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アフリカで増えるアイバーソン

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メンフィス・グリズリーズの一員として三試合のみの出場となり、契約解除に至ったアレン・アイバーソン。12月4日に彼のユニフォームを試合前に先着3千人に配る予定にしていたチーム。さてチーム側が取る行動とはどういったものでしょうか?

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実はインターンをしていたクリーブランド・インディアンズでも状況は違えど同じような問題を経験しています。トレード・デッドライン終了でもお伝えした通りマルチネスのプロモーション前日に彼のトレードが発表されました。チームの顔でもあった彼に敬意を示す意味、そして前日での変更は難しかったため予定通りボーブルヘッドを配り、様々な反響を呼びました。 さすがにメンフィスでは状況が違うため同じことは出来ないでしょう。ではこのプロモーションアイテムの3千着以上のユニフォームをどうするのかが注目されました。 そしてチーム側が辿りついた結論とはプロモーションを別の選手と変更をして、アレン・アイバーソンのユニフォームをタンザニアに住む恵まれない子供達へ寄付するという試みです。今年ドラフト2巡目で選択されたHasheem Thabeetの母国でもあるタンザニア。タンザニアの子供達にとっては人生で初めて身にまとうNBAのユニフォームかもしれません。 Grizzlies postgame: Gasol jerseys, not A.I.'s NBAはBasketball Without Bordersという活動を2001年から続けており、国際化を続けるリーグと共に活動の幅を広げています。これはもちろんチャリティー活動であり、PRにもなるかもしれませんが選手自身が心からこの活動に励んでいる様子なども見てとれます。 Dwight Howard: Basketball Without Borders やり方は別にあるのかもしれませんが、チームのPR・マーケティングにとっては惨事となってしまったアイバーソン契約解除をどうプラスのPRに変えるのか。そういったピンチをチャンスに変える切り替えというのはビジネス面を考えれば第一に頭を過ぎるはずです。試合では配ることの出来ないアイテムを衣類を求めている子供達に寄付する。そしてメンフィス・グリズリーズというチームを知ってもらうきっかけにもなります。 これはドミニカ共和国のアカデミーなどで多くのメジャー球団も行っている事で子供達は小さい頃からそのチームの衣類を身にまとって育ちます。そうすると自然とその球団に愛着を持ち、応援してくれるようになるでしょう。これは正当なマーケティングであり、ビジネスなのです。 彼がグリズリーズの一員としてプレイした三試合のうち、実は二試合を生で見るという幸運にも恵まれ、昔から彼のプレイに魅せられていた身としては今の状況は非常に残念です。プロスポーツの舞台でもどれだけコミュニケーション力・そして人間力が必要なのか改めて思い知らされている気がします。 人気ブログランキングへ一票を!">人気ブログランキングへ一票を!




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Re: アフリカで増えるアイバーソン

>Shooterさんへ

更なる追加情報ありがとうございます。確かにそういった試みは少なくないでしょうね。日本のプロリーグも同じような事をしているのでしょうか?

アフリカで増えるアイバーソン

米4大スポーツ等の優勝決定戦で負けたチームも、グッズに関しては優勝記念のものが事前に作られているので、そららがアフリカや発展途上国に流れることはよくあることですよね。

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アメリカのシアトル・LAに2歳から合計9年間住んでいて、日本で同志社国際中高を経て、オハイオ州にあるBaldwin-Wallace Collegeを卒業。Sport Management専攻、Business Administration副専攻で大学のSports Information Officeでインターンシップや世界陸上ボランティアを経験。2007年秋学期に違うスポーツの世界を学ぶためイギリスへ3ヶ月の留学も経験。2008年シーズンから二年間メジャーリーグの球団:Cleveland Indiansでメディア・リレーションズインターン兼通訳として働きました。
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