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消された日本代表選手。 冤罪を認めない、Jリーグの”闇”

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Jリーグが、ある代表選手に対して下した 「ドーピング違反」 という全くの冤罪。

Jリーグは、
WADA (世界アンチドーピング機構) からの仲裁も
FIFA医事委員長からの公式回答も無視し、
JSAA (日本スポーツ仲裁機構) への申立ても拒否。
CAS (スポーツ仲裁裁判所) の裁定にすら不平を漏らし
遂に、「ドーピング違反」 という冤罪を認めようとせず、
クラブへの制裁金1,000万円も、返還しませんでした。。

これは、Jリーグが設立当初の志を忘れ
一般的なコーポレート・ガバナンス、なかでもコンプライアンスとは程遠い
体面・メンツのために、詭弁を繰り返す組織に成り下がってしまった、
ということなのでしょう、、

いち、フットボールファンとして。
Jリーグファンとして、とても悲しく、寂しい。。


引き金を引いたのは、
事実無根の記事を書いたスポーツ紙記者 (残念ながら、氏名が不明) ですが。

以下の面々は、
「ドーピング違反」 という冤罪の主犯として、大きく断罪されるべきでしょう。


ドーピングコントロール委員会委員長・青木治人 氏 (役職は当時)
日本サッカー協会会長・川渕三郎 氏 (役職は当時)
日本プロサッカーリーグチェアマン・鬼武健二 氏 (役職は当時)
Jリーグクラブ社長・武田信平 氏 


貴方は、将来を嘱望されたJリーガーにして、日本代表選手でもあります。

直前の代表戦でゴールもあげていた貴方は、
クラブでの激しいレギュラー争いの中、練習後に倒れ、点滴治療を受けます。
これが、三流スポーツ新聞に 「疲労回復に、”にんにく注射” をした」 と
まったく事実に反する記事となって掲載されてしまいます。

するとこれが、なんとJリーグから 「ドーピング」 との裁定。

日本サッカー協会会長は、処分が決まる前に、マスコミに量刑をコメントしてしまい、
結局、出場停止処分となります。

貴方を守ってくれるはずのクラブは、ドーピング違反があったかのように認め
弁明の機会さえ、知らせてくれません。
また、正当な医療行為をしたチームドクターに対しては、辞職するよう圧力をかけます。

サッカー協会会長も、Jリーグチェアマンも、
全Jクラブのチームドクターが声をあげ、これが冤罪であること、
制度上の不備があることを表明したにも関わらず、
杜撰な事情聴取も調査しないで、「終わったもの」 と片付けます。

そして、この冤罪事件の根源であるドーピングコントロール(DC)委員会委員長は
WADA (世界アンチドーピング機構) が、「この件はドーピングでない」 と
裁定したにもかかわらず、仲裁を受けません。

また、知り合いのFIFA医事委員にあてた私的メールに対する私的な返答をもって
「FIFAからは、Jリーグの判断に問題はないという回答を得た」 と捏造してリリース。
そのメールには、「軽微な違反と考える」「厳重注意処分でいいのでは」
としか、書いてないのに。 そのことを、他のチームドクターに咎められると、
「マスコミが騒いじゃったからさ」 と、開き直ります。

このことから
選手は、ドーピング違反という裁定を、誤って下されたわけでもなく
故意に、ドーピング違反に仕立て上げられたとしか、考えられません。

JADA (日本アンチドーピング機構) は、チームドクターからの質問状の返信として
「選手に行われた静脈注入がドーピングにあたらない」 との見解をだしますが
それでも、Jリーグは、裁定をやり直そうとしません。

文部省副大臣までもが、WADA常任理事の立場として
「FIFAがWADA規定を受けれていること、
 正当な医療行為として静脈内注入について、TUE提出の必要は無いこと
 静脈内注入について、現場の医師の判断に任されること
 本事例に関して、ドーピング違反とみなされないこと」
と表明しても、Jリーグは終わったこととして黙殺、
クラブも、動こうとしません。

日本プロサッカーリーグチェアマンは、情報を精査しようとする姿勢もなく
各議事録、全チームドクター連名による要望書すら読んでおらず
WADAの役割、それにFIFAが批准していることも認識していません。
あろうことか、後輩である文部省副大臣を叱責する始末。

FIFA医事委員長からも、
「議論する必要も無い (ドーピング違反でない)、TUE申請も必要ない」との公式回答
この二点がチームドクターの言うとおりであったら間違いを認める、と発言しながら
DC委員会委員長は、約束を守りません。
チェアマンは、クラブの制裁を変更しないと強弁を続けます。

ならばと、思い悩んだチームドクターは、
JSAA (日本スポーツ仲裁機構) に申立てすることを表明しますが。
所属クラブの社長は、申立てをするなら、ドクターにクラブを辞めるよう要求し、
仲裁申立てには、クラブとして加わらない旨を発表します。

挙句、Jリーグは、JSAAに対し、申立てに合意しないと返答。
チェアマンは、「クラブと選手が裁定やり直しを希望していないので、
ドクターの申立てを受け入れる必要はない」と詭弁を続けます。

遂には文部科学省が事態を問題視して動きますが
チェアマンは 「当事者間で解決済み」 と聞かず。
多額の費用がかかる「CAS (スポーツ仲裁裁判所) の裁定には応じる」と逃げます。

しかし、選手は、所属クラブからの引きとめにもめげず、CASに仲裁を求めます。

そして・・

CASの決定
 1.Jリーグが選手に対して行った 「6試合出場停止処分」 を取り消す
 2.1 本件仲裁費用(会場費用、仲裁人の旅費・宿泊費・日当)は、Jリーグの負担とする。
 2.2 Jリーグは、選手が本仲裁手続きに関して負担した弁護士費用
     その他費用 (計3,441万2268円!) のうち
     2万米ドル (約210万8400円/当時のレート) を支払う。
 2.3 Jリーグ側の費用は、Jリーグの自己負担とする。


選手側の完全勝利でした。

CASが相手方の弁護士費用などの一部を支払うようにさせた例はなく、
史上最高額の罰金を課したことからも、ずさんな裁定を厳しく糾弾したものといえます。

しかし、、

チェアマンは、CASに対して不満をもらし、クラブへの制裁金1000万円も返却しません。
サッカー協会会長は、傍観者のようなコメントに終始。
DC委員会委員長は、未だルールを破っているのは選手側の弁護団やドクターと主張、
罪なき選手を貶めたことに対する反省は無く、翌年までそのポジションに居続けます。


あなたが、この選手だったら、どのように思い、どのような行動をとるでしょうか?

その 『実例』 を、この本を読んで、考えてみてください。

あなたの、Jリーグに対する想いは・・

変わるでしょうか、変わらないでしょうか?


『争うは本意ならねど』 (木村元彦、集英社)



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記事カテゴリ:
ビバ!蹴球 (J & FC岐阜)
タグ:
ドーピング
冤罪
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この記事へのコメントコメント一覧

夕焼けさん (by くーまん

ごぶざたしてました~!
いや、おひさしぶり、もちろん覚えてますよ~
一昨年の2月に双子を授かったのですが
いろいろあって、1年近く、ブログ休止状態だったんですね
で、よく来てくれていた方とも疎遠になってしまって。
最近は、昔ほど頻繁にエントリーできてませんで
月2~3ペースでございます。
またよろしくです!

PS.バレーの記事は、、これですね(笑
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/agnis1969/article/876
プリンセス・メグ(笑

PS2.ブログ名おしえてくださいね~

消された日本代表選手。 冤罪を認めない、Jリーグの”闇”

つづきです

スイマセン。話がまるっきり変わるのでコメントを別にします・・・

最近、スポーツナビでスポーツナビでブログを立ち上げました。スポーツ全般にわたって書こうと思います。昔はくーまん殿もバレーボールなんか記事にしてませんでしたっけ?雑誌のナンバーで昔の選手の画像付きなんかで。とりあえず自分もトンでもなく下らない記事をバレーでアップしました~

もうすぐロンドンオリンピックですね^^

消された日本代表選手。 冤罪を認めない、Jリーグの”闇”

お久しぶりです。夕焼けです

お久しぶりですと言っても、相当前なので・・・福岡在住のソフトバンクファン、格闘技ファン、でbjリーグの事を色々と教えてもらった者です。くーまん殿の別のブログでは「ビバ、ぐるめ」なんかにコメントを残してたのが先ほど自分で確認しました。

かなりショッキングな内容です・・・冤罪ですか・・・

レキップにスッパ抜かれた水泳のイアン・ソープ選手。当時は伝説の選手でメディアも伝統と格式あるレキップ紙という事で大々的に報じてましたが、結局は冤罪だったと聞きました。

ちょっと・・・これは言葉になりませんね・・・


suzuさん (by くーまん)

はじめまして。

募金なさっていたんですね。
私は、最初に、にんにく注射で騒がれたときしか知らず、、
募金も、知りませんでした。。
それで、あまりに恥ずかしくなって、ブログを書いた次第です。

こんな記事も読みたい

ロンドン五輪サッカーカウントダウンスペシャル その⑤ 〜勝ち進めば、みんな後押ししてくれる〜【お茶漬け唐辛子】

チャントの話でも・・・【No Reysol, No Life.って訳でも無い】

風間フロンターレ13 ~ 七夕決戦 ~【風間フロンターレに魅せられて・・・】

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岐阜県生まれ。
京都で学生時代を謳歌した
バブル世代。
現在は、湖国在住。
  
マール・ブランシュのモンブランと
浜田省吾を、こよなく愛する
『体脂肪率8%』 の漢。
 
2010年春、
双子の息子と娘を授かり、
仕事・家事・育児に驀進中
な為、ブログは「週刊」化。
 
ホークス・ファン歴’82~
K-1ナマ観戦歴’96~
滋賀レイクスターズの
ボランティア歴’07~
(参入0年目から)
シィカさん親衛隊No.2、
改めフキさん近衛隊先鋒
 
愛機ニコンを片手に
アリーナへ、スタジアムへ。
初号機D50 (2006/02~)
弐号機D5100 (2011/09~)
 
ブログ開設:2006/11/01
(それ以前のアーカイブは
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他意はありません。
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コメントは削除される
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誤字脱字、事実誤認記事が
ある場合は御指摘ください。
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