2008年11月17日

フランス エリック・ボンパール杯雑感

実はこの大会がGPシリーズの中で一番楽しみにしていたのですが、それだけにすべてを見終わってなんだか気が抜けてしまったようです。

さて、男子シングルですが・・・・
私は小塚君の大ファンで応援しているのですが、あえて今回はジュベールに王者の貫禄の演技で勝って欲しいと思っていました。
それで、チャンと2,3位を競って勝って欲しかった・・・。
だから、今回の結果は少し複雑な心境でもあります。
ただ、スケートアメリカで優勝してから急にマスコミの注目を浴びたり、それがヘンなプレッシャーになれければいいな、と心配していたのですが、それは全くの杞憂でしたね。
いつの間にかリンクに向かう時の表情もすっかり精悍な顔つきになって、自信が彼を大人の男に変えた・・・というかそんな印象さえ受けました。
SP(スピンの尻もちは残念でしたが)、FP共にあれだけ伸びやかなスケーティングの中で、安定したジャンプを次々に決める姿にはちょっと胸が熱くなりました。終盤の大勝負の3Aは音楽の盛り上がりとマッチして思わず涙ぐんでしまうほど・・・・。
最後の深ーーーいイーグルを観ながら「あーもう終わっちゃうんだ・・・」と名残惜しい気持ちになってしまうくらい、ヤラれました。
地味だろうとなんだろうと、イイものはイイ!!(笑)

・・と熱くなり過ぎたところで、冷静にチャンとの差を振り返ってみると、やっぱりプログラムのジャンプの難易度を補う戦略的な構成も素晴らしかったのですが、上半身を上手く使って身体全体で演技、表現が出来ているのですよね。
スケートの技術では小塚君の方が上でしたが、PCSで差をつけられてしまったのはその辺のところなのかなーと。
きっと、これからその辺は成長していくのでしょう、これからが本当に楽しみです。

変わって今度は女子シングルですが・・・・
真央ちゃん、今シーズンは少し遅い登場でどんなプロを作ってきたのか、どんなサプライズがあるのか?(タラソワコーチの発言から)ものすごく楽しみにしていたのですが、いろんな意味で驚きました。
SPはたぶん、滑りこめば彼女らしさが出るプロなのではないか・・・とそんな気がしました。ステップもサーキュラーをやる選手が少ないのでうれしいです。
ただ、FPについては・・・これを見た時、アイスダンスのグリシュク&プラトフの「メモリアル」を思い出してしまったのですが、これだけ同じテンポ、しかも早い曲調が繰り返されているプロはシングルではさすがにキツいですね。そうでなくても密度が濃いのに・・・・。何というか、曲にあおられて走り続けて、躓いても、転んでもずっと走り続けてる、そんな感じに見えてしまいました。
真央ちゃんが目指しているのは、オリンピックの金メダルだけじゃなくって、究極のスケーターなんだろうと思います。
努力する天才だけに、極限まで自分を追い込んで練習もしているんでしょうけど、オーバーワークで怪我とかメンタルの面でも少し心配になりました。
まあ、これもまた杞憂で終わるといいのですが・・・・・。




posted by alvaro058 |20:58 | フィギュアスケート | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年11月08日

Cup of China SP(女子シングル編)

結果を知ってからBS朝日で録画したのを観たのですが・・・・・。

おや、キム・ヨナのフリップにeがついてる!
これが一番の驚きでしたね。んと・・・・じゃあ今までのジャッジは?といろんな疑問がふつふつと湧き上がってくるのですが・・・ちょっとそれは置いておきます。
個人的にはアメリカ大会より少し慎重になっているというか、滑りにくそうに見えました。んーあの2A以外はアメリカ大会の方がキレがあったように思います。
でも素晴らしい安定感ですよね。魅せ方もやっぱり上手いですし。
前から「リップ」疑惑のあったフリップですが、このジャッジの影響でヨナ陣営は今後どうするのか楽しみでもあります。
でも、あのトップスピードに乗ったままバシッと決めてくるコンボは魅力なんですよね。

さて、心配してた安藤さんですが、アメリカ大会よりかなり良くなっている印象は受けました。3-3も今回はしっかり認定されましたし。ただ、ステップからのフリップは残念でしたけどね。・・・というか、どうして最初からそういう構成じゃなかったんだろうかと疑問も残るところですが。
あと、前回コケてしまったステップも去年までの「お手手ぶんぶん」から脱却して身体全体を使ってしなやかな動きになって良かった~と思いました。
あと・・・キス&クライでのモロゾフコーチとのやり取りがちょっと口論しているように見えたのと、コーチがものすごーく怖い顔をしてたのが気になりました。大丈夫なのでしょうか。

3位につけた、ラウラ・レピスト、私大好きなんです。(笑)
ジャンプの難易度は上2人よりかなり落ちますが、きれいなスケーティングは本当に魅力的。クワンに似た滑りだなーと個人的には思ってます。フィンランドの選手は基礎がしっかりしていて綺麗なスケーティングの選手が本当に多いですね。

posted by alvaro058 |00:33 | フィギュアスケート | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年11月05日

スケートカナダFP雑感(男子シングル編)

夕べ、高橋選手の怪我によるチャイナ杯欠場のニュースには驚きました。
情報が錯綜しているようですが、まずは精密検査の結果を待ちたいと思います。大事に至らないこと、願っています。

さて、ようやく録画したスケートカナダ男子フリーを見ることが出来たのですが・・・・何とも奇妙(?)な結果だったと思います。
一番の原因はSP2位、FP3位のパトリック・チャンが総合的に優勝してしまったことにあるのでしょう。
チャンの演技を見ましたが、彼のスケーティング技術を最大限に生かした、これでもかってくらい繋ぎだらけのプログラムで、滑り自体は17歳とは思えない円熟したテクニックを感じさせました。
ただ、ジャンプのミスが多かったせいか、TESが8位の点だったのに、PCSがダントツの1位の点数というのは正直解せないものがあります。
確かにプログラム自体はとても素晴らしく、彼のスケーティングスキルも高いのは確かですが、ただ、TESの低さから考えると、完成度としてはイマイチという事でそこまでPCSを出していいものなのか・・と。
フィギュアスケートの芸術性というのは、高い技術の上に成り立つものだと個人的には思っています。
こういうジャッジをされてしまうと、競技として成り立たなくなってしまうのではないかと危惧してしまいます。
好きな選手だけに、複雑な心境になりました。

チャンの滑りは小塚君タイプかな?、と最初思っていたのですが、小塚君が往年の名スケーターを思い起こさせるような古典的な正統派だとしたら、チャンは新古典といっていいのか、正統派から派生したニュータイプのような感じがします。
上手く説明できませんが・・・・・。

ポンセロはやはりフリーは厳しかったですね。でも彼の滑りもきれいなので好きです。
2位のブラッドリーはおめでとう!ですが、彼が演技した後はリンクがボコボコになるんじゃないかと・・そんな事を思ってしまいました。でも、個性的で面白い選手ですね。
3位のライサチェクですが、出来がそれほど悪くないけど去年と違って、ジャンプとの回転不足をしっかり取られたり、点が伸び悩んでいる印象があるのでちょっと心配になりました。

んー今シーズンのジャッジの傾向がまだ良くわからないのですが、基本のスケーティングの良し悪しが評価に大きく響いている印象は感じています。


posted by alvaro058 |22:36 | フィギュアスケート | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年11月03日

スケートカナダ雑感FS(女子編)

フリーでは一体何が起こるんだろう・・・
そんな気持ちで先に結果を知ってしまいましたが、とりあえず村主さん、2位おめでとうございます!!
滑りの良さが戻ってきたようで、昔からずっと見ていたモノとしては本当にうれしかったです。
スピンを間違えて同じものをやってしまった?ので1つノーカウントになってしまったのは残念でしたが・・・。
この調子を今シーズンずっとキープ出来るといいですね。

武田奈也さん、元気一杯で健康的な魅力を感じますが、やはり競技で上に行くにはルッツとフリップを確実に入れないと厳しそうですね。
それが難しければ、レピストのようにスケーティングを磨くか、1つ1つのエレメンツの質を上げていくしかないですが・・・・。

ロシェは、地元の声援を受けて貫禄のフリーでした。
今シーズン、アランフェスなんですね。ステップの部分の曲調とか、本田君のステップを思い出してしまいました。
シーズン始めとはいえ、良くまとまったプロになっていると思いました。
ロシェ自身もすごく気に入っているんだろうなーというのが伝わってくるような演技でした。でも、ものすごい高得点でしたけど(^^;;

コストナーは・・・ある程度予想出来た事とはいえ残念でしたね。
能力は高いのにここまで波のある選手に対しては、ジャッジもどう評価したらいいのか迷うのではないかと思うくらいです。
ファイナルは厳しくなりましたが、ユーロまでには調子を取り戻して欲しいものです。

ごめんなさい、まさかシズニーが3位に入るとは思ってませんでした。
確かにジャンプさえ決まれば素晴らしい選手なのですよね。
一昔前のアメリカン・アイドルっぽい容姿ですが、スピン、スパイラルは本当に美しく華やかで、THE・女子フィギュアという感じがしました。

・・・・まだちゃんと見てませんが、男子は何だかびっくりするような結果になりましたね。
カナダ大会は例年大荒れになる・・・というのが定番になりそう。

あと、ほとんどニュースでは紹介されていないのですが、川口悠子さん、ペア優勝おめでとうございます。
SPだけ動画見ましたが、ロシアのスケートらしく美しい身のこなし、1つ1つのポーズが本当に決まってましたね。




posted by alvaro058 |22:30 | フィギュアスケート | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年11月01日

スケートカナダSP雑感(女子シングル編)

スケートカナダの地上波の放送はほとんどないんですねー。

さて、女子シングル、メンバー的に混戦が予想されましたが、やはり・・という感じです。

1位のロシェ・・・・全体的な滑りは良かったと思うのですが、コンボが3Lzがオーバーターンしているので、かなりの減点かと思ったのですが、予想以上の高得点でしたね。雰囲気も良かったのでPCSの救済(?)かと思ったらTESがものすごく高い。これならヨナの高得点も不思議ではないかも、と思ったほどです。

個人的に村主さんが2位につけたのはうれしいですが、昔のキレのあるスケーティングを思い出すと、観ていて少し辛い気持ちになってしまいました。特にスピンが気になったのですが、1つ目のスピンがまるでツイズルのようにクルクル滑って行ってしまったのですが、あれはレイバック?変なアップライトのようにも見えてしまいました。
彼女はどちらのスピンも上手なのに。
でも、今年でGP参戦13シーズン目ということで、本当にすごい選手ですよね。

ジャンに関しては、身体が大きくなった事で少し伸び悩む時期なのかなと思ったりしました。ただ、スケーティングはもっと磨いて欲しいですね。余りエッジに乗れてないというか、スピードもなく、リンクを大きく使えてないようにみえました。スピンは素晴らしいし、スパイラルのポジションも見映えするので、もったいないなーと思います。

コストナーはスケーティングやステップは抜群に素晴らしいのですが、ジャンプは相変わらず不安定ですね。
DG、2foot、転倒ではさすがにジャッジも点が出せない。

明日(今夜?)のフリーで順位が大きく動くような気がします。
それくらい予想がしにくいですね、この大会は・・・。
ただ、SPよりもみんなが良い演技をしてくれることだけを願います。



posted by alvaro058 |23:00 | フィギュアスケート | コメント(0) | トラックバック(0)
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