2007年08月06日

朝青龍の出場停止問題で「うつ病」に注目が集まっていますが

朝青龍が二場所出場停止の処分を受けて、そのショックでひどい「うつ状態」となり、
主治医がモンゴルへの一時帰国を必要とするという診断を出したことで、
このモンゴルへの一時帰国を相撲協会認めるのか否かということが議論されております。

私は相撲のことは詳しくないので、今回の処分が重いのか軽いのか、
また、病気療養のため、謹慎中でもモンゴルへの帰国を認めるのが妥当かどうかの
ところはわからないし、このブログで言及するつもりはありません。

ただ、近年、なかなか目に見えづらい、「メンタルな病気」である
うつ病がここで大きくクローズアップされておりますが、
果たしてこのうつ病が正しく理解されるような伝わり方がしているのか、
そこには少し疑問を感じております。

5年ほど前になりますが、当時在籍していた会社の人事部門で、
健康管理をしていた時期がありまして、その時に問題になっていたのが
うつ病やその前段階である「うつ状態」になった社員を、会社として
どうケアするかという問題でした。

うつ病というのは、対人関係や職場環境などでかかるストレスに対応できず、
会社や学校に行かなくなり、眠れなくなったり、食事もなくなり、
何事もやる気力が起きなくなるというものです。

このうつ病が深刻化すると、対処を誤ると、ひどい場合は自殺に至る事もあり、
うつ病が原因と思われる自殺が増えてきたことから、企業としての健康管理の
一環としてメンタルなケアが不可欠になってきたことから、カウセリングの医師を
置き、必要な治療のためにの施策の整備に、おそらくこの10年くらいで
多くの企業で推進されているところかと思います。

バブル経済の崩壊、実力主義の台頭、リストラ、などなど
働く環境は大きく変わっている中で、ストレスによる病気が

そうではありながらも、まだまだ中には「うつ病など、怠け者の言い訳だ」と
言うお方々もいらっしゃって、
(きわめて個人的な感覚として、1960年代の高度成長期をモーレツに生きてきた方々に多いですが)
メンタルな原因による病気がなぜ増えているのか、また周囲の人間は
どう対処すべきなのかの正しい理解をしてもらうことは、
健康管理面を整備していく上で非常に重要な課題でした。

うつ病になってしまった場合の治療は、やはりまずはゆっくり時間をかけて
休養するということが第一となり、その中で、精神科医との面談治療を
通じて適切な薬を処方していくことであります。

そういう意味で、朝青龍関には、いまは休養が必要な時であるというのは
正しいのですが、横綱の診察をした本田昌毅医師の、
「一度、うつ病になると回復するのは非常に難しい」
「朝青龍をモンゴルに帰国させることが最高の治療法」
と強調していることには、ちょっと合点がいきません。

確かに、うつ病は一度かかると、治すまでには時間がかかりますが、
しかし、非常に難しい病気ではありません。
時間はかかりますが、正しい処方と周囲のケアがあれば治ります。

また、モンゴルに帰国させることが最高の治療法と、ことさらに
モンゴルへの帰国を強調していますが、もっとも重要なのは、
医師の元で正しいカウンセリングと治療を受けることであり、
モンゴルへ帰ることが最高の治療とは一概には言えないと思います。

出場停止処分を受けてのショックが原因でうつ状態にあるという
今ならば、少なくとも横綱には良いも悪いも考えずにすむ
静かな環境を作ることが重要かと思いますが、本田医師は
あえて大きな騒ぎにしているようにも見えますが、そこが何とも
不可思議です。

また、うつ病は治療も大事ですが、その後のケアも実はけっこう
大変なものがあって、少なくとも仕事や職場環境のストレスが
原因であるならば、休養からあけた時には必要によって
配置転換などの措置を取らなければなりませんが、
横綱が謹慎中でありながらも、規則を曲げてまで治療のために
モンゴルへ帰国しなければならないと、それほど深刻な状況であると
するならば、土俵への早期の復帰は難しいのではないかとも考えられますが、本田医師はそのあたりをどのようにお考えなのでしょうか。

メンタルケアの観点からうつ病に対する正しい理解をしてもらう
啓蒙活動をしている中で、少なくとも現時点では本田医師の言うことも
やることも適切な、ものとは思えず、逆に今後、かえって
誤解をされることになることがあってはいけないと、別の精神科医の
指摘もあります。
(そもそも、患者の病状を今の段階で断定的にしゃべること自体、
あまり見たことがないですが)

相撲協会もうつ病に対してどのような治療が
正しいのかはよく見極めたうえで今後の判断をしてほしいと思います。


と、こんなことをつらつらと書いていたら、相撲協会が指定する新たな
精神科医の診察を受け、その結果を理事長に報告するというニュースを
いまテレビで見ました。

だったら本田先生はいったい・・・

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posted by あっき~ |20:41 | 格闘技全般 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2007年08月06日

帝拳 亀海選手 破竹の6連勝!

ちょっと日が経っちゃいましたが、一昨日の土曜日に
スカパーでダイナミックグローブを観戦しておりました。
この日は、メインはダブルタイトルマッチ2試合

日本S・バンタム級タイトルマッチ
 王者:下田 昭文(帝拳) 対 塩谷 悠(川島)

東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ 
王者:佐藤 幸治(帝拳) 対 デビッド・コスワラ

でしたが、この日に私が注目していたのは、ひょんなことからブログ仲間になってる
帝拳ジムの亀海喜寛選手のスーパーライト級10回戦。


S・ライト級10回戦
 9位:亀海 喜寛(帝拳) vs 近藤 康弘(角海老宝石)

結果: 4R2分59秒 亀海TKO勝ち

亀海選手はこれまで5戦して5勝、しかもすべてKO勝ちと快進撃を続けています。
本来は7月に試合があるはずだたのが、亀海選手がヘルペスになってしまって
いったんキャンセルになりましたが、その後練習を再開した後、
約1ヶ月間、アメリカで同じ帝拳ジムの佐藤選手とキャンプをはり、体格で劣らない相手とのスパーリングを積み重ねて臨んだ試合です。

相手は角海老宝石ジムの近藤康弘選手。10勝(5KO)5敗1分けの強豪。
試合は3ラウンドまではほぼ互角の打ち合いでしたが、4ラウンドで
亀海選手の右ストレートが炸裂して近藤選手がダウン。近藤選手が
一度は立ち上がるも、亀海が追い込んでラウンド終了間際の2分59秒、
レフリーストップでTKO勝利。

亀海選手の試合は4戦目から観ているのですが、どれも豪快なKO勝利で
見ている分にはわかりやすくて大変面白いです。
しかし亀海選手は今回の見事な勝利にも満足せず、反省点が多いと
ご自身のブログでも語っておられます。

そのひたむきな研究熱心さが、やはり結果につながってるのかなと
思いますが、いれにせよ、次回はさらにランキング上位の選手と
対戦することになるのでしょうが、次回の試合も大いに期待したいと
思います。





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posted by あっき~ |10:53 | ボクシング | コメント(0) | トラックバック(0)
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