2007年10月08日

勝っちゃった\(^o^)/ 〔第87回天皇杯3回戦・ベガルタ仙台1-2順天堂大〕

ほーほほほほ! 勝ったわ!! 1度あることは2度あったわ!!!

「勝ったぜ」のVサイン。GK松本(左)とDF村上


帰りの新幹線でつい勝利の美酒を飲みすぎて、地元の最寄り駅から車運転して帰れなくなって、仕方なく友達の家に泊めてもらったんで、更新が遅くなりました(笑)

★第87回天皇杯3回戦

 ベガルタ仙台[J2] 1-2 順天堂大[千葉]☆

 117分【順】(13)岡本達也  中盤左(22)駒ヶ嶺 → 中盤中央(10)伊藤 → 
               前線中央(13)岡本DFをかわして右足シュート
 118分【ベ】(26)田ノ上信也 中盤左(10)梁 → (13)中島 → 中盤中央(26)田ノ上ドリブル
               → 前線中央(9)中原 → (26)田ノ上DFをかわし右足シュート
 119分【順】(13)岡本達也  中盤右(4)森 → 中盤中央(9)田中 → 
               前線中央(13)岡本DFをかわして右足シュート

 公式記録→http://www.jfa.or.jp/domestic/category_1/games/2007/ep_cup_2007/pdf/46.pdf

 試合選評→http://www.jsgoal.jp/news/00055000/00055508.html

 ベガルタ・望月監督のコメント→http://www.jsgoal.jp/news/00055000/00055474.html

 順大・:吉村監督&島崎主将のコメント
 →http://www.sanspo.com/soccer/top/st200710/st2007100803.html

 質問が来る前に書いときますが、順大の2得点を挙げたFW岡本達也は、去年までジュビロでJリーガーやってた岡本達也本人です。
 岡本は大学入学後ほぼ全試合に出場、やや桁の違う能力や元プロらしいプレイを見せていましたが、J2との対戦を見て、やはりプレイに余裕を感じました。その割に90分間で3本ほど、どフリーのシュートを決めそこねてくれましたが(笑) 先制点、決勝点をあげてくれたので、よしとしましょう。

 J’sゴールの選評はベガルタ視点で書かれているので、順大視点でフォローします。

 J2で次節出場停止のCB渡辺を除きスタメンを10人入れ替えてきたベガルタに対し、順大はベストメンバー。GK松本、DFが左から金子・岩澤・村上・森、MFは島嵜と三浦のダブルボランチに、左に田中、右に伊藤、FWは1トップ気味の岡本と下がり気味の福士。
 故障で10/3の大学のリーグ戦を休んだレイソルの強化指定選手・DF村上祐介も、千葉県選抜で国体に出て、新幹線で帰ってきて10/3の試合にも出場したMF伊藤大介も、事前の予想に反してスタメンで使ってきました。この時点で、「吉村さん、やる気じゃん」と思っていたのですが、まだまだこんなもんじゃありませんでした(笑)

 試合は、慣れないメンバーと相手の情報不足からか慎重に見えるベガルタに対し、順大は立ち上がりから積極的に攻めあがりました。伊藤がボールをさばき、田中や福士や両SBが走って岡本にあわせるいつもの攻撃です。岡本がオフサイドにかかったり、ベガルタのGK萩原のセーブにあったりでゴールにはなりませんでしたが、決して一方的に攻められるような内容ではありませんでした。
 守備でも、島嵜と三浦が中盤でプレスをかけ、村上と松本が中央をがちっと固めて崩させない、いつもの守備ができていました。森と金子が攻撃参加したり、守るときにやや中央に寄ったりしたためか、ベガルタの両サイドにぽんぽんとサイドチェンジされるなどスペースを使われましたが、混乱はなく、特に村上と松本は落ち着いてよく集中していました。

 後半の57分、順大はCB岩澤に代えてMF慶田を投入、これに伴い、ボランチ島嵜をCBに下げて三浦の1ボランチとし、伊藤をトップ下、慶田を右のハーフないしFWに。
 さらに84分、故障あがりの村上を下げて1年生CB日下部を投入し、島嵜を梁につけて、森・日下部・金子の3バック気味に。
 これらがいかに「捨て身のいてまえ作戦」であるか、関東大学リーグを見たことない人には絶対わからないでしょうが(笑)、私は吉村監督の本気を感じました。マジで勝つ気だよこの人!

 というか、ベガルタのプレイを見て、その気になっちゃったのかもしれません。
 後半65分に投入された中島、梁勇基の動きはさすがと思わされましたし、他の選手も1タッチでぽんぽんとサイドチェンジするなど基礎能力の高さは感じられました。しかしながら、チームとして機能していたかといわれれば十分とはいえず、全体の、特に75分以降の運動量は明らかに順大のほうが上でした。
 ベストの状態のベガルタならともかく、「これなら勝てる可能性はある」と吉村監督は思ったでしょうし、私もそう思いました。しかし、ぎりぎりで集中して戦い続けているDF陣にミスが出れば、1点を取られて負けるであろうという予想もありました。私は膝が震えて立てなくなりましたが、吉村監督はじっとしていられないらしく、ひたすらベンチの前をうろうろうろうろし続けてました。

 そして延長。すでに交代枠を使い切って打つ手のないベガルタに対し、順大は疲れの見えた福士に代えて駒ヶ嶺を左サイドに投入。右の慶田とあわせて、左右両サイドからの突破を試みます。駒ヶ嶺が2回、慶田が3回ほど、らしい突破を見せましたが(慶田の出したボールも慶田らしかったよ……(笑))、それが117分、119分の岡本のゴールに結びつきました。
 GKの動きを見て冷静に決めた岡本はさすが。特に2点目、先制直後に追いつかれてややがっくりしかけたチームメイトの中で、「相手もそう余力はない」と見て取ったようにボールを呼び込み、壁パスを使ってシュートレンジへ持っていった心身の強さは、並の大学生にはないものです。
 しかし、その岡本や途中出場の二人について何度も攻めあがった伊藤や田中や森、そしてベガルタの攻撃を集中力を切らすことなく防ぎ続けた守備陣のがんばりがなければ、勝利はありませんでした。
 私の目から見ても、延長でのイレブンは明らかに疲れていましたが、よく走りました。そりゃあ、ゴール裏から鬼のように「走れ!」と叫んだのは私ですが(笑) 走ってよかったでしょ。がんばったら、いいことあったでしょ。

 その意味で、私は、「この試合のMVPは岡本じゃない」と言いたいです。
 MVPは、みんなです。

 試合後、ゴール裏応援席に挨拶に行った順大イレブンに対して、大きな賞賛のコールをしてくださった仙台のサポーターの方々に感謝します。帰り際、古いサポーターらしきおじさんが、「またやられちゃったなぁ。今年もいいチームなだぁ」と言ってくださったのも嬉しかったです。

 反対側の順大側ゴール裏では、大学サッカー連盟の役員の学生さんたちが、文字通り号泣していました。普段は大学サッカーの試合の運営に忙しく立ち働いていて、自分の大学の勝ち負けに一喜一憂している暇もない彼らにとって、仕事から解放された天皇杯での勝利は格別の喜びだったようです。
 学生やOBが肩を組んで校歌を歌うのに混ぜてもらいました。フルコーラス歌えますが、歴代蹴球部の学生さんたちが歌っていた「印旛の大地」(印旛村はスポーツ健康科学部の校舎があるところ)が、正式には「湯島の台地」(順天堂の本校は湯島)であることに、今回初めて気づきましたよ(笑)

 この日は、明治大も、レギュラーメンバーを欠場させた京都パープルサンガに1-0で勝利。
 サガン鳥栖に挑んだ筑波大は0-1で、モンテディオ山形(佐藤健太郎はメンバーにも入ってなかった(泣))と対戦した鹿屋体育大は0-4で敗れてしまいましたが、大学チーム2つがJ2に勝ってJ1と対戦するのは、ほんとうに嬉しいことです。せっかくの機会ですから、10年前の川口信男のように、相手サポの度肝を抜くようなプレイをしてほしいです。
 組み合わせ抽選は10/11。希望としては、とにかく近場で、できるだけNHKが中継してくれそうな相手(笑) 具体的にはまずレイソル(村上が来季レイソルに入団予定)、横浜M(小宮山は去年までこのチームでやってた)、アントラーズ(10年前の51号線対決再び)、せめてヴァンフォーレ(OBの石原克がいるので)。岡本とはジュビロとやりたいようですが、磐田はちょっと遠いよ。

 日程的には、ものすごくキツイんですけどね。
 一部J2サポの間では、「勝てば勝つほど苦しくなる罰ゲームのような天皇杯」という言い方があるようですが、日程の厳しさを言うなら大学だって負けてません。
 順大は、9/17の天皇杯1回戦の高知遠征からはじまって、9/20、9/23、9/30、10/3と試合をこなしてきました。MF伊藤大介に到っては、国体の千葉県選抜チームに参加、9/30から10/2まで秋田国体で3連戦したあと、10/3の大学の試合に出ています。
 J1チームと対戦する4回戦は11/4か11/7。この週は11/2に順大、11/7に明治大のゲームが予定されています。日程の変更も検討されるようですが、大学リーグの終盤、優勝や大学選手権(全国大会)出場や降格争いが佳境を迎える時期に、試合日程が過密になることは避けられません。
 そう、J2に降格はありませんが、大学にはあるんですよ。それでも大学生は勇気とチャレンジ精神を持って勝ちに行きました。J2チームの事情はどうあれ、彼らの勝利の価値は変わらないと思っています。

 そういえば、時代は変わったなーと思うことがひとつ。
 順大が、当時はまだあった関東大学リーグ1部2部入れ替え戦の翌日となる天皇杯への出場を避けるかのように、関東予選でメンバーを落としたとして、某サッカー雑誌の編集長にこっぴどく叩かれたのは13年前、まだ名波が在学していた頃でした。
 それが今では、J2の昇格争いに集中するため、天皇杯でメンバーを総入れ替えするのが当たり前のようになっています。もちろん、それに対する批判もありますし、メンバーを落とさずに5回戦まで勝ち上がって、さらにJ1に昇格したヴァンフォーレ甲府のようなチームもありますが。
 個人的には、「メンバー変更で何が悪い。それで勝てないチームが悪い」と思いますけれども、この話はまたあらためて。

 今日はとにかく、勝利ばんざい!!!


posted by あーちゃん |18:56 | サッカー:天皇杯 | コメント(4) | トラックバック(1)
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87回天皇杯3回戦、対順天堂大1-2完敗 【ベガルタ・マヴォイ】

2007年 10月7日(日)13時 天皇杯3回戦 ベガルタ仙台1-延長-2順天堂大 ユアスタ仙台 大久保  中原(中島)      金子    関口(梁)  ...

2007-10-11 18:38 | 続きを読む
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Re:勝っちゃった\(^o^)/ 〔第87回天皇杯3回戦・ベガルタ仙台1-2順天堂大〕

まずはおめでとうございます!大学サッカーのこと、ほとんど知らないのですが、読んでいてとても面白かったです。順大は今後もがんばって欲しいと思いました。(いい写真ですね)
それにしてサッカーは、どの環境も過密日程なんだなと…。

posted by まるめ | 2007-10-08 23:44

Re:勝っちゃった\(^o^)/ 〔第87回天皇杯3回戦・ベガルタ仙台1-2順天堂大〕

京都パープルサンガというチームはありません。
現在は京都サンガF.C.となっています。

試合結果につきましてはサテライトの選手
であるといってもあきれるばかりです。

posted by 京都サポ | 2007-10-09 18:47

コメントありがとうございました

調子こいてつらつら書いてしまった長い文章におつきあいいただきまして、ありがとうございました。UPしてから「こんなに長かったか?」とびっくりしましたよ(笑)

>まるめさま
 応援ありがとうございます。そう言ってくださる方をがっかりさせないよう、4回戦の前には選手たちによーくハッパをかけておきますです。
 そう、大学生も大変なんですよ。関東1部チームの場合、リーグ戦22試合と総理大臣杯(夏の全国大会)の予選は必須。最高で、大臣杯予選2、大臣杯本戦4、大学選手権(通称インカレ)のグループリーグ3、決勝トーナメント3。プラス天皇杯。さらに、トップ選手の場合、ユニバや五輪、年代別代表などの試合と合宿が加わります。
 少なくとも、大学トップクラスの選手なら、Jのレギュラーでない選手達より、よほど経験は豊富ですよ。

>京都サポさま
 チーム名の件、大変失礼いたしました。そーか、「京都紫光」の「紫」がなくなっちゃったのか……時代は変わるなぁ。
 試合結果の件ですが、前述の通り、Jのサテライトの選手より、大学のトップ選手のほうが試合経験ははるかに豊富です。大学の現場から言わせていただければ、サテ選手相手なら勝っても不思議とは思いません。
 この件については、また改めて書こうと思っています。

またよろしくお願いいたします。

posted by あーちゃん | 2007-10-10 11:05

Re:勝っちゃった\(^o^)/ 〔第87回天皇杯3回戦・ベガルタ仙台1-2順天堂大〕

あーちゃんさん

コメントありがとうございましたっ。

順天堂大学さんには

プロの厳しさを教えるどころか

サッカーの厳しさを教わりましたっ。

ベガルタは強いようで弱いようで

弱いようで強いようで。。。

よくわかりませんっ

でも、地元のチーム

おらほのチームなので応援し続けます

サッカーを愛するもの同士

お互いに好きなチームを応援し続けましょう

ありがとうございましたっ。

また機会があればよろしくお願いしますっ


posted by とし | 2007-10-10 21:54

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