2012年01月30日

プロ野球とJリーグで社長を務めたただ一人の男の改革マネジメント。

『日本一のチームをつくる』
藤井純一著 ダイヤモンド社

ファイターズ元社長の藤井さん、というより
斉藤佑樹投手をドラフトで引き当てた、
あの 「持ってる」 社長、といったほうが、通りがいいでしょうか。

かくいう私は、Jリーグでいえば、FC岐阜の なんちゃってサポーターであり
FC岐阜の広報さんから 「なんとかならんものか?」 とコメントを求められ
bjリーグ滋賀レイクスターズのボランティアとしては
勝った負けたより、観客数の増減が最も気になる立場。

これは、読まずにいられるか、ということで、読んでみました。


ファイターズ関連での沢山のイベントごとは、読み応えありました。
しかし、そういうことをブログにつらつら書いてもしょうがない。

一番の功績といえるのは、
近年のファイターズ躍進の「キモ」と思われる
「ベース (ボール) オペレーションシステム」を導入したことでは。
 ※( )内は管理人の注釈
 
プロアマ問わず、『選手の力を客観的な数値で判断しようとする
この加点方式評価システム』 は
日本版マネーボール、ともいえるでしょう。

2006年の導入以降したとのことで
これ以降のファイターズの新人指名・移籍・新外国人の成否を
別途、調べてみたいという誘惑に駆られています。
(どなたか、調べられたサイトなど知っておられましたら、教えてください)


さて、一方で。
ファイターズ関連の記述の多さ (約80%を占める) に比べて
セレッソ関連は質・量ともに、やや物足りなさが。

黒字転換したことは素晴らしいですが。

『営業には 「自転車で20分以内のところだけ回ればいい」 と指示』 し、
『ステッカー配りなど 「地元のおばちゃん」 に助けを借りる』 だけで
黒字化できるのか? と。
・・もっと大切なことが、隠されているに違いない。(笑

一方、Jリーグ参入以来、FC岐阜は、胸スポンサーすらない状態が続いてますが
柳ヶ瀬を ”けった” で走るだけで、観客増やして、スポンサー見つけられるかなあ、、と。
(2010年シーズン、営業黒字は達成)

『地域密着』 と、『コスト意識』 を徹底するだけで成功するなら
どの球団も、黒字になるはずで。

ファイターズにしろ、セレッソにしろ
親会社からの出向社員は、いわゆる組織の癌だったのかもしれませんが
もともと秘めていたポテンシャルを、意識改革で伸ばした、
というのが正確なのかもしれません。

FC岐阜や、滋賀レイクスターズのような
親会社を持たない、完全市民型のクラブでも
同じアプローチが有効かどうかは・・

いえ、完全市民型だからこそ、最初から
『地域密着』 と、『コスト意識』 には、シビアですしね。

藤井さんは、ファイターズ社長を退任されたあと
大学で教鞭を取るかたわら、
スポーツビジネス関係の会社も立ち上げられたそうです。

講演などあったら、一度、御話しを聴いてみたいなあ、と考えています。

posted by くーまん |07:17 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2012年01月16日

『采配』 落合博満 著。

ドラゴンズ元監督の落合さんが、
自身の哲学をセキララに記したベストセラー、『采配』 。
ホークスファンの私としても、気になるところ。

読んでみました。


例えば、2004年、就任後初の開幕戦。
先発したのは、FA移籍しながら2年間、登板できなかった川崎憲次郎。
その後の8年間で、先発を決めたのは、この1試合だけ、と云ってますが
(後は、森繁和ヘッドコーチが決めていた、と) その戦略的意味合いとは? (P.254)

例えば、2007年、王手をかけた日本シリーズ第5戦。
完全試合を続行中の山井大介を、9回表から岩瀬仁紀にスイッチ、
物議を醸した継投策について、思うところとは? (P.74)

例えば、2009年、WBC。
代表監督に推挙されながらも辞退、
同時にドラゴンズの選手も辞退となったその理由とは? (P.89)

例えば、2011年、いや今後か。
MVPまで駆け上がったセットアッパー浅尾拓也と、
セーブ新記録を築いたクローザー岩瀬仁紀との配置転換の時期は? (P.272)

などなど。
プロ野球ファンならば知りたいポイントを、結構、書いてくれています。


ただ。
日本シリーズ第4戦 (私が観に行った日だ!) 当日に発売 (第1刷発行) されたこの本。
販売元が、ビジネス界の総本山ダイヤモンド社ということで。

多くのエピソードが、
「仕事でいえば~」「ビジネスマンでも~」
と、やたらと仕事上の事柄にリンクさせているのが・・・

(これは、落合さんのせいではなく、落合さんが語った言葉を咀嚼し、
文章化したライターさんが、ダイヤモンド社の意向を活かしすぎた為と思われます)

なので、全体的には、いま流行の
自己啓発的スポーツ選手本みたいになっているのが、もったいないところ。

とはいえ、
先にあげた話題は、そういう 「格言」 がかすむほど、迫力に満ちているので
皆さんも、ぜひ読んでほしいです。


因みに、この本のなかで、表題となった 『采配』 という単語がでてくるのは、
私の記憶が確かならば (旧い)、わずかに3箇所。

ひとつは、先に挙げた川崎先発の件。
もうひとつは、山井のパーフェクト降板のくだり。
なので、後者のことは、気にしてないことは無いんだなあ、と。

そして、最後は、本の最終章。
この箇所は、「人間・落合さん」 らしさに満ち満ちた記述で微笑ましくもあり。
なるべく引用なき書評をしたいと思ってましたが、
ぜひ皆さんにも触れてもらいたく、引用させていただきます。
(権利関係大丈夫かな?


 自分の人生を再拝できるのは、ほかならぬ自分だけであり
 そこに第三者が介入する余地はない。
 ならば、一度きりの人生に悔いのない采配を振るべきではないか。

 一杯の白飯と緩やかな時間。
 その中で生きていこうとしているのが、落合博満の 「人生の采配」 である。

『采配』 落合博満著 ダイヤモンド社 P.294より引用

posted by くーまん |07:18 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(2) | トラックバック(0)
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2011年12月12日

「ランナウェイ」で思い出した、京都にあったプロ野球。 ・・DeNAともちょっと関係。

「ランナウェイ」

無実の罪で収監された若者4人が、九州の刑務所を脱獄。
四国から尾道、岡山、大阪・・ と逃亡するTVドラマ。
鬼嫁が夢中になって観ております。

彼らとともに旅することになった少女さくら。
私が気になったのは、彼女が変装用に被る帽子でした。

物語は毎回、舞台を移していくわけですが
大阪では阪神タイガース、
名古屋では中日ドラゴンズ、
熱海~東京では、東京ヤクルトスワローズの帽子。

ご当地の帽子を使っているんだなあ、と話していたら
「目の付け所が違う・・」
と、あきれられてしまいました。。


途中、京都~滋賀(琵琶湖)を舞台にした回があったのですが
そのときの帽子はなんと、オリックスバファローズ。

京都、関係ないじゃん、と言われそうですが。

オリックスが近鉄と合併する前、そして、球団買収する前は
阪急ブレーブス。
京都は西京極球場(現わかさスタジアム)で、よく試合をやってたんですねえ。

一応、関係ある・・ というか、
スタッフのなかに、不必要に詳しい野球ファンが居るな。(笑

そして、そういえば、京都にもプロ野球チームがあったな、、と思い出した次第。
(あ、アストドリームスが、今でもありますが)


今話題の横浜DeNAベイスターズの前身・太洋ホエールズと対等合併した
松竹ロビンス。
・・が大陽ロビンス時代に、京都の衣笠球場をホームにしていたという・・
1948年とか、49年の話しなので、さすがの私も、生まれる20年以上前のこと。

松竹という映画会社は、京都にあるので、その流れだったんでしょう。

衣笠球場というのは、20数年前くらいまでは現存してまして。
私が立命館大学に進学、故郷を離れ下宿生活をするときに買った京都の地図、
これには、立命衣笠キャンパスに、しっかりとスタジアム型の図が描かれておりました。
(元々、立命野球部用に作られたようです)

しかし、行ってみると、そこには、普通のグランドしかなかったんですけどね。
(私は地方で受験したので、
 下宿するその日まで、4年間通う大学を見たことがなかった:汗)

今では(10年くらい前から)そのグランドもなく、小高い丘やらなんやらに。

存心館(時計台のある建物)の東、体育館の南。
そこに、グランドが、衣笠球場があった・・ はず。

・・って、バファローズの帽子だけで、それだけ語るな。
と、これまた鬼嫁をげんなりさせてしまった私でした。

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posted by くーまん |07:28 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年11月14日

秋の名勝負3選。 江夏の21球、10.19ダブルヘッダー、10.8同率決戦。

熱闘!日本シリーズ。
ホークス、無念の2連敗。。
レビューを書く気力もなく。。


と、いうことで。
秋の名勝負3選。

その一。
1979年、日本シリーズ第7戦、広島-近鉄。
いわゆる、『江夏の21球』。

そのニ。
1988年10月19日、近鉄-ロッテ、ダブルヘッダー。
いわゆる、『10.19』

その三。
1994年10月8日、巨人-中日、史上初同勝率同士の最終戦優勝決定試合。
いわゆる、『10.8決戦』

10月27日発売の 『Number』 誌では、上記3試合を特集していました。

たしかに、秋の名勝負に相応しい試合ばかり。
そしていずれも、ライブ中継でこれらを堪能していた私は・・
そう、結構なおぢさん、ということですね。


『江夏の21球』

これは小学生、野球を始めてまもない頃でした。
(所属チームのうんと後輩には、ファイターズ大野捕手がいます)

お昼、岐阜の街、蕎麦屋か喫茶店でこの試合を観始めて。
帰りのクルマでもラジオにかじりつき。
家に戻ってすぐ、TVをつけると、ちょうど9回裏。

「西本監督、悲願の日本一か!」
と、煽るアナウンサーにもつられてのニワカ近鉄ファンの私は
無死満塁からのスクイズを外されて、唖然呆然。
直後、腰砕けのように三振した石渡選手と同じくらい、腰が抜けました。

当時、御多聞にもれず、YG帽を被った野球少年の私でしたが
(ホークスファンにくらがえしたのは、この3年後のこと)
巨人にまるで関係ない日本シリーズを、しっかり見逃さないあたり、
今になって、なかなかやるな、おまいさん、と褒めてあげたいところ。(笑

(そういえば、この前年のシリーズ、ヤクルトvs阪急・第7戦、
 上田監督の1時間以上に渡る抗議(ホームランか、ファウルか)も
 最初から最後まで、観ていましたねえ)

まあこれだけだと、ただの思い出話になってしまうので、ぷちトリビアを。

9回裏、無死満塁サヨナラ負けの大ピンチを救った江夏、
颯爽と、このピンチに登板してきたかのように思われるんですが。
実は、自分で招いたピンチだったんですねえ。(確か、8回から登板

まさに、自作自演。
今の言葉でいうと、リアル 『自演乙』 。


『10.19』

これは、大学生の頃。
実験で遅くなって、連れの下宿に転がりこんでて。

ニュースステーションが通常放送を吹っ飛ばして、枠内で試合を放送したわけですが
住んでいたのが京都なので、ニュースステーションが始まる前から、放送してたのを
固唾をのんで観てましたねえ。

いまから3年前、この10.19から、ちょうど20年目を迎えた年に、
ブログ記事にして語っていますので、よろしければどうぞ ↓

第1章 1988年という時代 こちら

第2章 過酷な15連戦、最終日ダブルヘッダー連勝で優勝 こちら
第3章 パ・リーグ全国中継に水を差した、名門の身売り こちら
第4章 時間との戦い。 物議を醸した、猛抗議 こちら
最終戦 「10.19」 -そして、ブライアントの4連発へ- こちら


『10.8』

この頃は、もう社会人。
TV放送が始まる19時には、寮に戻っていて。
最後まで観ていたはずなのですが・・

なぜか、ほとんど、覚えていません。。

そういえば、数年前、名古屋に出張に行った際、
カーラジオから、この試合に先発した今中の声が聴こえてきて。
(ジャイアンツキラーながら、10.8では、KOされた)

なぜか、この試合について、質問されていました。

「んー、まあね。
 あの試合は、逆に負けて良かったんちゃうかな、と思うよ」

と、応えていたのが印象的でした。

ただの照れ隠しだったのかもしれませんが・・

この年、ドラゴンズはAクラス確保していたにも関わらず、シーズン途中に
高木監督(2012年からの新監督だ)と、来季契約しない、と発表。
それから快進撃をみせ、単独首位にも踊りでたわけです。
(あ、デジャビューですな)

「そんなんで、優勝しても、本当の力じゃない、勘違いしてしまっただろうから」
と、いうことらしいのですが。
よく、わかりませんでした。(汗

やっぱり、ただの照れ隠しだったのかなあ・・

posted by くーまん |07:26 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年09月20日

中6日と、中5日。 さしものスーパーエースも・・

ホークスにマジックが点灯しましたが
それまでの直近20試合で、8勝しかしてないことを考えると
やはり、眼下のライヴァル、ファイターズの不調もあってのこと。

先日、ホークスはローテ変更で調子を崩した旨、エントリーしたのですが
同じようなことで、それ以前から、ファイターズどうしたんだろう?
と、思っていたからこそ、なんですね。

それまでのファイターズといえば、
(ホークスファンにとっては)あまり名の知らない投手が投げていても
若手がなかなか打てなくても、最後には1点差で勝つ。
敵ながら天晴れ、いいなあ、うらやましいなあ、という野球をしてました。

近年、先発ローテは、中6日が多く、大体登板曜日が同じなのですが。
ファイターズの場合、オールスター明けから、中5日がメインとなり。
その影響か、否か。
さして好調といえぬホークスに、おつきあいする結果となりました。

知将・梨田監督をして、残り60試合以上ある時点からの特攻ローテは
何を目的としていたのでしょう?
ホークスファンとしては、ローテに谷間ができようと、
来るべき日に備え、中6日でじっくり追われるほうが、怖かったですね・・


例えばダルビッシュは、8月6日まで、ほぼ中6日。
17試合に登板して、14勝3敗、防御率1.74。
シーズン終わったら、25勝以上してるんじゃないか、という勢いでした。

しかしそれ以降、
中6日1試合 (勝ち負けなし)
中5日5試合 (2勝2敗)
中4日1試合 (勝ち負けなし)
ダルビッシュが先発した日には、チーム自体も3勝3敗1分け。
・・やはりこの策は失敗だったのでは、と。

この期間、ダルビッシュの防御率は0.76
二桁奪三振は5試合(残り2試合も9つ)、
逆に個人成績は上がっているので、影響ないのでは?
とも、思われるのですが。

シーズン優勝が防御率や、奪三振数ではなく、勝率で決まる以上
いいピッチングではなく、「勝つ」 ピッチングが必要。

中6日のローテ期間では、
打線が4点取ってくれたら、少しギアを落として、3失点まではOK、
終盤、締めるところは締めて、中継ぎ・抑えの投手は休ませる。
味方が打てないとみるや、全力投球の封印を解き、零封する。
敵ながら、惚れ惚れしていました・・

しかし、毎回毎回、中5日、しかも120球前後も投げていたら
今までは抑えていた、ここぞの場面で、打たれてしまう。、

例えば、9月6日、中5日でのホークス戦は
まだレギュラーとは言い難い福田に打たれ、0-1の惜敗、、

続く、11日のイーグルス戦は、7回零封ながら
中4日、110球を越えたことを考慮してか降板すると、
8回に中継ぎが逆転2ランを被弾、、

マジック点灯となった17日のホークス戦も、中5日。
9回1死まで0行進ながら、松田に同点打を浴び引き分け、、

いずれもこれまでなら、完全に抑えていたか、続投していた場面。
完全に負の連鎖としか、考えられません。。

ファイターズには
ダルビッシュ、武田勝、ケッペル、ウルフと、10勝投手が4人。
 ※9/18終了時  ホークスは、ホールトン、和田、攝津の3人・・
斉藤も、抹消期間が長かったわりに、8月末までに5勝していて
先発5人、揃ってるわけで。

返す返すも、あんな早い時期から、無理する必要があったのかなと。
もしかしたら、今頃、更にヒリヒリするような戦いが毎日続いていたのでは、と
少し残念です。


もちろん、去年の例もありますし、
まだ決まったワケではありませんが・・
(ファイターズファンの皆さん、すいません。。)

posted by くーまん |07:33 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年03月18日

ビバ!ファイターズ! SEIBUのユニを着そこねた?ドラ1。

ホークス・ファン歴29年目を迎える管理人による
パ・リーグLOVEな開幕特集、第4弾ファイターズ編。


主力選手や監督の移籍や、引退など、どこ吹く風。
それもまた、ファイターズにとっては、
良い新陳代謝の引き金となっていて。
毎年、良いチームを作ってきて、本当に、うらやましい限り。


『期待の ”新鮮” 力』 としては、
2年目を迎えたドラフト1位、大野奨太捕手。

大野が野球をはじめた、荒崎野球少年団。

20ウン年前。
同じユニフォームを着て、マスクを被っていたのは・・
実は、この私。(喜

荒崎小学校を卒業すると、
周辺4小学校で併せて通うのが、西部中学校。

ユニフォームは白地、
胸にライオンズブルーで、SEIBU。

もちろん、私も袖を通したこのユニ、
大野は、というと・・
西濃ボーイズに行ってしまったので
着てないんでしょうね、、


キャンプ紅白戦での初コンビでは
球界のエース・ダルビッシュ有から
「しっくりこない」 と、評されてしまいましたが。

オープン戦では、それも解消されたようです。

2年目の飛躍に、期待します!

posted by くーまん |07:20 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年03月17日

ビバ!ライオンズ! 黄金ルーキーと大ヴェテラン。

ホークス・ファン歴29年目を迎える管理人による
パ・リーグLOVEな開幕特集、第三弾ライオンズ編。


ライオンズだけでなく、いまや球界の至宝
(菊池) 雄星投手。

開幕は2軍スタートのようですが
29年目を迎えたヴェテラン、工藤公康との
1軍争いも、楽しみ。
ぜひぜひ、揃って、早く昇格してほしいです。

20090823 菊池雄星くんの腕の”しなり”


何度も書いてて申し訳ないですが
小学生の頃、初めて観に行った甲子園で、名電の工藤を。
昨年、28年振りに訪れた甲子園で、雄星を目の当たりにしました。

20090823 菊池雄星くん (4)


20090823 菊池雄星くん (5)


20090823 菊池雄星くん (6)


この体験は、自分だけの 『宝物』 です!


posted by くーまん |07:22 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年03月16日

ビバ!マリーンズ! 独立リーグからの帰還。

ホークス・ファン歴29年目を迎える管理人による
パ・リーグLOVEな開幕特集、第二弾マリーンズ編。


ボビーが去り、西村新監督のもと、心機一転のマリーンズ。
経験上、いぶし銀プレイヤーが監督になったチームは、
ほんと、怖いです。要注意。

『期待の ”新鮮” 力』 は、
今年は、ちょっと不勉強でして、、

”新鮮” ではありませんが、我がホークスをクビになり、
縁あって、マリーンズに拾ってもらった選手に、注目しています。

山田秋親。

立命大卒。
2000年、シドニー五輪代表の肩書きを引っさげて
ドラフト2位で、ホークス入団。(逆指名)

開幕早々の大阪ドーム、初登板・初先発・初勝利。
いったい、幾つ勝ってくれるんだ?
と、思っていたのですが、ルーキーイヤーは、2勝。。

2年目も開幕ローテに入りながら
GWのマリーンズ戦、終盤逆転で星を落とすと、結局5勝どまり。

通算、15勝11敗1S。

オフのTV番組では、
「ホークス時代、『契約金泥棒』 と、罵られた」
ことを、告白していましたが。

それが、スタンドからの野次ではなく、
チームメイトからのものだったということで。
ホークスのイメージが、がらがらと。(泣

実は、戦力外通告となったのは、’08年オフ。
’09年は、九州・四国アイランドリーグ・福岡レッドワーブラーズで
雌伏の刻を過ごしていました。

NPBから、独立リーグを経て、
NPBへ復帰したのは、山田が初のケースとなります。

同じホークスからの移籍組、的場直樹とともに。
ヤフー・ドームに 『凱旋』 する日を、楽しみに待っています!

posted by くーまん |07:04 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年03月15日

ビバ!バファローズ! T-岡田、咆哮セヨ。

ホークス・ファン歴29年目を迎える管理人による
パ・リーグLOVEな開幕特集、第1弾バファローズ編。


’08年、2位に躍進し旋風を起こしながら
’09年は、最下位に沈んだバファローズ。
小瀬選手ショックも、ありましたが・・

注目選手は、やはり、『ナニワのゴジラ』 改め
T-岡田。

『T』 は、A-岡田監督が入団したので、イニシャルと取ったのと
ゴジラ → T-レックス つながり、なのでしょうか?

このブログを始めて、4回目のプロ野球開幕特集ですが
実は、毎年、バファローズ 『期待の ”新鮮” 力』 に
岡田を挙げさせてもらっていました。

オープン戦では4番に座るものの、シーズンは・・
が、続いていましたが、
遂に、昨シーズンは、ぷちブレイク。

特に、我がホークス戦では、よくホームランを打たれました。(泣

「キャンプのMVP」 (by A-岡田監督) ではなく
「レギュラー・シーズンMVP」 (級の活躍で) を、期待します!

その中心として、大爆発を期待します!

posted by くーまん |07:20 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年11月12日

工藤公康、ライオンズ復帰へ。 菊池雄星と・・!

小学生の頃。

初めて連れてきてもらった、夏の甲子園。
マウンド上、Meidenの文字が入った左腕、
工藤公康投手を、憧れの眼差しで見つめていました。

今年の夏。

「どうしても、観たい」と
28年ぶりに向かった甲子園。
そこには、涙にくれるサウスポー、菊池雄星投手がいました。

20090823 菊池雄星くん (4)


20090823 菊池雄星くん (5)


20090823 菊池雄星くん (6)


その二人が、2010シーズン、
ライオンズで一緒になる。(可能性がでてきました。今日、発表?)

プロの体ができていない高卒ルーキーと、
開幕に合わせる調整を知り抜いた大ヴェテランが
同じ場面で鍛えることは、少ないかもしれません。

それでも。
ホークス・ファンの私にとっても、
考えただけで、胸躍るシチュエーションです。
いやほんと、楽しみ。

ライオンズも、粋な計らいをしますね~

もう、こうなったら。

昔なつかし、プロ野球ニュース・オフシーズン企画、
ナベちゃん、クドちゃん、どこまでやるの?
(・・だったかな、、ちょっと違ったかな、、)
も、復活してほしい??


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posted by くーまん |07:17 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(0) | トラックバック(1)
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2009年07月24日

オールスター 『人気のセ、実力のパ』 も、今は昔?

プロ野球も、前半戦が終了し、
オールスター・ブレイクとなりました。


マツダ・オールスター・ゲーム 第1戦
2009/07/24 (金) @札幌ドーム
オール・パシフィック - オール・セントラル

マツダ・オールスター・ゲーム 第2戦
2009/07/25 (土) @マツダ ZOOM ZOOM スタジアム
オール・パシフィック - オール・セントラル


一昔前まで
『人気のセ、実力のパ』
なんて、言っていて。

オールスターとなると、パ・リーグが断然、強かったのですが。
最近は、セ・リーグのほうが、優勢のようですね。

昔は、パ・リーグがテレビに映るのが、オールスターくらいしかなく
「一泡ふかせてやろう」
と、選手は、けっこうマジに勝負にでてた、という話です。

ですが、最近は、CSをつければ、全球団、ほぼ全試合、観られて。
交流戦も始まって、地上波でもちらほら、観ることができますし。
昔みたいな感じではなく、そのまま 『お祭り』 モードなのかも。


なにより、もう、パ・リーグも、
ダルビッシュや、田中まーくんなど、選手個々の認知度では
セ・リーグに負けていませんし。

福岡、北海道、千葉、東北・・
各地域の支持の熱さでも、セに劣っていません。

いまや、
『人気のパ、実力のセ』
と、云われる日も、近い?

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2009年01月22日

野球ファンの皆様へ。 「他のスポーツは、観に行きますか?」

『あなたはプロ野球を、年間何試合、球場で観ますか』

というようなアンケート (ヤフー?) をもとにしたブログ記事を、
先日、読む機会がありました。

設問上、「年間1~10試合」が、
「ほとんど観ない」 になっていたかと記憶してます。

私もホークスファン歴27年目のパ・リーグ党ではありますが。
滋賀県の奥地に住んでいますと、
観戦は、もっぱらスカパー頼みとなってしまいます。

ヤフードームには、おととし、出かけたきり。。
(2003、4、5、7年に各2試合づつ)
 
あとは、甲子園・ナゴヤドームの交流戦のチケットが取れれば・・
(ホークスvsドラゴンズ戦を2試合、確保してたのですが、
 身内の不幸のため、とりやめ) といった具合です。
 
ただ、プロ野球だけでは無理でも、ほかのスポーツを含めてなら
けっこう観に行ってるほうでは・・ と、思い、
ブログをはじめた2005年以降で、現地観戦数をまとめてみました。


観戦履歴


2008年は、4競技17回。
多いか少ないかは別として、中身は濃かった1年でした。

・・30代後半、家庭を持ち、職場では中間管理職ともなれば
回数的には、ここらあたりが、上限・・ かな・・


さて、ここからが本題。
私は、bjリーグ・滋賀レイクスターズのボランティアもしているのですが。
観客動員のほうが、もうひとつ伸び悩んでおります。。

一度、観てもらえれば、バスケ好きでなくてもハマる、
という自信はあるのですが、(私がそうでしたから)
来てもらうまでが、大変で。。
(というか、滋賀県民にすら、まず、認知されてないような・・)

で、狙うべきターゲットとしては、
小中高バスケ部員のような、バスケ大好きな人なのか。
それとも、私のように複数のスポーツを楽しめる者なのか。

 
そこで、野球ファンの方に、ぜひ御聞きしたいのです。
野球以外のスポーツも、観にでかけることがありますか』 
と、いうことを。

下記のアンケートに、コメントで答えていただければ、幸いです。


(1) お住まい、世代、家族構成、ごひいきチーム
(2) 2008年、何回くらい、野球を観に球場に出かけましたか?
     (プロ野球、高校野球、独立リーグ問わず)
(3) 2008年、何回くらい、野球以外のスポーツを観に出かけましたか
     (フットボール、アメフト、格闘技など。 プロアマ問わず)
(4) bjリーグを観に行ったことがありますか、行きたいと思いますか


posted by くーまん |06:25 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(28) | トラックバック(1)
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2008年10月18日

最終戦 「10.19」 -そして、ブライアントの4連発へ-

1988年10月19日、川崎球場。
パ・リーグ最終戦。
近鉄バファローズ対ロッテオリオンズ。

前年最下位の近鉄は、過酷な15連戦を戦い抜き
最終日ダブルヘッダーで連勝すれば優勝、
というところまで、こぎつけていた。

その熱気が、巨人・阪神偏重のTV業界をも動かしニュースステーションの枠内を使って
異例のぶっつづけ放送に繋がった。


'ロッテと闘う近鉄には、もうひとつ闘うべきアグリーメントがあった。

それは、、
『延長12回で、引き分けとする。
 ただし、試合開始から4時間を超えた場合は、
 新しいイニングにはいらず、そのウラが終了した時点で終了とする』

9回ウラ。
ロッテ有藤監督の猛抗議により、貴重な9分間が失われ・・

10回表。
近鉄が攻撃を終えたとき、残り時間は、僅か3分となっていた。


よろしければ、こちらから ↓ お読みください。

第1章 1988年という時代 こちら
第2章 過酷な15連戦、最終日ダブルヘッダー連勝で優勝 こちら
第3章 パ・リーグ全国中継に水を差した、名門の身売り こちら
第4章 時間との戦い。 物議を醸した、猛抗議 こちら


第2試合開始は、18:44。

近鉄4-4ロッテのまま、
延長10回ウラへ。。

時刻、22:41。
残り時間は、3分。

マウンドに上がった加藤哲郎は、投球練習をせずに再開しようとした。

しかし・・。
3分で、攻撃が終わるはずもなく・・

ロッテ10回ウラの攻撃中、
ついに試合時間は、4時間を越えてしまう。。

この試合、もう勝ちはない、優勝もできない。
・・だけど、負けたくない。。

複雑な表情をみせる近鉄ナインを、
凛として仁王立ちする仰木彬監督を、
カメラが執拗に追う。


引き分け。。


普段はうるさいだけの、我らが大学生軍団も、
京都の下宿の一室で、押し黙ったまま・・


1988年度 パ・リーグ最終成績

1位 西武ライオンズ    73勝51敗6分 勝率.589
2位 近鉄バファローズ 74勝52敗4分 勝率.587 ゲーム差0
 

その後、私たちが、どうしたか。

正直、覚えていません。

たぶん・・ 西大路通りまで出て。
セブンイレブンかどこかで、しこたま、ビールを買って。
朝まで、ぐでんぐでんになるまで、酔ったんだと思います。

この夜だけは、阪神ファンも、南海ファン (私) もなく。。
近鉄の健闘を讃え、涙した。
単なる、野球ファンとして・・・


《エピローグ》

4連覇を果たした、西武ライオンズ。
日本シリーズ緒戦、
ナゴヤ球場場外へホームランを飛ばした清原和博は
「これで、近鉄に顔向けができる」
と語り、シリーズ3連覇を果たした。


一躍、時の人となった、仰木彬監督と近鉄バファローズ。
翌1989年、西武・オリックスとの三つ巴の戦いを制し、
(西武球場でのダブルヘッダー、ブライアントの4連発!!!!9年振りの優勝を、掴み取った。

 ・・ちなみに、優勝を決めた、福岡ダイエー・ホークス戦。
 藤井寺球場のレフトスタンドには、私の姿が。。


この1988年・1989年の激戦が、
20年後のパ・リーグ人気の礎になったと、信じています。


この試合を中継したニュースステーションの
視聴率は、実に46.7% (関西地区)。
これは、ニュースステーション歴代で最高の視聴率だったという。



なお、2007年、シーズン末。

近鉄のリリーフ・エースであった吉井理人が引退、
10.19に出場した全選手が、現役を退くことになった。

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posted by くーまん |11:27 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(14) | トラックバック(0)
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2008年10月17日

最終戦 「10.19」 -時間との戦い。 物議を醸した、猛抗議-

1988年10月19日、川崎球場。
パ・リーグ最終戦。
近鉄バファローズ 対 ロッテオリオンズ。

前年最下位の近鉄は、過酷な15連戦を戦い抜き
最終日ダブルヘッダーで連勝すれば優勝、
というところまで、こぎつけていた。

第1試合、
9回終了時で引き分けという規定にぶつかるものの
2死からのタイムリーで、なんとか勝ち越し。

その熱気が、巨人・阪神偏重のTV業界をも動かしニュースステーションの枠内を使って
異例のぶっつづけ放送に繋がった。
 
しかし、この熱戦に水を差すような出来事が。
名門・阪急から、オリエント・リース(のち、オリックス)への
球団譲渡が、同じ日に、発表されていた。。


第2試合は、8回ウラ。
ロッテが、4-4の同点においつく。

さて。
ロッテと闘う近鉄には、もうひとつ闘うべきアグリーメントがあった。

それは、、
『延長12回で、引き分けとする。
 ただし、試合開始から4時間を超えた場合は、
 新しいイニングにはいらず、そのウラが終了した時点で終了とする』

第2試合開始は、18:44。
ニュースステーションに突入した時点で、22:00。
残り44分で、近鉄は勝負をつけることができるのか?

阪神ファンばかり (私のぞく) の京都の下宿の一室。
この夜だけは、阪神ファンが、声をあげて近鉄を応援していた


よろしければ、こちらから ↓ お読みください。

第1章 1988年という時代 こちら
第2章 過酷な15連戦、最終日ダブルヘッダー連勝で優勝 こちら
第3章 パ・リーグ全国中継に水を差した、名門の身売り こちら


《第4章 時間との戦い。 物議を醸した、猛抗議》

「やばいな、時間がない。。
 なんとか9回で決めてくれ!!」

固唾をのんでTVを見守る、京都の大学生軍団。。

9回表、2死2塁。
近鉄がチャンスを迎える。
しかし、強烈なあたりは、サードのファインプレーに阻まれ・・

『ディス・イズ・プロ野球!』

アナウンサーの声が、耳にこだまする。。


9回ウラ。

「・・早く、終われ、終われ、延長や~」

しかし、近鉄、無死1・2塁の大ピンチ。。

ここで、阿波野が、2塁へ牽制球。
ランナーの足が、一瞬、ベースから離れ、アウトが先刻された。

が・・。

3塁側ベンチから、ロッテ有藤道世監督が、脱兎の如く出てきた。
1分、3分、5分・・

有藤監督の執拗な抗議に、場内が騒然としはじめる。

「こらぁ! 有藤!
 ひっこめ~
 時間がないんじゃ!! ボk!」
  ※スポナビ・コードに引っかかったため、自主規制

京都の一室でも、みな自分が阪神ファンであることを忘れていた。

有藤監督がベンチに戻るまでに、
近鉄にとって、貴重な9分間が、失われてしまったのである。。


延長10回表。

近鉄、最後の攻撃になるのか。

「あ~っっ・・」

先頭のブライアント、平凡な内野ゴロ・・

「・・うぉっしゃー!」

エラーで、1塁ランナーとなった!!

もはや、一喜一憂である。

まずは、オグリビー・・ 凡退。。

近鉄、1死1塁。
続く、羽田耕一の打球は・・ 力なく・・
セカンドがベースを踏み、1塁へ・・

「羽田、羽田~ おそい~!!」

声にならない声、声、声、、

ダブルプレー。。

延長10回表、近鉄、無得点。
時刻は、22:41。


残り時間は、3分となっていた。


                              (最終章 に続く)

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posted by くーまん |07:16 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月16日

最終戦 「10.19」 -パ・リーグ全国中継に水を差した、名門の身売り-

1988年10月19日、川崎球場。
パ・リーグ最終戦。
近鉄バファローズ 対 ロッテオリオンズ。

前年最下位の近鉄は、過酷な15連戦を戦い抜き
最終日ダブルヘッダーで連勝すれば優勝、
というところまで、こぎつけていた。

第1試合、
9回終了時で引き分けという規定にぶつかるものの
2死からのタイムリーで、なんとか勝ち越し。

第2試合も佳境に入ったところで、問題が。
関西ローカル (朝日放送) で中継されていたこの最終戦は、
22:00を迎えてしまう。

そう、『ニュースステーション』 が、始まる時間になってしまった・・


よろしければ、こちらから ↓ お読みください。

第1章 1988年という時代 こちら
第2章 過酷な15連戦、最終日ダブルヘッダー連勝で優勝 こちら


《第3章 パ・リーグ全国中継に水を差した、名門の身売り》ニューステーションの時間です。
 今夜は、たくさん御伝えしなければならないニュースがあるのですが
 このまま、川崎球場から、野球中継を続けます」

野球報道は、読売ジャイアンツ一辺倒。
関西では、阪神タイガース一色で、
パ・リーグ3球団は、黙殺されていた1988年という時代。

近鉄バファローズ対ロッテオリオンズというカードが、
全国放送のニュースステーションをブチ抜いて、
急遽、放送されることになったのである。


阪神ファンばかり (私のぞく) の、京都の下宿の一室も、
この英断に、沸いた。

「やるやん、久米宏!
 あとは、近鉄、勝つだけや~!
 
 よっしゃ、ブライアント!ホームラン!!」


第2試合、8回表。
ブライアントの1撃で、近鉄4-3でリードを奪う。

15連戦の最終日、ダブルヘッダーを連勝すれば優勝、
を信じて、快進撃を続けてきた近鉄に、
阪神ファンの仲間たちも、ついに心を動かされたようだ!

南海 (当時) ホークスファンの私も、感激で胸が一杯・・
のところ、連れのひとりが、TV画面から振り向き、こう言った。


「・・おい、くーまん。
 TVで・・
 阪急ブレーブスが、身売りする、
 って、いっとるぞ。

 ん~、、相手は・・
 オリエント・・ リース? って、ファイナンス? 」

「は?
 身売りするのは、俺が応援してる南海ホークス。
 ダイエーに買われて、来年から福岡へ移転や。」


1988年、夏。

『ダイエーが、南海を買収』
『チーム名は、ユニード』

という活字が、紙面を躍った。

「不愉快だ」 と言った、南海・吉村オーナー。
「事実無根だ、告訴する」 と語った、ダイエー・中内氏。
バレバレの三文芝居のあと、
結局、我らがホークスは、『福岡ダイエー』 となることが決まった・・


1988年10月15日。

大阪球場の内野スタンドに、私は居た。

ホーム最終戦を迎えた南海と相対するのは、
優勝を賭け、15連戦の真っ最中の近鉄だった。
残り6試合、1敗も許されない状況のなか、
南海が、逆転勝利を飾った。


杉浦忠監督のスピーチ、「(福岡へ) 行って参ります」 に涙し。
グラウンド一周する選手、スタッフのなかの、鶴岡御大にむけた
「親分~!!」 というダミ声に身震いし・・

そして、
「近鉄ー! 優勝しろよー!!」
というエールを、大勢の南海ファンとともに、贈ったのである。


あれは、まだ、4日ほど前のこと・・

慌てて、ニュースステーションの画面に食いつく。

『阪急が、オリエント・リースへの球団売却を発表。
 社名をオリックスに変更し、オリックス・ブレーブスになる模様』


・・どうやら、本当らしい。。

「まじか・・

 なんで、このタイミングやねん。
 せっかく、近鉄ロッテ戦が、全国中継されて・・
 珍しく、パ・リーグが注目されてるのに・・

 ・・というか、ワザとやりやがったな。

 まずいな、この流れ・・

 近鉄、やばいんちゃうか。」


第2試合、8回ウラ。

満を持して、エース阿波野秀幸がリリーフに立つ。
第1試合につづけての登板だけに、球威が心もとない・・

ちなみに、第1試合も、9回ウラ2死満塁のピンチをつくり
なんとか押さえたばかり。。

ロッテのバッターは、高沢秀昭。
首位打者を確定していた高沢は、試合に出て、
打率を落とす必要はなかったが、出場をつづけていた。

「あっ・・ !!」

高沢の一打は、満員のレフトスタンドへ。

うるさい盛りの大学生軍団も、ことばが出ず。。
文字通りの沈黙。。


またもや、同点・・

                              (第3章 に続く)

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posted by くーまん |07:06 | ビバ!野球 (熱闘パ・リーグ) | コメント(8) | トラックバック(0)
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