「ビバ!だらだら」 湖国スポーツ

東京 ”ドームラン” 批判を、嘆く。

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4/18 (木) の朝。
前夜、ジャイアンツが4本のホームランで、
タイガースに8対1と連勝した翌朝のことでした。

番組パーソナリティが、
タイガースファンから送られてきたメールなどを紹介すると
「もう、ドームランで負けるのは我慢できない!」
「ナゴヤドームのインチキホームランも同じや!」
  ※ナゴヤもそうだとは、私、初めて知りました。
   ナゴヤは逆に出にくいという印象があるもので)
という大合唱。

いやいや、東京ドームのホームランが全て
『ドームラン』 では、ないでしょ、と。

東京ドームがホームランが出やすい球場ならば
それは、対戦チームも同じことなのではないかなあ、と。

そんな風潮に違和感を感じます。

では、『ドームラン』 の定義とは、なんでしょうか?

1.「ジャイアンツ攻撃時には、空調が追い風に変わってホームラン」
2.「右中間・左中間のふくらみが小さく、当り損ねがホームラン」
  (右中間・左中間110m、右翼・左翼100m、中堅122m)

1は、都市伝説ということで、良いでしょう。

2は・・
かの試合では、村田選手の先制ホームランは、そういう感じかもしれません。
打った直後、村田選手は悔しそうな素振りで走り出し、
ホームランとわかると 「え!」 というような口元をしてましたから。

ただし、昔の球場と比べれば、右中間・左中間110mでも随分広い。
後楽園球場などは右翼・左翼は90mありませんでしたしね。

まあ、ジャイアンツのホームラン22本 (このタイガース戦まで) のうち
20本が東京ドームだと、相手チームのファンには、
そう思えてくるのかもしれませんが・・・


桑田さんの発言に戻ると
「もう、ホームランの打ち方を知っていますね。
 東京ドームはどうしたらホームランになるかをよく分かってますね。
 さすがですね。
 角度を出すんですよね、
 角度を出せば入るというのをつかんでいますよ」
ということで。

空調のことは言っておられません。

ただ、追い風は吹かないまでも、
ある方向に、ある角度で打つと伸びやすい、
というのはあるのかもしれません。
 
確かに、阿部選手は、角度を出すというか、
こすりあげるような感じの打ち方もしますから。
これが、東京ドーム仕様の打ち方、なのかもしれませんが
をれが狙ってるのか、たまたまなのか。

なので、桑田さんのいう 「角度を出すドームラン」 であれば
全ての選手に、その打ち方をするチャンスは平等にあるわけで
それにイチャモンつけてもなあ、と。


球場ごとに打ち方なんて、変えられない?

いや、東京ドームに限ったことではなく、
やはり飛ばすには、角度をつける、こすりあげる打ち方も必要だと思うのです。

たとえば、我等がホークスが本拠地としているヤフオク!ドーム。
中堅122m、両翼100mと、東京ドームほかナゴヤ、大阪ドームと全く同じ。
右中間・左中間118m(諸説あり)

しかし、外野フェンスの高さは、なんと5.84m。

東京ドーム4.24m、ナゴヤドーム4.8m、大阪ドーム4.2mと比べ
極めて、ホームランが出づらい仕様といえます。

この福岡ドームで、ホームランを量産するために努力する
ホークス新旧2人のホームラン打者は、
やはり、この打ち方なのは、偶然でしょうか。

日本プロ野球最後の三冠王、松中選手は
ぎりぎりまで球を手元に呼び込んで、
詰まり気味に打ち返す。
このほうが、角度がついて、
飛距離が出るのだそうです。

そして、若き大砲候補、大卒3年目の柳田選手は
阿部選手のドームラン打法? ”そのまんま” の、こすり上げる打法。
インサイドをこすりあげ、左打席からレフトスタンドに放り込み続け
オープン戦は6本のアーチでOP戦本塁打王になりました。

残念ながら、OP終盤から開幕序盤にかけては調子を落とし
公式戦は3本にとどまっていますが
逆に打率は3割台半ば、ホークス打線のリーディングです。


結論。

同じ手法を、違う見方考え方で踏襲するのも良し。
別のやり方 (単打の連打、足を絡める) で対抗するのも悪くない。

東京ドームでのホームラン攻勢を
『ドームラン』 という言葉に踊らされ、嘆くだけでは、つまらないですね。





なお、私はジャイアンツファンでも
アンチ・タイガースでもありません。

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ドームラン
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東京 ”ドームラン” 批判を、嘆く。

球場特有の風なんてどこでも吹いているもので、当然ホームのチームはその特徴を他球団より熟知しているはずです。それを「東京ドームは」「名古屋は」なんて、選手にとっても失礼な話です。

「巨人の時だけいい風が吹いている」なんて言うなら、風向風速計でも持って暴いてやればいいんじゃないですかね。そもそも、風向をイニング毎に切り替えるなんて非常に困難なことです。大体、メンツを見ても巨人のホームランが多いのは当たり前の話ですしね。

ナゴヤドームの話なんて、私も初めて聞きました。阪神はここで相性が悪いので、そんなしょうもない噂をする人がごく一部いるのかもしれません。あくまで「ごく一部」だと思いますが。

東京 ”ドームラン” 批判を、嘆く。

ドームができたころ、そして原監督がまだ現役時代のころ、レフトスタンドで観戦してて、ビジターチーム攻撃時は無風だったのが、巨人の攻撃になるとタイミングよく空調が利き、風を感じたことが良くありました。これは実体験です。今はわかりませんが。

なんにせよ外野フライが打てる技術がないといけませんし、ドームの特徴を生かして投手も投げないといかんということでしょう。

東京 ”ドームラン” 批判を、嘆く。

現実に検証可能かどうかわかりませんが案として

ジャイアンツの攻撃が始まるとき、風船をたくさん飛ばしてどちらに流れていくかを観察すれば風の流れがわかるんじゃないかな。

あと、阪神ファンがジェット風船持参して飛ばしてみれば風の流れがわかるかもしれない。

関西の「ナイトスクープ」にネタとして投書して朝日放送に検証してもらうのはどうでしょう。東京ドーム側が許可するかどうかわかりませんが。

東京 ”ドームラン” 批判を、嘆く。

多分、

3.ドームの空調の風に乗せるのがうまい

というのが正解ではないかと思います。

東京ドームはその構造上、常に空調を入れておかないといけません。
つまり、室内球場ではありますが一定方向に常に同じ風が吹いている球場ということです。
しかも、その風はダクトから出ているので、全体的に吹くのではなく強い部分と弱い部分がある。
ですから、他の球場では入らないがドームでは入るというポイントが存在するのではないかと思います。

野外球場、例えば甲子園ですと浜風に乗ってホームランというのがあるかと思います。
それと同じことですね。

ただ、浜風は吹いたり吹かなかったり、またその強さも一定ではありませんが、空調はいつも同じです。
ですから、練習からドームを使っている巨人は、空調の風に乗りやすい場所と高さをわかっている。
他球団の選手はよくわからないし、わかっていても風に乗る高さ、つまり一般には変な打ち出しの角度で打つ練習をしていない。

そういうわけで、巨人はドームでのホームランが多く、そういう打ち方に慣れている分だけ他球場ではホームランが出にくいのではないかと。

まぁ、半分近くは東京ドームで試合をするのですから、そういうホームに合わせた練習や選手の構成にするのは当然だと思いますよ。
どの球団もやっていることですしね。

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