サッカーと心身の使い方

正しいがんばり方

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こんにちは、久しぶりの更新になりますがお付き合いください。

先日、休憩をした後に仕事を始めるにあたり「よっしゃ、がんばるぞ」と思った瞬間、カラダの前面、右側に緊張を加えたことに気がつきました。

「ん?この緊張はなじみがあるな。」と思いました。

学生時代にサッカーをやっていたとき整体にお世話になった痛みと同じ捻れのパターンの緊張でした。

「自分の場合は“がんばる”という思考とこの過度な緊張がセットになっていたんだ。」と思いました。

カラダの前面の過度な緊張は前進する際のブレーキになります。

僕は一生懸命ブレーキをかけながらサッカーをやっていたのでした。

さて、周りを見回してみてください。

必要以上に筋肉を緊張させることで“がんばっている”と錯覚しているスポーツ選手・愛好家はどのくらいいるでしょうか?

それがない選手の動きはしなやかで美しく見えます。

「それって自分かも。」という方も結構いらっしゃると思います。

アマレベルだと周りの人の姿が結構思い浮かぶと思います。

プロレベルだと”がんばる”という思いとは別の理由からだったりするかもしれませんが、(例えば、これに負ければ後がないなど)普段は上手く動けていても、追い込まれている時に緊張で動きが硬くなる選手が見られると思います。

僕が子供のレッスンをしているとすでに”がんばる”という思いと過度の緊張を加えるということがセットになって習慣化しているケースがよくあります。

親や周りの人のまねをして学んだのでしょうか?それとも、そのように育てられたのでしょうか?

一昔前全盛だった、歯を食いしばってがんばることが美徳であるという価値観と緊張を加えるということが結びついて影響しているのかもしれません。

僕の場合は小さい頃に周りをまねしてカラダに力をいれ、一生懸命やっていることを誉められたということがこの習慣を形成するのに関係している気がしました。

人によってクセを形成する要因は様々ですが、ブレーキをかける筋肉の使い方が習慣になると、練習すればするほど緊張が強化され、スランプに陥り、最終的にはケガや痛みといった形となって現れます。

そうなる前に、自然な動きの邪魔をしているカラダの使い方のクセは治したいですね。

若年層の指導なら、変なクセをつけないで育てられればベストです。

さて、今までの話から正しいがんばり方について考えてみると、

「その運動に必要な量の筋の緊張を伴った動作を行うことである。」と言えると思います。

脱力のし過ぎ、リラックスのし過ぎもいいパフォーマンスには繋がりません。

脱力法やリラックス法がうまく行かない人は、し過ぎているのかもしれません。

その運動に最適な筋の緊張具合を見つけることがいいパフォーマンスに繋がります。

良い加減を見つけるお手伝いはお任せください。

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アレクサンダー・テクニーク教師
高椋浩史(たかむくこうじ)

2001年から2年間、青年海外協力隊員としてバングラデシュでサッカーを指導。現地の人たちのしなやかなで生き生きとした身体のありかたに感銘を受ける。帰国後、アレクサンダー・テクニークの教師養成コースで学び2010年に教師認定を受ける。
現在は東京・吉祥寺のアレクサンダー・テクニーク教師FUN!で主に教えている。

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