2007年04月06日

寒いけど熱い開幕@NYC

メジャー開幕です。

遅ればせながらの報告、になりましたが、タンパベイ・デビルレイズに付きニューヨークでのヤンキース戦を取材してきました。休養、雨天中止があり結局2試合しか行われませんでしたが、1勝1敗。チーム平均年齢がメジャーで最も若いデビルレイズも、ヤンキースを相手にいい試合を行いました。

敵地だというだけでも、デビルレイズにとってはやや不利な状況でしたが、あったかいフロリダに本拠地がある彼らにとって、試合開始気温が約5度、徐々に雪がちらついた第2戦は過酷でした。ただ今季メジャー入りしたエライザ・デュークスは違いました。フロリダ出身の彼は「雪をみたことがないんだ!」と練習中に顔が嬉しそう。”I'll go eat some! (=ちょっと食べてくるよ!)”とピョンとグラウンドに飛び出していきました。

この2戦で2本塁打する活躍も見せてくれました。初戦はメジャーを代表するパバーノからの1本とあり、鮮烈なデビュー戦となりました。さぞや思い出に残る試合になっただろうな、と2戦目の試合後、移動前にニューヨークの感想を聞きましたが・・・

「手足の感覚が無くなってたよ。こんな寒い中のプレーは初めて。ホームランよりもそっちの方が今後記憶に残るんじゃない?」

だそうです(笑)。

チームとしては白星を背負って本拠地に向かう訳ですし、いいホーム・オープナーが期待できそうです。

NYのJFK空港です。タンパ行き出発前のゲートにて。

posted by abehiro |10:10 | On-the-Field | コメント(1) | トラックバック(0)
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2007年01月21日

Bueno Juego

プエルトリコのプレーオフ決勝は9ゲームあり、5試合勝つと優勝です。昨日行われたアレシーボ・ウルブズ対カロリーナ・ジャイアンツの初戦は2-1でウルブズが勝ちました。

今日はジャイアンツのクレメンテ球場でゲーム2。

地元記者のみなさんによると、シーズン中は通常どのチームも日曜に打撃練習を行わないそうですが、今日は両チームともエクストラBPを行っていました。週末の試合開始時間はやや早く、午後4時の”デーゲーム”の日もあれば、今日は午後6時プレーボール。練習時間帯は気温が最も高くなり、練習に励む選手もいつも以上に熱そうです。

黒星スタートを喫したジャイアンツはファイナルまでに2日間ブレイクがあり、ヤディアー・モリーナ捕手曰く「僕たちは少し体がなまってしまったかも」とのこと。ヤディは昨日も休養のためスタメンを外れており、ケージにいちばん乗りでした。

メジャー球団によっては体調を気遣い、選手のウインター・リーグ出場を禁止する場合があります。今年だとカブスに約160億円で移籍した元広島のアルフォンソ・ソリアーノ選手は球団から猛反対を受け母国ドミニカ共和国でのウインター・リーグ出場を辞退しています。

しかし、モリーナは「僕にとってはこのチームはセカンド・ファミリー。もちろんこのチームでカリビアン・シリーズへ行くよ」と誰よりも顔を真っ赤にして練習に励んでいました。

試合報告:
プレスボックスで「ブエノ・フエゴ!(=グッド・ゲーム)」連発の投手戦。7回までウルブズが3安打1得点、ジャイアンツは5安打無得点。8回にジャイアンツのブルペンが崩れ追加点を許しましたが、その裏にジ軍が2点をもぎ取り、9回裏に勝ち越し適時打で勝利を決めました。

これで1勝1敗。試合後には両監督とも「シリーズは白紙に戻った」とコメントし、第3戦に向けて気を引き締めていました。

posted by abehiro |22:48 | On-the-Field | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月12日

セミファイナル、もう1組

カロリーナでの試合に次いで、サンファン郊外のカグアスまで準決勝もう1組の試合を見に来ました。今日はカグアス・インディアンス対アレシーボ・ウルブス

ホワイトソックスのユーティリティ内野手、アレックス・シントロンがインディアンスでプレーしているはずでしたが、右ひじを手術しチームに帯同していないとか。レギュラーシーズン中に「1月にはプエルトリコに行きたいです」と話していただけに、顔が見られないのは残念でした。

さて、球場入り口で思いがけない難関が:

英語が通じない・・・

初心者スペイン語を駆使して、1)自分は記者である、2)取材したい選手がいる、3)報道席に行きたい・・・などを説明するのですが、「報道席=プレスボックス」が通じません。

数人とのやりとりの末、グラウンドに連れて行かれました。

20070119-01.JPG

ええと、随分早く来てしまったし、打撃練習も始まってないし、1人でグラウンドに立ってても凄く居心地悪いし、ええと・・・ドンデ・エスタ・プレスボックス(=プレスボックスはどこですか)?

「???」

・・・通じない・・・

作戦変更です。

ドンデ・エスタ・アレックス・コーラ(=アレックス・コーラさんはどこですか)?

「あぁ、ちょっとまって」

通じた!

レッドソックスのアレックス・コーラ二塁手も現在ここでプレー中。取材はしたかったのですが、事前にここに来るなんて伝えていません。いきなり呼んでも、出て来てくれないかもしれません。

が、

「ヘイ、ユー!!何してんの、こんなとこで?」

いい人でした。

諸々の用件を伝えると「メジャーとは違ってここは凄くカジュアルだから心配しないでいいよ」と。そうですか、それは助かりました。

球場内を勝手に散策し、プレスボックスらしき場所を発見。徐々に地元記者の方も顔を出し始め、スペイン語でプレスは「プレンサ」、「サロン・デ・プレンサ(=プレスの部屋)」と言えば通じただろう、と教わりました。勉強になります。改めて一緒にダグアウトまで降りました。

コーラを待っていると、「ホワイトソックスの記者だろう?オレを覚えているか?」と別のフガドール(=選手)が来ました。おぉー。ラウル・カサノバ捕手じゃないですか!覚えてますよ、セニョール・レセプトロ(=ミスター・キャッチャー)!ケ・パソ(=ワッツアップ)?

05年に世界一制覇したホ軍に9月からメジャー昇格した選手。今年のウインター・リーグではMVPを受賞したそうです。「オレはイグチの隣の隣のロッカーだった」と説明して下さいましたが、イヤあの、知ってますってば・・・

今季はタンパベイ・デビルレイズの招待選手としてキャンプに参加します。岩村明憲三塁手が入団した話をすると「日本人はずるい。マイナーも経験しないでメジャーに来たと思ったら凄くレベル高い」とカサノバ。「岩村に打撃を習った方が良さそうだ」と言って打撃練習に走って行ってしまいました。

20070119-06.JPG


posted by abehiro |08:40 | On-the-Field | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月11日

初ウインター・リーグ観戦!

ということで、昨日はカロリーナ・ジャイアンツ本拠地、ロベルト・クレメンテ球場へ言って参りました。

地元のヒーロー、ロベルト・クレメンテ。彼の名前は野球場だけではなく、主にバスケットの試合を行う多目的スタジアムにも(ロベルト・クレメンテ・コロセウム)つけられています。 プレスボックスの表示にもロゴが。
桑田真澄投手が会見でパイレーツ入団の決め手になったと言った、あの人です。54年に指名されて以来パ軍一筋だった名右翼手。72年のニカラグア地震で救援物資を詰め込んだチャーターに自らも乗り込み、墜落事故に遭いました。悲しい形で生涯を終えましたが、慈善活動に熱心だった彼の遺志を継ぐメジャー・リーガーは多いです。私が普段取材しているホワイトソックスのオジー・ギーエン監督も彼のファン。クラブハウスでクレメンテTシャツを着ている姿をよく目にしますし、次男のミドルネームも彼にちなんだロベルトだそうです。 早速フィールドへ降りてみました。 ホーム側のダグアウトで打撃練習を見ていたら、後ろから声をかけられました。 「ニホンジン?ミーシャ、スキ?」 ぇぇえ? 振り返ると元ホークスのペドロ・バルデス選手が立ってました。そうですか。ここでプレーしていたのですね。ええと、MISIAは好きですけど、それより日本語、お上手ですね。 日本での4年間は「The best time in my life」だったそうで、何度も「ベストタイム、ベストタイム」を繰り返してました。思い出話もちらほらと聞かせてもらいましたよ。焼き肉を食べ過ぎて監督から”焼き肉禁止令”が出たとか、焼酎をお茶で割る飲み方に驚いたが、とても気に入ったとか。ベンチにいるチームメートにも「ユッケって食った事あるか?うまいんだぞ」というような意味の話を(推測)スペイン語で熱く語っていました。食べ物ばっかだな。あのー、優勝の時の思い出は・・・? レギュラーシーズンを終えてなおウインター・リーグでプレーするのは「オジサンハ、ツカレルヨ」と、日本語でジョークを交えるバルデスも、野球の話になると真剣。コンディションをキープできるし、シーズン中に見つけた来季への課題もこの期間に試せる、など。「ベースボールが好きなんだよね、結局」といい表情を見せてくれました。 そうそう、こんなことも言ってました。 「・・・もういっかい、日本でプレーしたいなぁ。もういっかい、チャレンジできればいいなぁ」。 34歳を迎えるバルデスの本音、だった、の、かなぁ、と思った一言。もういちど日本でプレーする姿が見られたら、そりゃ日本のファンは喜びます。まずはプレーオフ第2戦、がんばってくださーい。 *残念ながらチームは6-9で敗れましたが、「4番・一塁」で先発したバルデスの成績は1本塁打を含む4の4!!、2打点1得点でした。


posted by abehiro |23:00 | On-the-Field | コメント(4) | トラックバック(0)
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