2007年04月20日

ノーヒットノーランから1夜明けて

ホワイトソックスの取材でシカゴに来ています。

昨日はホ軍のエース左腕、マーク・バーリー投手が球団としては91年以来のノーヒットノーランを達成しました。5回にサミー・ソーサに四球を与えましたが、それをけん制でアウト。9回を106球27人切りです。凄いです。”準完全試合”に、試合を見ていて緊張しました。

そんなバーリーが一夜明けて改めて記者会見。

「昨晩なにしてたかって?うちでテレビを見ながら何杯か飲んで、おなかが減ったんだけど冷蔵庫になにもなくて、ワイフと冷凍ピザをあっためて食べた。午前1時半には寝てた。あはは」。

「オレの電話番号を知ってる全ての人間からメールや留守電が入ったよ。オヤジは泣きながら電話してくるし、ブラザーは翌朝午前6時から仕事だっていうのに、夜中に留守電いれて『まだテレビのリプレイ見てるよー、寝れないよー!』って叫んでたなぁ」

「・・・しかし、オレの名前と『ノーヒットノーラン』ていう言葉が同じ文章に入るって、ヘンな感じだよ。ワイフはこういうのをやると2人の時間が減るんで、『無い方がいいわー』って言うんだ。オレも同感だね。取材ばっかりだもの」

普段から冗談好きなバーリー。彼らしさ溢れる会見でした。

ということで本日付のスポニチにはそんな左腕の魅力を「これでもかぁ!」というぐらい紹介したつもりです。でも、書ききれないことがまだまだ。去年月刊「スラッガー」(「MLB TALK SHOW」という連載をやってまーす)で取材したときもやはり「か、書ききれないぐらい面白い人だ・・・」と頭を抱えたのを思い出しました。

普段のバーリーは「近所のお兄さん」的素朴な存在。正義感あってチームメート思いで「エースかくあるべし」の生きた見本というような人です。いつも何かイタズラをしないと気が済まないようだし、チームメートへの”突っ込み”も手厳しいし、遊撃のウリーベ選手のとの掛け合いは笑えます。ドミニカ出身のウリーベ選手は英語がまだ苦手。一度クラブハウスで選手がテレビを見ていて、どこの国の言葉か分からない(決してスペイン語ではなかった)言葉で話すコマーシャルが流れました。すかさず「ヘイ、ウリーベ、今のなんて言ったんだ?」

「・・・なんでオレが分かるんだよ」(ウリーベ選手つぶやき)

ワールドシリーズ、ノーヒットノーランと、次々に歴史に名を刻む名投手。その素顔が親しみやすいミッドウエスタン・アメリカン・ボーイというギャップがバーリーの最大の魅力だと思います。



posted by abehiro |08:07 | News | コメント(0) | トラックバック(0)
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