2007年01月29日
この時期の経済ニュースにはよく「Super Bowl Indicator」という言葉が出てきます。スーパーボウルが株価の行方を左右すると言われており、優勝チームがNFLの古株チームだと株価は上昇し、比較的新しいチームが勝つと株価は停滞する・・・というのが、この「スーパーボウル指標」の示すところ。確率は約80パーセントと言われています。
地元シカゴ・ベアーズがスーパーボウル進出を果たした事もあり、テレビでもラジオでも話題はNFL一色。例年以上にこの言葉も耳にしました。
この指標に沿うなら、今年の出場チームはインディアナポリス・コルツ、シカゴ・ベアーズともに老舗チームですから、どちらが勝っても米国の株価は上昇する可能性が高いことになります。結果が楽しみです。
追伸:
でも、市場が上昇気味だと「ブル・マーケット」、下降気味だと「ベア・マーケット」と言いますよね。”ベアー”ズのチーム名は縁起が悪い・・・の、かなぁ・・・。
posted by abehiro |18:55 |
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2007年01月28日
雪のシカゴでカリブ海に思いを馳せていると、携帯にメッセージが:
「CAROLINA WON 9-2!」
カロリーナ・ジャイアンツがアレシーボ・ウルブズを9-2で下し、カリビアン・シリーズ進出を決めたようです。いいなぁー、頑張ってほしいなぁー。プエルトリコ滞在中、このジャイアンツ本拠地に最も頻繁に足を運んだため、結局このチームが最も馴染みになってしまいました。
まもなくMLBキャンプ取材のためフロリダへ出かけるので、現在その準備中。カリビアン・シリーズの時期とかぶってしまうので、残念ながらプエルトリコまで出掛けられそうにありません。きけばアレックス・コーラ、フェルナンド・カブレラ、ホゼ・モリーナ、ルイス・マトス、ハビエル・バレンティンら蒼々たるメジャー選手ら12人をチームに追加したとか。・・・み、みたい・・・
「SALUDO A TODO! BUENA SUERTE!!」(=みんなによろしく。グッドラック)
とメッセージを返し、遠くから応援することにします。
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2007年01月27日
ファン感謝祭2日目。ファンとGM、監督、選手たちとのQ&Aセッションが目玉です。
やはり、来ました。
「マーク・バーリーは本当に今季でチームを去るのか」。
今日午前中にケニー・ウィリアムズGMとマーク・バーリー投手との間では話し合いが行われたそうです。同GMが「私がきちんと謝罪しました。まず彼の両親に『あなた方の息子さんの活躍は最大の評価に値します』と述べ、選手を含めた全員に謝罪しました」。
バーリーの方は「午前中の出来事を公にしなくても構わない」と述べたそうですが、GMはラジオでも同じ事をのべ、感謝祭での質問でも「彼はチームとシカゴにとって必要な存在」と述べ、一応はわだかまりが消えた形となりました。
ただ、これが08年の同投手の残留を約束したものではなく、結局はシーズン終了まで2人の関係は、多少ぎくしゃくしたままになりそうです。
ところで私がプエルトリコでスペイン語とウインター・リーグに夢中になっている間に、シカゴはNFLシカゴ・ベアーズがスーパーボウル進出を果たし、大騒ぎになっているようです。
先日空港からダウンタウンに戻る際も電車からも郊外にある会社やホテルがベアーズの旗を揚げているのが見えましたし、テレビではシカゴのリチャード・デイリー市長がスーパーボウルを見にマイアミへ飛ぶというニュースが伝えられていました。
ソックスフェスタでもホワイトソックス、オジー・ギーエン監督への質問ももっぱらベアーズに関するものばかり。オジーが早速的を得た面白いことを言ってました。
「この街にベアーズの勝利は必須。だってソックスが勝ってもカブスファンが満足しない。カブスが勝ってもソックスファンが納得しない。ベアーズの勝利こそがシカゴの誰もを幸せにしてくれるんだ」。
チームがどんな状況でもオジーは一応面白い事を言って空気を和ませてくれます。昨日から2日間、オジーの周辺だけは笑いが絶えませんでした。
posted by abehiro |22:49 |
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2007年01月26日
シカゴダウンタウンにあるパーマー・ハウス・ヒルトンで行われたホワイトソックスファン感謝祭を取材しました。懐かしい顔ぶれに久々再会です。
ついこの間プエルトリコで会ったばかりのアレックス・シントロン、同じくプエルトリコ出身のハビエル・バスケス投手とプエルトリコ談義で盛り上がりました。バスケス投手の出身地ポンセへも足を運んだのですが、私が観光したカスティーヨは「僕が結婚式を挙げたところだよ!」と(ポンセ旅行写真はabehiro.comでご紹介しています)。
しかし、この日のエース左腕、マーク・バーリーはご機嫌斜め。開口一番「あぁ、オレは08年にはピンストライプを着てないと思うよ。GMが言ってたじゃん」と爆弾発言です。
昨年12月のウインター・ミーティングでのケニー・ウィリアムGMのコメントに対してのものです。同GMは「私はFA選手に余分な金を払うつもりはない。特に投手には」とコメントしており、08年にFAとなるバーリーはそれを個人的に解釈した様子です。
メディアに囲まれ、話は同じ左腕のバリー・ジトに移りました。今オフ、オークランド・アスレチックスからFAとなり、サンフランシスコ・ジャイアンツと7年約151億円で契約した選手です。
「オレは別にジト並の金額を要求している訳でもない。ソックスに残れたらベスト。ただ、こっちも契約をディスカウントして提示できないだろう?それはGMの決断で、チームを移るのは選手にとってビジネスのうち。すべて彼に任せるよ」。
滅多に不機嫌な様子を見せないバーリーがイラ立ちを隠せず、メディアルームを早々に引き上げました。プライベートでもバーリーと仲良しのキャプテン、ポール・コナーコも「本当だったら非常に残念」と神妙な顔つき。リラックスな雰囲気のはずのファン感謝祭。その直前に行われたメディアセッションはやや緊迫した雰囲気が漂っていました。
これを受けたウィリアムズGMは更に顔を真っ赤にして「このようなやりとりは彼にとってもよくない。ファンに自分が金にうるさい人間であるかのような印象を示している」と不満をあらわにしました。06年キャンプ時にGMが契約延長をオファーした際、同投手はそれを一旦断っています。「彼には彼のやり方があるだろうし、私には私のビジネスがある。ただ、今は08年の契約のことなんて考えていられない。07年を先に片付けたいものだね。まずは07年の勝利以外に私の考える事はないのだ」。
少なくともこのメディアセッション中と、オープニング中に2人が和解した様子は見られず、地元記者も「今日は思いがけず忙しくなりそうだ」と早々に退散。
感謝祭は週末も続きます。いい雰囲気が戻ればいいのですが。
posted by abehiro |21:32 |
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2007年01月25日
明日は試合がないので、私にとってはウインター・リーグ最後の試合観戦になります。
「近い」という理由で最も頻繁に足を運んだロベルト・クレメンテ球場。ココナツのアイスクリームが食べられなくなるのはちょっと残念です(苦笑)。今回の滞在でプエルトリコ6チームの内3球場に足を運ぶ事が出来ました。カグアス・クリオロスの本拠地では2重にかかる虹を見ましたし、アレシーボ・ウルブズ本拠地ではどこよりもエキサイトした観客が毎イニング合間に音楽と共に立ち上がって踊る様子にこちらも楽しくなりました。
さて、この時期メジャーでプレーしている選手の中にはキャンプ前の体調を気遣ってカリビアン・シリーズの出場を辞退する選手も多いです。そこで助っ人としてプエルトリコのその他のチームからも選手を招待してシリーズに臨みます。
ジャイアンツのリベラ監督によると、現在検討しているのはアレックス・コーラ、ホゼ・モリーナらのメジャー選手達。近々練習に参加してもらいたいと話していました。蒼々たる顔ぶれが近々球場に揃う模様。いいなぁ。まもなくシカゴに戻る身としてはその練習風景が見られず、非常に残念です。
posted by abehiro |03:51 |
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2007年01月23日
カロリーナ・ジャイアンツにはバルデス選手の他に日本語が流暢な選手がいます。
「オハヨーゴザイマース」
毎回通り過ぎて行くのは、ルネ・リベラ捕手。マリナーズの控え捕手です。いつも「おつかれさまでーす」とバットを担いで打撃練習に向かう姿を見送っていましたが、今日はキャッチャーミットを持っている姿を発見しました。
あ!!!見た事あるミットだ!!
ちょっとまってくださーい!そのミット、凄く見覚えあるんですけど。
「ジョーに貰った」。
やっぱり。城島選手がメジャー移籍の際、青いマリナーズのユニフォームに映える赤ミットを用意しました。リベラ選手が持っていたのはその『城島ミット』。そうですか。やはりそれでしたか。使い心地をきいてみました。
「結構違う。まず、サイズが小さめ。土手が僕のよりも厚い。ウェッブは僕のよりルースだったから、僕はひもを少しだけしっかりめに結びなおした」だそうです。使い始めた当初はスローイング時に違和感を覚えたそうですが、「でも、これを使いこなせたらうまくなる気がする」と使い続けているそうです。
今はこのミットでキャッチボールの際にいい音を出す練習中だそうです。カロリーナ・ジャイアンツ帽と城島ミットの”ツーショット写真”を撮らせてもらいました。

posted by abehiro |23:11 |
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2007年01月22日
いつも球場で「お疲れさまです」と挨拶をしている、カロリーナ・ジャイアンツ4番打者のペドロ・バルデス選手はまもなく韓国へ発ってしまうため、チームが優勝してもカリビアン・シリーズには出場できません。
が、
「僕はもう優勝しているから今回はいいよ。勝利の思い出は後輩に譲る」。
バルデス選手は95年プエルトリコで開催されたカリビアン・リーグの優勝メンバー。当時の思い出話をきいてみました。
「負ける気がしなかった」と振り返る95年チームは本当に6戦無敗でシリーズ優勝を手にしました。今でもプエルトリコで『ドリーム・チーム』と語り継がれているほど。メンバーをきけば、バーニー・ウィリアムズ、サンディ、ロベルトのアロマー兄弟、エドガー・マルティネス、ルービン・シエラ、ユアン・ゴンザレス、ハビエル・ロペス、カルロス・バエルガ・・・若かりし日のカルロス・デルガド、イバン・ロドリゲスらもこのメンバーでした。
「プエルトリコで開催されたこともあり、是非にでも勝ちたかったから、普段は休暇を取るメジャー選手を大勢(助っ人として)招待した。ベンチにいる自分は、ポパイがほうれん草を食べたみたいにムクムクと力が湧いて来たのを覚えている」。
4勝2敗で2位だったドミニカ共和国のチームではペドロ・マルティネスも登板したそうです。うおぉ「それは見たかった!」と、顔に書いてあったかもしれません。バルデス選手に「ネー、スゴイネー」と言われてしまいました。「凄いのはあなたです」とスペイン語で返事できなかったのが残念です。
posted by abehiro |23:44 |
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2007年01月21日
プエルトリコのプレーオフ決勝は9ゲームあり、5試合勝つと優勝です。昨日行われたアレシーボ・ウルブズ対カロリーナ・ジャイアンツの初戦は2-1でウルブズが勝ちました。
今日はジャイアンツのクレメンテ球場でゲーム2。
地元記者のみなさんによると、シーズン中は通常どのチームも日曜に打撃練習を行わないそうですが、今日は両チームともエクストラBPを行っていました。週末の試合開始時間はやや早く、午後4時の”デーゲーム”の日もあれば、今日は午後6時プレーボール。練習時間帯は気温が最も高くなり、練習に励む選手もいつも以上に熱そうです。
黒星スタートを喫したジャイアンツはファイナルまでに2日間ブレイクがあり、ヤディアー・モリーナ捕手曰く「僕たちは少し体がなまってしまったかも」とのこと。ヤディは昨日も休養のためスタメンを外れており、ケージにいちばん乗りでした。
メジャー球団によっては体調を気遣い、選手のウインター・リーグ出場を禁止する場合があります。今年だとカブスに約160億円で移籍した元広島のアルフォンソ・ソリアーノ選手は球団から猛反対を受け母国ドミニカ共和国でのウインター・リーグ出場を辞退しています。
しかし、モリーナは「僕にとってはこのチームはセカンド・ファミリー。もちろんこのチームでカリビアン・シリーズへ行くよ」と誰よりも顔を真っ赤にして練習に励んでいました。
試合報告:
プレスボックスで「ブエノ・フエゴ!(=グッド・ゲーム)」連発の投手戦。7回までウルブズが3安打1得点、ジャイアンツは5安打無得点。8回にジャイアンツのブルペンが崩れ追加点を許しましたが、その裏にジ軍が2点をもぎ取り、9回裏に勝ち越し適時打で勝利を決めました。
これで1勝1敗。試合後には両監督とも「シリーズは白紙に戻った」とコメントし、第3戦に向けて気を引き締めていました。
posted by abehiro |22:48 |
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2007年01月19日
マヤウエス・インディアンスの投手コーチはラファエル・チャベス氏。シアトル・マリナーズでコーチを務めています。
先日の試合前に話をする機会があり、城島選手の印象を語ってもらいました。「試合前のミーティングでは聞き役に徹し、発言する事は滅多になかったが今シーズンは是非ジョーの意見も参考にしたい」とのこと。
ただ同コーチが最も気を揉んだのが、城島選手が負け試合の責任を一人で背負い込んでしまいがちだった点。「捕手のリードがよくてもピッチャーがその通り投げられない時もある。ジョーに『君一人の責任ではない』と言い聞かせるのは大変だったよ」と振り返っていました。日本では捕手を「女房役」と表現します、と言うと「アメリカのワイフはハズバンドより随分と立場が強い。ジョーもアメリカン・ワイフになって良いんだよ」と笑ってました。
そういえば、昨年シーズン中にマリナーズのクラブハウスでジェイミー・モイヤー投手とやはり「女房役」の話になったことがありました。気難しいモイヤーがイタズラっぽく目を見開き、城島選手に向かって「ヘイハニー、君は僕のハニーなの?じゃぁ僕のブレックファストを作ってもらおうかな」とジョークを飛ばしていました。
よ、余計な事を言ってしまったかも、と、実は多少気を揉みました。が、城島選手は「女房役はグラウンドの中だけだ」と交わしてました(内心とても安心しました)。その点ではアメリカン・ワイフとして随分と成功しているのではないかと(苦笑)思います。
更にチャベスコーチは「”若手投手”にも、もう少しジョーの意見を取り入れてもらいたい」と、両手をチョキにしてクオートマーク(” ”)を作り、20歳豪腕、フェリックス・ヘルナンデス投手についても言及していました。
速球を生かすために変化球を織り交ぜたいとする城島選手の考えに対し、ヘルナンデス投手は速球を多用して勝負したがるタイプ。でも「私が二十歳の頃、他人の言う事を素直に耳に入れられたかと問われたら、答えはノーだ。フェリックスの若さも考慮すべき。ただ昨年の経験を通して彼も精神的に成長しただろう。今年は私も彼への指導法に関してジョーの考えを参考にするつもりだ」。女房というより兄貴役として城島選手がチームに定着した様子がうかがえました。
posted by abehiro |23:01 |
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2007年01月18日
マヤウエスのインディアンス本拠地で昨日行われた準決勝7戦目は、カロリーナ・ジャイアンツが6ー5でインディアンスを下し、ファイナル進出を決めました。
今日の朝刊にその写真が。真ん中はセントルイス・カージナルス所属のヤディアー・モリーナ捕手です。
ところで、クレメンテ球場を最初に訪れた際に人工芝だった事に驚きました。カグアスにあるクリオロスの本拠地も人工芝。プエルトリコ=大自然(プアーな想像力ですが)という印象があったので意外だったのですが、ウインター・リーグの行われるこの時期は雨が多く、6チームの内3球場が人工芝、残り半分も近々整備を検討中だそうです。
もう1組のカグアス・クリオロス対アレシーボ・ウルブズの試合は17日、まさに雨天順延でした。ファイナルは最終9試合まで行われるので、両チームにとってしばしの休養となり、恵みの雨になったかもしれません。
posted by abehiro |22:50 |
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