2007年07月10日

総理大臣杯全国大学サッカートーナメント決勝 流経大初優勝!

流経大優勝

大会日程・結果はこちら→
http://www.jufa-kansai.jp/meet/pmcup/schedule.html

★決勝

☆流通経済大 3(2-1、1-0)1 静岡産業大

 【流】10分10平木(17三門) 左17(グラウンドパス)中央10シュート
    11分7細貝(10平木、5赤井) 中盤中央5(浮球パス)左10(浮球パス)PA中央7シュート
    54分23武井  中央からミドルシュート
 【静】22分伊賀   Pエリア相手こぼれ球シュート

 流通経済大全国大会初優勝です。

 大臣杯の本戦では4試合で14得点1失点。予選2試合は11得点2失点(5-1亜細亜大、6-1東海大)。話を聞いた選手全員が口をそろえて「駒沢、明治、早稲田と当ってない」(しかも全員順番がこの通り(笑))という通り、準決勝の法政大戦を除けば、ほとんど「厳しい試合」のなかった大会でした。
 しかしながら、予選から本戦まで、6試合をひとつも負けずに勝ちあがったことは評価していいでしょう。(失礼ながら)楽な相手と対戦することになったのも、関東大学リーグ前期を首位で折り返したのと、関東の強豪、それこそ駒沢、明治、早稲田が予選で負ける中、流経がきっちりと勝ち抜いてきたからです。タイトル獲得の絶好のチャンスをしっかりとものにしたんだから、えらいぞ。

 心強いのは、監督やスタッフも選手も、「関東リーグやインカレはこうはいかない」という強い自覚を持っていること。実際、リーグではお互い長所も短所も知り尽くした相手とのタイトなゲームが続きますし、インカレはそういったリーグを勝ち残ってきた、本当の実力のあるチームが出てきます。そこで勝ちあがれるかどうかが、流経が「本当の強豪」になれるかどうかの試金石でしょう。

 99年の中野監督の就任以来このチームを見てきましたが、大きな転換期になったのが、2005年でした。前年に「土の上」の時代を知っている栗澤(現F東京)、中島、杉本(現名古屋)が卒業して、Jのユースや有力校から来た「Jのトップに買われるほどじゃない選手」が主力になった年です。
 「土の上」世代は、「とにかく1つでも上に」という上昇志向が非常に強く、北関東リーグから関東2部へ、関東2部から1部へ、そしてJFLへと、流経大の「昇格」をすべて自分たちの足で勝ち取りました。特に2004年には、大学サッカー界最大最高の大会である全日本選手権(インカレ)の真っ最中に、JFL昇格のための地域リーグ決勝大会に出場し2位、更にインカレで3位になるという離れ業を演じました。
 その世代が卒業してどうなるかと思われた2005年には、大臣杯こそベスト4と健闘したものの、関東リーグ6位、インカレはグループリーグ敗退に終りました。流経が「強豪」になれるか「普通のチーム」で終るのかという分岐点です。
 そこでチームを支えたのが、難波宏明 (現横浜C)でした。高卒後、V神戸→栃木FCと渡り歩いた彼には、「土の上」世代に通じるメンタリティがありました。2006年の関東リーグ優勝は、難波のキャプテンシーなくては成し遂げられなかったでしょう。
 2007年のチームは、難波のようなリーダーの不在を自覚しながら、「3・4年生全員が自分からリーダーシップをとっていかないと」という意欲を持っているようです。その意欲が「ホンモノ」であれば、流経大は「本当の強豪」になれるでしょう。

 なお、流通経済大はこの優勝により、第87回天皇杯への出場権を獲得しました。
 これで茨城県協会の役員さんやユース、高校の先生方にイヤミを言われなくてすみます(笑) 毎年「筑波でも流経でもどっちでもいいから大臣杯枠で出ろ」と言われ続けてましたから。
 でも、流経大の関東社会人チーム、クラブ・ドラゴンズが天皇杯に出ちゃったら、選手の登録はどうするんでしょうね?
 もうひとつ、大臣杯枠の出場だと、大抵ものすごく遠くの会場に飛ばされます。関東大学リーグの真っ最中に長距離遠征が入るのはかなりツライかと思いますが、果たして?


posted by あーちゃん |16:16 | サッカー:大学 | コメント(0) | トラックバック(0)
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