2007年07月06日

総理大臣杯全国大学サッカートーナメント準決勝

日程・結果はこちら→
http://www.jufa-kansai.jp/meet/pmcup/schedule.html

☆のチームが決勝に進出します。

☆静岡産業大 0(4PK3)0 福岡大

☆流通経済大 3(2-0,1-0)0 法政大
 【流】8分平木(PK)、35分平木(PK)、73分宇佐美(宮崎)


★決勝の日程 7月7日(土)★

◆大阪長居第2陸上競技場 14:00~ 静岡産業大-流通経済大


 法政、前半にPK2つって誰が何やったんだ?(笑)

 静岡産業大流通経済大、ともに全国大会での決勝進出は初めてですが、他にもいくつもの共通点があります。

 まず、いわゆる「名門」でない、新興勢力であること。
 総監督が野心家(笑)というか、チャレンジャーであること。
 JFL参戦、Jリーグとの交流、ユニフォームスポンサーの獲得など、他チームが行わない(行えない)強化策を積極的に打ち出していること。

 静産大は1994年創部。
 97年にJリーグ所属のジュビロ磐田と技術面での提携を結び、同年東海大学リーグ2部優勝、1部昇格。昇格初年度の98年1部優勝、以後99年、2003~06年にも優勝。
 2004年度総理大臣杯、2005年度インカレでベスト4。
 2002、2003年の2シーズンJFLに参加。
 1990年代、東海大学リーグは中京大、愛知学院大などの愛知勢が中心で、関東・関西勢とのレベルの差は歴然としていました。「静岡県内には高校まではキラ星のごとき選手達がいるのに、大学には誰も残らない」と言われていたのです。
 そこに、地元Jリーグクラブと提携関係を結んだ大学チームができました。ジュビロユースの出身者を中心に、徐々に静岡の有力チーム出身者も「地元」である静産大に進学する選手が増え始めました。質の高い技術指導、積極的な強化策の成果もあって、「全国に出ることは当り前になった。今の目標は関東・関西に当り前に勝てるチームを作ること」(三浦総監督)というところまでレベルアップしました。

 公式サイト→http://www.iwata.ssu.ac.jp/football/

 一方の流経大、創部は1965年。
 1998年に、水戸ホーリーホックの初代監督・中野雄二氏を監督に迎え、1999年関東大学リーグ2部へ初昇格、しかし1年で降格。
 2000~01年の2シーズンは、名目上は茨城県リーグ所属ながら、「他のチームとレベルの差がありすぎて試合にならない」ということで、優勝したとして北関東大会への出場権のみ与えられ、公式戦を行わせてもらえなかったとか。その一方で、近隣の筑波大をはじめとする関東リーグ所属チームとの練習試合もなかなか受けてもらえず、苦労したそうです。
 しかし、苦労の中で阿部吉郎(レイソル)、塩田仁史、栗澤僚一(FC東京)、杉本恵太、中島俊一(グランパス)ら、入学時は無名だった選手がそれぞれの才能を開花させ、2001年の関東大会で優勝、関東リーグ2部昇格。以後、2002年2部3位、2003年関東2部優勝、1部昇格。04年1部2位、05年6位、06年優勝。
 2003年大臣杯、同年インカレ、2004年インカレベスト4。
 2004年地域リーグ決勝大会準優勝、JFLに昇格。以後2005年13位、2005年16位。
 部員数は選手だけで200人を超し、トップ(大学公式戦)、JFL、クラブ・ドラゴンズ(関東社会人リーグ2部)、各学年(Iリーグ)の7チームで活動中です。
 現在までに延べ11人のJリーガーを輩出。今年のチームは、U-20代表GK林、U-23代表DF鎌田次郎をはじめ、ユニバ代表5人を擁しています。
 無名だった選手をJ1のレギュラークラスにまで成長させた指導と環境に魅かれて、入部セレクションには100人を超える希望者が集まるとのことです。
 また、近年躍進著しい流通経済大付属柏高から、千葉県選抜レベルの選手がエスカレーター式に入部してくるため、選手層の厚み、質の高さでは他校の追随を許さないチームに成長しました。

 公式サイト→http://rku-fc.jp/

 いわゆる「大学の名前」で選手を集められない大学チームがどうやって生き残っていくのかという問題に、それぞれ明確な答を出して強くなってきたチーム同士の対戦です。
 関西方面のお暇な方、ぜひ長居第2にお運び下さい。

posted by あーちゃん |20:09 | サッカー:大学 | コメント(0) | トラックバック(0)
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