2007年07月14日

アジアは過酷だ……

 雨続きで、最低週2回ノルマで続けてきたジョギングができません。
 しかたなく、サッカーのアジアカップ・日本-UAE戦を見ながら、室内でステッパーを踏みました。最新型より1代前の、ステップが外向きについてるやつに、両手に1kgずつのダンベルを持って、夜中で雨も強いので窓を閉め切って、45分ハーフでキコキコと。

 …サッカー選手ってすごいと、心の底から実感できましたですよ(笑)

 後で室内の温度&湿度計見たら、気温25℃湿度72%。それでも、15分動けば汗だくだし、給水は必須、終った後は息が上がってました。画面の中、30℃超80%超で90分走り回った選手の皆さんには、感歎を通り越して尊敬の念すら抱きました。
 オシムじゃないけど、「選手たちが元気で試合を終えることができたのが一番嬉しい」です。冗談じゃなく、みんな無事でほんとによかった。
 今後も無事でありますように。
 ついでに、8月7日から19日というとんでもない日程でバンコクで行われるユニバーシアードのサッカー代表も、何事もなく勝って帰ってこられますように。

 「無事でよかった」には、もうひとつ意味があります。言うまでもなくUAEの危険なタックルです。
 アフターファウル、バックチャージ、ボールでなく足へのタックルなど、まあいろいろやってくれました。53分にサイードが退場になってだいぶマシにはなりましたが、審判はもう少し早く対応して歯止めをかけなきゃならんでしょう。巻への“膝かっくん”、鈴木啓太へのチャージ、どれも非常に危険でした。選手のコメントを聞く限り、とりあえず大事には至らなかったようで、よかったけど。

 中東勢はそういうメンタリティなのか、ほぼ試合が決まってしまうと、そういう行為に出て「試合を壊す」常習犯です。
 そうした相手と戦う日本に必要なのは、「勝ち逃げる」技術・戦術でありましょう。まず第一に失点と怪我とカードのリスクを避け、できれば体力を温存する方法を身につけなければ、「強豪」にはなれません。
 UAE戦の後半21分の失点は、その意味で修正しなければならないミスです。
 しかし、その後にオシムが次々と手を打ちました。高原と鈴木啓太の交代はそれぞれ体調不良と負傷のためでしたが、交代で入れた選手のセレクト(羽生、水野、今野)は、「無理はしなくていい」というメッセージに見えました。
 そしてその後約20分、「試合そのものを殺す」、つまり「サッカーすることそのものを避ける」というやり方でことなきを得ました。第1戦のカタール戦での失敗から学んだということでしょう。
 スポナビのブログでUAEのタックルを「明和スライディング部隊」と呼んだ方がいましたが(笑)後半の交代後の日本のやり方は、修哲(だっけ?)の「とりかごフォーメーション」に近いものがありましたね。今現在でも「後半のボール回しはひどい」とか言ってるご時世を思えば、20年前に小学生にアレをやらせていた高橋陽一氏の慧眼は恐るべきものかも?
 気候的にも戦う相手を見ても、アジアって過酷だからね。
 テレビ的には困るのかもしれないけど、サッカー的にはいいことです。

 テレビ的と言えば、あいかわらずテレ朝の実況&解説は叩かれてますね(笑)
 私はもう「サッカーは金払ってしか見ない(=NHKとCSのみ)」と決めて久しいのですが、あんまり叩かれてるのでNHK-BSとザッピングしながら見てました。
 松木やっちゃんの解説、NHKでやってた頃は好きだったんです。視聴者に「見るポイント」をちゃんと示してくれるところが。「お子さんにはこういうプレイを手本にしてほしいですね」とか、「地味だけどこういうプレイが重要なんですよ」とか、いいコメントしてました。テレ朝では、なんというか、「解説」でなく「応援」してますね。局側のスタンスなんでしょう。
 実況については、タイミングの問題で『運命の○○戦』『絶対に負けられない戦い』という決まり文句を聞かずにすんだこともあって、それほど不愉快には感じませんでした。もっとも、CSの実況陣から見ると、レベル的にはまだまだですが。タイミングが遅れてもいいから選手の名前は間違わないようにね。
 あと、試合後のコメント担当の櫻井アナ!
 個人的に応援してるので、がんばれ! ジイさんに負けるな!(笑)

posted by あーちゃん |16:31 | サッカー:代表 | コメント(8) | トラックバック(2)
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この記事に対するコメント一覧
Re:アジアは過酷だ……

私は、松木の昔のころが好きだった。相手にシュート打たれる度に絶叫していたところがです。最近は、それがなくなってしまい残念です。

posted by zenden | 2007-07-14 17:06

Re:アジアは過酷だ……

やっぱ金払って観た方が結局得ですかね?煽るにしても馬鹿になり切って煽ってるでもないから面白くないし、解説としてもサッカーのポイントを突いているでもない…本当にぐだぐだで…

うう、すみません、人のブログで愚痴って。

posted by hage | 2007-07-14 17:24

Re:アジアは過酷だ……

それにしても高原以外の日本選手はシュート撃てないね~チャンスがあってもそこで一呼吸というかワンプレー入れて完璧な体勢にしてから撃とうとする。なかにはフリーなのに横にパスする腰抜けもいる。
国際試合でシュートチャンスなんてほんの一瞬しかできないんだからそこを強引にモノにしないといけないのに・・・その点高原はさすがに分かっている動きだった。

posted by 決定力不足は相変わらずか | 2007-07-14 17:28

Re:アジアは過酷だ……

中東勢はタックルきついですね。

もとを正せば審判がきっちりと最初のFOULを見てキチンと笛を吹き、いけないものにはしっかりイエローカードをだせばいいんですがアジアのトップレフリーは世界を見渡すとどうしてもレベルが低く見切れないのが現状です。

一発こんなのでも大丈夫かなというヒドイタックルでも見れてなければOK状態です。

人間のやるものですから仕方がありません。それもSOCCERです。キチンと解釈ができないと試合は壊れます。

試合が壊れるには2つ要素があります。

1、選手が熱くなり過ぎてのハードタックル。
2、審判の力量不足。

色々問題はありますがそれでも審判のレベルは向上してます。それでもUAEのタックルはひどい物がありましたね。

もっとカードがでてもOKだったと個人的に想いました。

失礼ながら書き込みさせていただきました。

posted by とと | 2007-07-14 18:18

Re:アジアは過酷だ……

試合後のインタビューの櫻井アナ。

監督の「ジイさん」に勝つ前に某NHKの野地さんに
勝つ必要があるかと。

やはり普段からJの試合のアナウンサーを担当してる人とは差が出るのかな、と
遠藤選手以降の野地さんのインタビューを聞きながら思ってしまいました。

…昨日テレビを見てふと思ったので書いてみました。失礼しました。

posted by not | 2007-07-14 19:27

Re:アジアは過酷だ……

セルジオを使ってほしい。
テレ朝は視聴者をなめてる。角沢アナはニコニコしているだけで、実況マジへた。
だからおれは音消してみてます。

posted by oopopo | 2007-07-14 20:11

解説より


 拡声器かながれる、あの歌というか掛け声というか・・・コーラン朗読みたいないかにも中東チックなヤツ。
 私にとっては、あれに比べればアナウンサーのわめきなど、初夏の涼風ですね^^; あれ、ホント苦手なんだよね~。

あとUAEのラフプレーには心底腹が立ちました。おまえら、それでもフットボーラーかよ!

posted by とおりすがり | 2007-07-14 20:40

コメントありがとうございました

>zendenさま
 前回のアジア杯中国大会での、やっちゃんの「絶叫しながら解説」は、立派にひとつの芸になってたんですけどね。「あー、あー、逆サイドで××選手がフリーですよ、危ないですよ、あああーーー!」ってアレ、他の解説者にはできない芸当です。
 そういえば今回はおとなしいですね。決勝Tに入ったら、また叫び出すかな?

>hageさま
 私個人は「そのほうが楽しい」からペイTVで見てます。NHKはきちんと基本を押さえてて安心して見られるし、CSはマニアックで面白いです。
 民放はね、いっそ「サッカー素人への啓蒙」と割り切って、サッカーを知らない人にもその魅力を知ってもらえるような放送ができないものかと思います。視聴率の道具でしかない現状はとても残念です。
 愚痴でかまいませんので、またいらしてください。

>決定力不足は相変わらずか さま
 すいませんすいません、巻がフリーのヘディング一本外しまして(汗)
 おっしゃる通り、高原はたしかに「分かっている」んですね。ブンデスリーガ11得点は伊達じゃないと。
 少年サッカーの指導をしてる私の友人が、「日本のサッカーは、日向小次郎が大空翼に負けてダメになった」と、いまだにグチってます。泥臭くてもシュートを打ち続けるFWより、プレイのきれいなMFがいいんだという「キャプテン翼」の影響は、いまだに小さくないのかもしれません。

>ととさま
 危ないタックルも審判のミスもサッカーのうちなんですが、選手がケガするようなのは困りますね。
 しかしながら、関係者の一部には「Jの審判は笛を吹きすぎる」という指摘もあるそうです。世界レベルに比べて、チャージをファウルにとりすぎるので、日本の選手はチャージに対する耐性が弱い、その結果がドイツW杯であると。一理あると思いました。
 タックルにも倒れない、ケガをしない技術と身体の強さを身につけなきゃダメってことですね。

>notさま
 NHKには、山本浩御大がいらっしゃいますからねぇ。一度天皇杯の某県予選でお見かけしたことがありますが、後輩のアナに丁寧に説明や指導をしておいででした。
 野地さんも御大の薫陶をうけていますから。でも、あの方、どんなに緊迫した試合でも妙にまったりとおだやかな空間を作っちゃうんですよね(笑)
 櫻井アナもがんばってるんですが、早く「野球のヒーローインタビュー的お決まりパターン」から脱却してほしいもんです。ついでに、テレ朝のディレクターにもね。

>oopopoさま
 音消して見てると、さみしくないですか?
 テレ朝のスポーツアナって、角澤氏以外いないんでしょうかね。
 セルジオ越後氏は、オシム代表になってから、楽しそうに代表批判してますよね。まるで、ジーコ時代に縛られていた何かから解き放たれたように(笑)ちゃんと理屈の通った辛口意見は好きなので、松木やっちゃんとのバランスの上でも、実況アナを叱咤する意味でも、復活が待たれます。

>とおりすがりさま
 アラビア語のコールって、何を聞いてもコーラン詠唱に聞こえますよね。インドやインドネシアなどを旅していると、モスクから聞こえてくるアザーンがすごくロマンチックに聞こえるのですが、サッカー場では敵性音楽だからな(笑)
 逆に、中東の人から見ると、日本の一糸乱れぬコールや応援は、すごく怖くなるときがあるそうですよ。

posted by あーちゃん | 2007-07-15 00:27

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