2008年01月31日

天才~WEB武藤塾~

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プロレスで天才といえば武藤敬司! そして太陽の天才児は棚橋さん ですが、野球の世界で天才といえば、そりゃあ誰がなんと言おうが『イチロー』選手ですよね。

先日、NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組を何気なく見ていたら、な、な、な、なんと~ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!
『エキストラ・アミノ・アシッド』イチロー選手のベッドの脇に置いてあるじゃないですか!!!}以前からご愛用いただいているとは聞いていたのですが、実際に遠征に持ち歩いてくれているのを見るのは初めてだったので、改めて喜んでしまいました\(^o^)/

就寝前に4~8粒を飲むとお伝えしてあるので、ベッド脇の机の上にペットボトルとセットになっておいてあるのは、きっと正しい飲み方をしているんだと。
その間約1秒の自己満足でした^^;)
再放送もあるらしいので、もう一回見よっと(^^)v

KUWABARA


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2008年01月29日

新人オーディション~WEB武藤塾~

1/27に武藤塾番外編として新人のオーディションを開催しました。今年で三回目となり恒例になりつつありますが、毎年気合十分の若者達で会場は賑わいました。

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一昨年の合格者からは、T28、真田、KAI、YAMATOの四名が見事デビューしており、昨年合格した駿河一も一年間でデビュウにこぎつけることができました。
今年は28名のエントリーの中、3名の若者が一時審査合格の切符を手にしました。

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とはいうものの、これはまさに入り口!
これからが本当の試練の始まりだと思います。途中リタイアする者も少なくありませんが、ぜひ頑張ってデビュ-してもらいたいと思います。

プロレスの修行はかなり厳しいものではあります。その真っ只中にいると先が見えなくなることが多々あります。永遠にこの状況が続くような錯覚に陥ります。その中でも続ける事が出来る人は、明確な目標を持っている人です。

このことは私たちの日常にも当てはまるかもしれません。日々嫌な事が続いたり、嫌な上司や嫌な先輩がいたりすると、永遠にその環境が変わらないような錯覚に陥ります。でも世の中のすべては日々変化していますから、必ず陽の当たる日がやってきます。その日をイメージして、自分の理想や目標を失わないようにしていきたいものです。

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もちろん今の環境に満足している人は、その環境を当たり前と思わずに、感謝の気持ちを持って取り組みたいものです。

オーディションの後に行われたリング上でのトークショ-では、武藤さんのコメントが心に残りました。

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『この歳になると遊びはもう飽きた。今は仕事が楽しくて仕方ないんだ』武藤

KUWABARA


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2008年01月27日

第二回ヤノクワ塾~WEB武藤塾~

先日、ゴールドジム大宮さいたま店にて、第二回の『ヤノクワ塾』を開催しました。

今回のテーマは第一部「ダイエットと関節保護」で第二部は「腹筋」でした。
ダイエットすなわち脂肪燃焼ですが、脂肪はいきなり燃焼してなくなるのではありません。大雑把に分けて、 「分解」→「運搬」→「燃焼」の3つのハードルを越えなくてはなりません。それぞれ効果をあげる素材があるのですが、最初のハードルである「分解」がなかなかうまくいかないケースがあります。運動をするとアドレナリンやノルアドレナリンという物質が分泌されて、それが脂肪細胞のβ3受容体に刺激を与えます。ここが脂肪分解の窓口となり、その後、脂肪細胞の中で分解を進めていくのです。ところが、日本人の39%もの人がこのβ3受容体の応答がにぶいという報告があります。つまり分解の窓口が小さくて手続きの処理が滞ってしまうといったイメージです。そこで注目すべき素材が「コレウス」というシソ科の植物に含まれる「フォルスコリン」という成分です。この成分はβ3受容体を介さずにダイレクトに脂肪細胞に入り込み、脂肪分解の手続きを進めてくれるといった代物です。

これまで有酸素運動をしてもなかなか脂肪燃焼がうまく進まなかった人は、手続きの窓口が小さくて処理が滞っていたのかもしれません。上手に他の入り口から入る方法を使ってみては如何でしょうか。

第二部の腹筋ですが、ジムなどではアブベンチというマシンを使う方も多いかと思います。負荷を重くすると両足が浮いてしまうので、マシンの一部に足をひっかけて頑張ってやっている人も多いのではないでしょうか。この場合、腸腰筋に効いていてしまって、肝心の腹筋への刺激が分散してしまいます。アブベンチの一番効く重量はギリギリ足が浮かない重量だそうで、しっかりと背中のパッドに沿ってフルに伸長・収縮を行うのがいいそうです(両足は広めに置く)。紐は両手でしっかりと肩・首・胸に固定しておくのもポイントで、重さや回数以上にフォームが大切との事でした。ぜひ一度お試しください。

ヤノクワ塾の終了後、脚トレをする水間さん(これまで何度もミス日本に輝く日本を代表する女性ボディビルダー)を発見しましたが、ストリクトなフォームで普~通に100キロをこなしていました(@_@)恐れ入りましたm(__)m

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KUWABARA


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2008年01月25日

イップス~WEB武藤塾~

ゴルフをする人なら『イップス』という言葉を聞いた事があるかもしれません。イップスとはプレッシャーなど何らかの精神的な理由によって、筋肉が硬直したり痙攣したりして、思うような運動動作ができなくなる事をいいます。今まで出来ていた当たり前の動作が、突然に出来なくなってしまうといったスポーツ選手にとっては相当苦しい症状といえます。

ゴルフのパターの際に見られますが、ドライバーやアプローチでも起こる事がありますし、また誰にでもイップスになる可能性はあるそうです。
先日、専修大学のスポーツ心理学の先生とお話する機会があり、イップスにつ
いて色々と教えていただきました。

イップスはゴルフだけではなく、テニスのサーブの時や、野球でも内野手のトスの際などに起きる事が多いそうです。また本人が自覚していなくてもイップスにかかりつつあったり、周りが気がつかなくてもイップスになっているような隠れイップスのケースも多いようです。

イップスの根本的な原因は不明とされていて、原因が不明なだけに根本的な治療法も確立していないようですが、克服して更に成長していく選手もたくさんいるようです。

中には美容師さんでイップスになってしまい、自分のイメージ通りにカットが出来ないというケースもあるみたいです。不思議なことに、右手で起きても左手ではなんの支障もなく動作ができたりするようで、ゴルフのスイングでもボールが無いときの素振りはキレイにできているのに、いざボールを置いて打つとイップスが起きるといった具合です。

暫らくその競技から離れてリフレッシュしたり、全く違う身体の動きを取り入れてみたり、ムキになって力を入れないことが一つの対策だそうです。それとウエイトトレーニングでも何らかしらの効果が期待出来るようで、通常の競技とは別の負荷を筋肉に与えることでイップスを克服するきっかけになったケースもあるそうです。

私たちの身体は脳(気持ち)に支配している事に改めて驚かされました。

KUWABARA

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2008年01月23日

神の手~WEB武藤塾~

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大切な知人から、少しだけ落ち込んでいる私に画像が届きました。

見てビックリ !?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?

沖縄に何年かに一度現われる 『神の手』と呼ばれる雲だそうですw(゚o゚)w オオー!

幸せになって欲しい人に送ると、受け取った人は幸せになるそうです
U\(●~▽~●)Уイェーイ!

送られるのは嬉しいですけれど、送る相手が沢山いるのも幸せですよね。

WEB武藤塾ご覧の皆さんの幸せを願ってご紹介しましたo(*^▽^*)o~♪

KUWABARA


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2008年01月21日

太陽の天才児!棚橋弘至選手登場~WEB武藤塾~ 

先日、棚橋選手とフィットネスクラブの機関誌の対談で再会しました。昨年の武藤塾以来ですが、体調もよさそうでエネルギーに満ち溢れている感じでした。

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武藤さんと話しをするときは、その大半がプロレス、トレーニング、サプリメントの話題に集約されるのですが、棚橋さんとの話は更に集約されていて、

トレーニングとサプリメントに限定されています(^^ゞかれこれ10年来のお付き合いとなりますし、一緒にトレーニングや食事をすることもあるのですが、それ以外の話しを二人でした記憶があまりないのです^^;

もしかしたら私に気を遣って、敢えて話題を限定してくれているのかもしれませんが、嫌いでない事だけは確かだと思います。
それにしても10年前は武藤さんの付き人で誰も顔を知らない若手レスラーが、新日本プロレスのエースにまで駆け上るのですから、やはり凄い事です。
実はたまたま私との対談の前に武藤さんと対談をしていたらしく、もしかしたら丸腰にもなったし、全日のマットに上がる日も遠くない?って個人的には期待してしまいました!(^^)!

前回の合同トレの時に、肩のフラッシング法をやったのですが、どうやら棚橋さんが新日の道場で広めているようで、新日の選手達から感想やらやり方についてのメールが頻繁に来るようになりました(^^)(←第一号はマホン)
みんな誰かに影響を受けて、また誰かに影響を与えて、日々精進しているんだなぁと、改めて感心しつつ、私も太陽の天才児のエネルギーをもらった一日でした。

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KUWABARA


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2008年01月18日

ECEトレーニング~WEB武藤塾~

先日、ミスターユニバースの杉田会長から

「シェイプクラブの重村会長から電話があって、武藤塾とかいう塾で、誰かがECE(トレーニング)を教えているらしい」

という電話があったと聞きました(>_<)
それ間違いなく私ですから(^^ゞ
という訳で、間接的にですが、改めて(自称)(代理)(代行)師範代の許可を勝手に頂きましたm(__)m

ECEとは  、鍛えたい筋肉の運動の起点を、
筋肉の伸展(エクステンション)→収縮(コントラクション)→伸展(エクステンション)

の順番で行い、動作中の呼吸はすべて呼気(はきながら)行うというトレーニング手法です。
例えば、通常のベンチプレスの場合、収縮の状態(バーを挙げた状態)からスタートさせて、伸展(バーを下ろした状態)→収縮(バーを挙げた状態)となります。これはCECの順番であり、この逆をやるのです。マシンでのチェストプレスなどは、ECEの順番になっていると思います。これを常に呼気の状態、つまりはきながら行います。

このトレーニングはターゲットとしている部位が意識しやすくパンプ感が強いのと、従来のやり方よりも軽い重量で追い込めるといったメリットがあります。つまり主働筋以外の筋肉の動員を最小限に抑えて、軽い重量でも大きな効果を得られるというものです。

まだ諏訪魔選手が新人の頃に、全日の道場での合同トレでECEを実施したこともあり、特に背中や脚はパンパンになっていました。脚の場合、レッグエクステンションはECEの順番的にもやりやすいのですが、スクワットやレッグプレスは通常とは逆の順番になるので少しやりにくい面もあります。

唯一絶対のトレーニングは無いと言われています。どんなトレーニングもマンネリや慣れという状態が訪れます。そんな時に、トレーニングの引き出しが多い人は、プラトー(踊場)の状態から早く抜け出せるのです。トレーニングのサイクルは人それぞれですが、ざっと3ヶ月くらいで変えると新鮮な感じが維持できると思います。マンネリの方は一度お試しください!(^^)!

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KUWABARA


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2008年01月15日

感謝~WEB武藤塾~ 

先日、何気なく本屋さんで立ち読みをしていました。
そこにはハッと思わされる事が書いてありました。

コップに水が半分入っている時の人の反応は3通りあるそうです。
一つは『半分しか入っていないのか』というネガティブなもの。
もう一つは『半分も入っている』というポジティブなもの。
そしてもう一つは 『半分残してくれている』という感謝の気持ち、の3通りだそうです。

では、コップに水が一杯入っていたらどういった反応があるのでしょうか?
半分の時のように、ネガティブな反応が起きるのでしょうか?
いいえ。一杯入っているという事に喜びや感謝はしても、ネガティブな反応は起きにくいと思います。

でも、私たちの日常は果たしてどうでしょうか?
ゴハンが食べられる、空気が吸える、普通に歩ける、どれもコップに一杯水が入った状態であるにもかかわらず、喜びや感謝の気持ちはほとんど生まれてきません。むしろ不満すら言ってしまいがちです。

本に書いてある内容は若干、例え方や表現は違っていたかもしれませんが、概要はこんな感じでした。
豊かで幸せすぎる弊害なのかもしれませんね。
どうしても日々ネガティブな話題やテーマが多くなりますが、当たり前と思っていることに喜びや感謝の気持ちを持つことで、毎日がもっとハッピーになるような気がしました。

私もすぐに忘れてしまうかもしれませんが、とりあえず感謝という事を意識してみようと思います。
ベンチプレスにも感謝、スクワットにも感謝、ダンベルにも感謝、シャワーにも感謝で、プロテインにも当然、大感謝(^^)
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KUWABARA


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2008年01月11日

年賀状~WEB武藤塾~ 

このブログも、今回がちょうど100回目の原稿となります\(^o^)/

とはいっても、原稿の内容としてはいつもと同じですが^^;
いずれにしましても、長い間、お付き合い頂き、ありがとうございます

先日、頂いた年賀状を整理してふっと思ったのですが、レスラーの年賀状も幾つかのパターンがあります。

家族(と一緒の)写真派は、武藤さん、小島さん、カズさん、外道さん、本人写真派は、棚橋さん、真壁さん、菊ちゃん、永田さん(総合)、宮本さん、普通の年賀ハガキ派は、AKIRAさん、金原さん、平井さん、マホンさん、社用流用派は、T28、長井さん、神取さん、その他メール派もNOAHの斉藤さん他、結構いました^^;
いずれにしても皆さん、新年の意気込みが感じられます。プロレスの場合は新年からの試合が多く、年が明けて少ししてからが冬休みといった感じがしますが、怪我だけには気をつけて、2008年ますます活躍をしてもらいたいと願っています。

そんな中で私が独断と偏見で選んだ今年の年賀状ナンバー1!!!!!
棚橋弘至選手に決定いたしました\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
あくまでも私の独断と偏見で決めました(^^ゞ'

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最後の最後まで、チェーンを首に巻いた写真の真壁選手と競っていたのですが、決め手は「今年こそは300ワークアウト!!!」のコメントでした。ベルトや防衛に触れるのではなく、敢えてトレーニングの回数を書いてあるのが棚橋さんらしいところです。

昨年、一昨年と私が年間300回のトレーニングを目標としていた事を、以前棚橋さんにお話ししたことがあるのですが、かなり意識した目標のようです。
年300回は単純に月25回ということになります。勿論トレーニングは、ただ回数だけをこなせばいいというものではなく、その内容(質)が重要となります。しかし一方で、ある程度の回数を目標にしておくと、トレーニングをするということ自体がライフスタイルの一部となり、自然とトレーニングをする癖がついてきます。また部位を分ける事で、オーバートレーニングにも陥る事を防げるでしょう。そういった点で、年間のトレーニング回数を一つの目標とあげるのは、意外と成果に結びつきやすい気がします。

'年賀状のお礼と挨拶のために菊ちゃんにメールを送りました。
『あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます』(クワ)
『このアドレスはどなたのでしょうか~?(^_^;)』(菊)
→すっかりアドレス消されていました(-_-;)}'
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KUWABARA


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2008年01月09日

世にも不思議な経験~WEB武藤塾~

少し前に「諏訪大社」のタイトルで私の不思議な経験を書かせて頂きましたが、今回はもう一つの世にも不思議なお話しです。

人にはそれぞれ価値観があって、鉄道が好きな人がいれば、車が好きな人もいます。サッカー命の人がいる一方で、俺は絶対に野球!という人も。そういった中で、私が体つくりや筋肉に興味をもったのは子供の頃からではなく、ある不思議な経験がきっかけでした。

それは私がまだ29歳の若かりし頃、ある朝起きると突然に首の辺りに野球のボール半分ほどの大きな瘤ができていました。痛みはないものの、部位が部位だけに近所のお医者さんに診てもらうことに。その時の先生の衝撃的な言葉はいまでも忘れられません。『すぐに入院して精密検査をしてください。最悪のケースなら数週間から数ヶ月の命かもしれませんよ』目の前が真っ暗で、他人事のように先生の言葉を聞いていました。号泣ではなく、自然と涙がこぼれる感じで、暫らくは茫然自失といった状態でした。

翌日、改めて総合病院に診察に行き、そこから約1ヶ月近い検査が始まりました。結局、瘤を摘出して検査をすることになり、手術のための入院となったのです。
 
その結果、「リンパ芽球性リンパ節腺症」と診断され、先生曰く「命に別状はありませんが、治療には相当の時間と我慢が必要です」との事でした。
いつまで経っても退院の予定日が記入されない無菌室の中で、免疫抑制剤を打ち続け、放射線治療を続けました。髪の毛はすべて抜け落ち、顔は副作用で浮腫み、トイレもベッドの上でするため、自分では立ち上がれないほど筋力も弱ってしまいました。極端に抵抗力が弱っているためビニールを貼った無菌室にいるのですが、先生からは万が一にも菌が入らないようにだけ注意されていました。そんな日々が約半年ほど続きました。

そんなある日、咳が激しく出始めました。日に日にというより、一時間毎に激しくなり、やがてベッドの上に起きていられなくなりました。横になっても咳は止まらず、ついには意識が朦朧とし始め、人口呼吸器をとりつけ昏睡状態に陥ってしまったのです。熱もゆうに40度を超えるほどあったらしいのですが、意識が無くなってからは実は苦しみは消えていました。

その時に見た夢の話です。

広い砂丘で私が一人歩いています。先ほどまでの苦しさがウソのように楽しく歩いています。暫らく歩いていくと、先の方から砂丘の砂と同色の袈裟を着た人がやってくるのです。そのまま歩いていくと、その人は一人ではなく、ちょうどボーリングのピンを並べたように、先頭に一人、次に二人といった具合に大勢の人でした。私はその人たちとすれ違いながら、もしかしたら進む方向が逆なのかな?と思ったのですが、ここまで歩いてきたのだからもう少し進んで行ってみようとそのまま彼らの中を一人逆方向に進んで行きます。

その時、先生の「桑原君、しっかりしろ!!!」との声で目が覚めました。どうやら白目をむいて意識を失っていたようです。酷い肺炎を起こし、寝たままポータブルのレントゲン機で撮ったところ、先生曰く「まるで死人の肺だ」との事でした。肝臓へのダメージよりも命が優先との事で、検査の猶予もないため、同時に数本の抗生物質を点滴し、そのうちの一つが効いてくれたお陰で一命をとりとめることができました。その数本は当時その病院にあって私が受けていないすべての抗生物質だったらしく、それ以外の抗生物質が必要な場合は時間的にも間に合わなかったそうです。

俗に言う三途の川なのか、臨死体験なのかは定かではありませんが、単なる夢というにはあまりにもリアルで恐ろしい体験でした。

当時は、臨死体験という言葉が流行っていて、色々なテレビで取り上げられていました。そんな時、私はあるテレビの中の絵に釘付けになりました。それは平等院鳳凰堂にある、阿弥陀如来が死者を迎えに来る様子を描いた『九品来迎図』です。あまりにもこの絵が私が夢の中の砂丘で遭遇した状況と酷似しているのです。

その後、一年ほど経って体力が回復してきた頃、実際に平等院に行って生で拝観したのですが、それはまさに私が経験したあの夢の世界でした。
700年以上も昔にも同じような経験をした人がいたのか、世にも不思議な経験でした。

その後、この時の経験から大きな影響を受けて、健康や筋肉やひいてはトレーニング、サプリメントといった世界に没頭していきました。

KUWABARA

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