サッカーと心身の使い方

リハビリのコツ

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やりました!サッカー日本代表、祝ブラジルワールドカップ出場決定。コンフェデ杯、そして本大会とこの先も楽しみが増えました。選手のみなさんお疲れさまでした、そして、これからも頑張ってください。

さて、今日はリハビリに新たな視点を加えたらもっと効率よく回復できるのではないかというお話です。

みなさん、ケガをしたらまずは医者で診断してもらい、腫れや痛みが引いてきたらリハビリを開始すると思います。

リハビリではまずは自重以下の負荷で動いて、徐々に負荷を上げて行き、自重で動けるようになったら、種目毎に必要とされる体力トレーニングを行い、競技に必要とされる強度で動けるようになったら競技復帰という流れが一般的だと思います。

ここに、動きのクセに着目するというプランを加えることでリハビリがもっと効率よくなり、場合によっては受傷前より動きの質が良くなる可能性があるということをお伝えしようと思います。

最近、このような例がありました。

Aさんはダンスをやっている方です。半年くらい前に膝を痛めた後、腫れや痛みがぜんぜん引かず、病院にいったのですが、MRIやレントゲンでも原因がわかりませんでした。リハビリとして超音波を当てたり、筋トレを行っていたそうですが、それでも、腫れが引かず、びっこを引いてレッスンに来られました。

筋肉の状態を確認すると、痛みと恐怖心から身体を固めていて、特に受傷部位周辺がかなり緊張した状態で、その緊張が治癒を遅らせているようでした。

この状態で筋トレをしても逆効果だと判断、脳に動いても怖くないということを理解してもらう為に、座った状態でゆっくりと様々な動きをしてもらうというリハビリをしばらく行ってもらいました。

これに加え、びっこを引いて歩くというクセを修正するために全体のバランスをとりながら歩く練習などを行った結果、3レッスン後にはかなり状態がよくなりました。

Bさん、武道をやっている方。膝痛で通院。医者から膝周りの筋トレを勧められ行っていました。

筋肉の状態をみると、上肢、下肢の筋肉がアンバランスに過緊張していたので、この緊張が膝周りのじん帯を引っ張って痛みが発生しているかもしれないという仮説を立てました。

上肢、下肢の緊張を緩めた結果、全体のバランスが回復し、膝の痛みが消え、ラクに歩けるようになりました。

武道で行っているBさんの立ち方が足の筋肉に過緊張をもたらしている可能性が高いと推察。

私が緊張を緩めて痛みが消えても、カラダの使い方は変わらないので、再度同じ痛みが発生するので、Bさんはその後、新しいカラダの使い方で立つ、歩く練習を行っています。

この場合も、筋トレよりもまずはクセを取り除くことが効果的でした。

これらの例から以下のプランを通常のリハビリに加えることで、より効率的に競技復帰ができるのではないかと思っています。

①受傷後に受傷部位を守る為についたカラダを固める習慣を取り除くためのリハビリを行う。

②使い過ぎによる傷害でリハビリを行う場合、それまでの自分の動きのなかに痛みに繋がるクセがある可能性が高い。そこで、リハビリの一環として、そのクセをやめることを取り入れると、復帰後の動きの質が受傷前よりも良くなる可能性がある。


何度も同じケガを繰り返したり、通常のリハビリで何か上手く行っていないという場合、もしかしたら、動きのクセに解決の糸口が見つかるかもしれません、お困りの方は一度お問い合わせください。

詳しくはこちら:COZYスポーツコンディショニング



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アレクサンダー・テクニーク教師
高椋浩史(たかむくこうじ)

2001年から2年間、青年海外協力隊員としてバングラデシュでサッカーを指導。現地の人たちのしなやかなで生き生きとした身体のありかたに感銘を受ける。帰国後、アレクサンダー・テクニークの教師養成コースで学び2010年に教師認定を受ける。
現在は東京・吉祥寺のアレクサンダー・テクニーク教師FUN!で主に教えている。

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