2007年09月07日

MLBの憎まれっ子たち

メジャーの憎まれっ子の代表格といえば、ボンズだろう。
ステロイド疑惑を始め、彼を嫌う要素はたくさんある。

その他にもシェフィールドやA-Rodを嫌う人もいる。
シェフィールドはその毒舌を、A-Rodは、「お金をもらい過ぎている」など嫌われる理由は様々だ。

ロサンゼルスを本拠地とするエンジェルスとドジャースにも、ファンやメディアからキャリアを通じて叩かれている選手が入る。

ひとりはドジャースのケント。
もうひとりはエンジェルスのアンダーソンである。

ふたりとも経歴は申し分ない。
だが、ふたりはあまりメディアが好きではないので損をしている。
どちらかというと「男は黙って仕事をする」タイプの選手だ。
これがイメージを悪くしていた。他にもアンダーソンの場合は、一生懸命さが感じられない、ということで叩かれことがある。

面白いことにふたりへの評価が変わりつつある。
キャリアも終盤に近付き、丸くなったこともあるのかもしれない。
ふたりのプレーへの情熱を理解できるメディアが出てきたのかもしれない。
ともかく、ケントもアンダーソンも率直な気持ちをメディアに吐露する
機会が増え、ファンの意識を変えつつある。

アンダーソンが一試合で10打点というエンジェルスの球団記録を作った時に、ファンは彼がダグアウトから出てくるまで拍手を止めなかった。ケントもケガを押しての激しい激走に拍手が送られることは珍しくなくなった。

二人への評価が完全に変わることはないだろう。
先日も「アンダーソンがもう少しファンサービスに積極的だったなれば―」というような記事も見かけたばかりだ。それでも、ちょっとぶっきらぼうな職人たちが、その仕事ぶりを正当に評価されるようになったのはいいことだ思う。

posted by cj |09:56 | MLB | コメント(4) | トラックバック(0)
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Re:MLBの憎まれっ子たち

そういえばテキサスの荒くれオヤジ、ロジャースもデトロイトに行って尊敬されるようになりましたね。彼はどちらかといえば気難しい選手ですが・・・。やっぱり年齢を重ねることで見えてくるものがあるのでしょうか・・・。あのカッブも引退後には選手時代を後悔していたという記事が雑誌にありましたし・・・

ケントはジャイアンツ時代はボンズに限らず有色人種に冷たかったようなので、斎藤にはどうなんだろうとか微妙に気になります・・・。

それにしてもアンダーソン、ケントも気づけばもう大ベテラン。引退を意識してもいい年齢だけに普通の選手以上に闘志を感じることがあります。それが競争の激しいMLBにあって、今もメジャーに残るベテランたる所以なのかもしれませんが。

posted by 滋味 | 2007-09-07 12:50

Re:MLBの憎まれっ子たち

スターだけじゃ成り立たないですよ、やっぱりヒールも存在しないとね。

posted by ヒール | 2007-09-07 18:16

Re:MLBの憎まれっ子たち

ケントが有色人種に冷たいということはなかったようですよ。ただボンズと新庄とは合わなかったのと、新庄を取材する日本人メディアにうんざりしていたのは本当のようです。また、あのストイックなケントが、斎藤選手のサムライ姿には思わず笑ってしまったことから察するに人種的な好き嫌いはないと思います。

posted by cj | 2007-09-08 08:03

Re:MLBの憎まれっ子たち

ヒールは必要―。
同感です。

posted by cj | 2007-09-08 08:04

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