2012年05月04日
年寄名跡問題
かつて、借り株大関といわれた元小結の若獅子は、鳴戸⇒峰崎⇒荒汐⇒小野川⇒千賀ノ浦⇒湊川⇒花籠⇒竹縄⇒芝田山⇒藤島⇒佐ノ山と12年間に11回も変わっている。 そして、『新たな年寄名跡の賃借禁止(借り株禁止令)』といった理事会決議などもあって廃業を余儀なくされてしまった。 これに、続くのが元前頭1の蔵玉錦である。 立川⇒富士ヶ根⇒枝川⇒中川⇒白玉⇒佐ノ山⇒錦島と約30年近く年寄株を取得できずにいる。 元小結大善から富士ヶ根を借りていたが、『年寄名跡の貸し借りを認める(借り株解除令)』という理事会決議を受けて、2002年に枝川への名称変更をした。 そして、現在に至っている。 錦島は、現在豊ノ島が所有しており、あと彼が5年現役を続けられれば定年まで勤めることが可能だ。 年寄株問題は、いままで株を持っていた人の退職金ということで、高騰しているようだ。 5月2日の公益法人制度改革対策委員会で、事実上の売買で譲渡されている名跡を協会が一括管理する方針を決定した。 内容的には、支給対象は名跡の保有者で仮名跡と一代年寄は除き65歳の定年退職時に一括で支払う案になっている。その特別功労金の金額を3000万円となった。 6月に目指す公益法人の申請に向けてまだまだ難航しそうだ。 ただ、これにより、琴錦も借り株のまま秀の山を名乗っているが、所有者の定年退職している元関脇長谷川さんから取得できるかもしれない。 高額で株を取得し、返済している親方にとっては3000万で返済ができるかという死活問題であるようだ。 年寄株も、マイホームと一緒で、賃貸か分譲かどちらがいいのか、個人的な考え方もあるが借株のままいるのも一つの考え方だ。 ただ、現錦島親方は、借株の親方が委員に昇格できない規定になっているため階級は平年寄のままである。
posted by alexsportscolumn |11:55 |
大相撲 |
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年寄名跡問題
コメント投稿者ID : OOH00039213
年寄名跡って、歌舞伎役者や落語家の名前と似て、伝統がありますよね。スポーツの監督やコーチと同様の感覚で論じられることが多いのですが、名前自体に価値があることも考えて欲しいという気がします。
一方、定年退職になった親方が年寄株を保有し続けて貸しに出すケースが最近増えているように思います。老後の金銭保障のためなのか、年寄株問題の帰趨が判然としない中では買い取る現役力士が減っているのか、そこら辺の事情が分かれば教えて下さい。
posted by みつのころりん | 2012-05-07 22:33
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