマンさんや、長く取材を続けている別のライターさんと、時間さえあればラグビートークに花を咲かせています。

パラリンピック取材も、今日がなかび。そろそろみんな、疲労がたまってくるところですが、そんなものはラグビー話題で吹っ飛びます。そこまで好きな競技があるのって、ありがたいというか、幸せやなあと感じます。

そういえば、ウィルチェアーラグビーが盛んなカナダやアメリカの記者さんたちも、選手へのインタビューのときの目が輝いていました。みんな、好きなんだなあ。

ところで、大会期間中のニュース等は、よければ
スポーツナビのコラム(http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/column/index.html)をチェックしてくださいね。

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posted by amiharu |01:56 | 北京パラリンピック | コメント(1) |
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2008年09月10日

ボランティアさん

記者やカメラマンが会場間を移動する手段として、メディアバスというものを使用します。バスには、必ずボランティアさんが同乗していて、行先を確認したり、何かとサポートをしてくれます。彼らは、英語が話せるので、乗客がわたし一人のときは、チャンスとばかりに話しかけます。私の英語はたいがいいい加減なので、身振り手振りを交えてコミュニケーション。中国に来たからには、中国語で会話を楽しみたいところですが、残念ながら挨拶くらいしかボキャブラリーはないため、「この言葉、中国語でなんて言うの?」と聞きながら、道中を楽しんでいます。

ボランティアさんは地元北京の大学生も多くいます。とある女性ボランティアさんの話では「中国の若者は、だいたい英語が話せるよ」とのこと。四川省出身だという彼女は、地元が大地震で大きな被害を受けたことを、話してくれました。幸い彼女は大学のために北京に住んでいて無事で、四川にいた家族も無事だったとのことですが、とても美しかった町が一瞬にして壊れてしまったことをとても嘆いていました。「でも私はいま、こうしてここで楽しく仕事をしている。ハッピーだよ」と言いながら笑う彼女。人の強さと温かさを感じました。

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posted by amiharu |00:49 | 北京パラリンピック | コメント(0) |
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2008年09月09日

熱い想い in 中国

車いすテニス会場でのこと。とある中国人のボランティアの女性が、私の後ろから声をかけてきました。

「すみません、日本人ですか?」

はい、と答えると彼女は満面の笑みに。聞けば、彼女は日本の国枝慎吾選手の大ファンだそうで、どれだけ国枝選手のことが好きかを横を歩きながら話してきます。

日本語ができる彼女は、北京で選手が使用するバスに乗っていた際、国枝選手と出会い、話をしたそうです。どんな内容だったかは教えてくれませんでしたが、「国枝さんはとっても優しくていい人だった」と本当にうれしそう。そして、「私、ファンになっちゃった!」と、とってもいい笑顔を見せてくれました。

残念ながら今日の国枝選手の第一試合は、自分の仕事の時間とかぶっているため観戦できなかったけど、ダブルス決勝14日と、シングルス決勝15日の観戦チケットをゲットしたそうです。「ほら!」とチケットを見せる彼女は、本当に幸せそう。

自分のことじゃないけど、中国にこんなにも熱心なファンがいることを、ちょっと嬉しく感じた一日でした。

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posted by amiharu |01:59 | 北京パラリンピック | コメント(2) |
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2008年09月08日

北京2008年残奥会

ついに始まりました、北京パラリンピック。
中国語では「北京2008年残奥会」と書きます。

北京パラリンピックには、世界各国から約6300人のメディア関係者が登録しているそうです。アテネ大会は、3600人ほどだったので、いかに注目度が上がっているかがわかります。

毎回、日本人メディアはたくさん来ているので多くの人と知り合いになるのですが、ときに外国メディアの人とも仲良くなることがあります。たまたま道を聞かれたり、作業ブースで隣に座ったり・・。それが縁で、末長いお付き合いになる場合もあります。これもこの仕事の特権かもしれません。

実は今日、柔道会場で今回の取材でぜひ再会したいと思っていた人に、偶然会うことができました!キューバの新聞記者・カルロスさん。4年前のアテネ大会で、同じ試合を取材していたことがきっかけで知り合ったこのカルロスさんは、このときアジア人記者と知り合ったのが初めてだったそうで、ややテンション高め。大会期間中、お茶やランチをしながら日本とキューバの障害者スポーツや文化などについて話たりしていました。そして、お互いにメールアドレスを交換したのですが、送信しようとするとエラーになり、そのうち音信不通になってしまったのでした。

ずっと気になっていた私は北京での再会を望んでいたものの、きっとカルロスさんは覚えていないだろう・・・と思っていたのですが、なんと今日、柔道会場の共有パソコンのナナメ前に座っていたのがカルロスさんでした。向こうも「アッ」という感じで気づいたらしく、勇気を出して「覚えてる?」と話しかけたら、「探してたんだよ!」とカルロス。聞けば、彼も北京で私に会えるのではないかと期待していたとのこと。しばし再会を喜び合い、今回はしっかりと連絡先を確認しあってわかれました。

この日わたしは、朝から水泳、シッティングバレー、自転車、柔道と4つの会場をハシゴしていたため、最後の柔道会場ではかなり体力が落ちていたのですが、懐かしい人と会えて一気にエネルギーチャージできました。ありがとう、カルロスさん!

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posted by amiharu |01:01 | 北京パラリンピック | コメント(4) |
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2008年09月06日

開幕前夜

大会がまだ始まっていないので、番外編のこぼれ話です。

パラリンピックの取材はシドニー大会から続けていますが、出発前の心配度とは裏腹に、なんと今回の北京が一番、(これまでのところ)快適だと感じています(大会はまだ始まっていませんが・・)。

空港では、ボランティアさんが「JAPAN MEDIA」のプラカードを持って待機してくれていて、荷物のピックアップから外への誘導まで、しっかりと案内してくれ、大助かり。ボランティアのみなさん、英語はイマイチ通じませんが、笑顔が素敵です。目をみて「謝謝」と笑顔で返すと、「どこから来たの?」「テレビ?雑誌?」と会話をつづけてくれます。

今日はMPCを探して放浪していたら、ボランティアさんがバス乗り場を教えてくれて乗ったものの、それでもなおオロオロしていたら、乗客のひとりの男性が「僕もMPCのほうに行くから」と、目的地まで連れて行ってくれました。その方は、MPCの隣にある、テレビ関係のメディアが集まるIBCのレストランでシェフをしてると言ってました。

レストランといえば、MPC内のメディアや関係者向けの食堂が、これまた想像以上に広く、おいしく、快適です。20元くらいでおなかいっぱいに。アテネでは、今や笑い話ですが、超超アルデンテの固いパスタと、墨汁のようなコーヒーに辟易していましたが、ここはおそらくそのような心配はないと、期待したいところです。

陸上が行われる鳥の巣などが集まるエリアは、今日はまだ関係者の姿しかありませんでしたが、あすの開会式以降、どれだけ人が集まり盛り上がるのか、楽しみです。

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posted by amiharu |00:34 | 北京パラリンピック | コメント(3) |
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