2007年03月09日

トレーニングの鉄則その3~WEB武藤塾~

  過去2回ほど、このコラム欄でトレーニングの鉄則について触れました。一つは「力は不合理に使え!」で、もう一つは「漸進的向上」でした。今回は久しぶりにトレ鉄(その3)でいきたいと思います。
  トレーニングの効用は色々とありますが、特にウエイトトレーニングがメンタル面に及ぼす大きな効果は、自分の限界を知る事と、その限界に挑戦するという事の二つかと思います。例えばベンチプレスも100キロあがったから偉いとか、120キロあがったらもっと偉いといったことではありません。その人が何kg.あげる能力があって、その能力をどれだけ出し切ったかが大切なのです。それが限界を知ることでもあり、その時には「俺ってここまで何だ(-_-;)」といった『謙虚』な気持ちが生まれてきます。つまり自分の限界を知ることは謙虚さを学ぶことでもあります。しかし一方で、謙って、控え目&控え目だけでは進化はしません。もう一つ大切な事は『自信』です。限界を知って、今度はそれに臨む事によって自信が生まれます。フォースドレップでもいいので、補助をしてもらって、限界を超える疑似体験をすることで、限界を超えた錯覚が生まれます。その際には、気持の中に小さな自信も生まれてきます。「やればできるじゃん(^^)v」
  『謙虚』と『自信』、この二つの要素のバランスがとれたときに、トレーニングの質はぐっと向上し、すべてが好転してきます。ウエイトトレーニグは日常の中で、この二つの要素を上手に体験できる身近な作業だと思います。体を鍛える、筋肉を鍛える、という作業が、実はメンタル面においては、謙虚さと自信という、ともすれば二律背反ともなりかねない二つの要素を磨いてくれるのです。確かにビルドアップしたレスラーは、素顔は皆、礼儀正しく律儀なのも理解できます。
まさに「身体と心は一体」といったところでしょうか。
中学や高校の授業でウエイトトレーニングを取り入れたら、不良なんていなくなるんじゃないかって考えるのは私だけでしょうか(^^ゞ


桑原弘樹

posted by all-japan |17:03 | コメント(0) | トラックバック(1)
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