レッツゴーKEIBA~競馬の力を伝えたい~

馬に合わせた競馬か、レースに合わせた競馬か、大阪杯回顧

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大阪杯はキタサンブラックの強烈な強さだけが際立つ結果になりました。ステファノス、ヤマカツエースが懸命に追ったもののどこまで行ってもその差は詰まりそうにない感じで、ありきたりな表現になってしまいますが格の違いを見せつけた結果になりましたね。

さて、表題。レースの作戦を組み立てるときに、馬の特性を最大限に活かしたレースをするのか?または馬場状態やコース形態、レース展開など状況に合わせたレースをするのか?のどちらの比重を大きくするのかに分かれます。それを基に以下、何頭かピックアップして感想をば。

【1着】キタサンブラック もう全てが思い描いた通りの競馬。1コーナーなんかは早いスタートを利して馬場のいいところを選んで走れたし、ついでにマークしに来たサトノクラウンにかなり外を回らせたとこなんかはそつがないですね。前半はゆっくり入りましたが、後続が「遅いな、そろそろ動こうかな?」と思ったタイミングで一気にペースアップし動かさない。終始主導権を握り続け、レースを完ぺきに支配した王者の競馬。着差こそ3/4馬身でしたが2着以下の馬たちに「出直して来い!」とでも言わんばかりに圧倒的でした。レース直後にも関わらず馬自身は「当然の結果」みたいな涼しい顔してましたね。

【2着】ステファノス この馬はいつもとは違う競馬を試みました。ズバリ、「キタサンブラックの後ろ」という一番レースを組み立てやすいポジションを積極的に取りに行きました。おそらく川田騎手はキタサンブラックが馬場のいいところを通りながらコーナーを回ることも予測していて、サクラアンプールにさえ先に入られなければそのポジションを取れるという確信もあったでしょう。ゴールドアクター、カレンミロティックがやったようにぴったりマークして「キタサンブラックさえかわせば勝てる」状況を作り上げた好騎乗。完璧なレースができましたが、貫録を見せつけられてしまいましたね。

【3着】ヤマカツエース、【4着】マカヒキ この2頭は自分の競馬を選択。というよりも枠順、馬場状態から「選択せざるを得なかった」といった方が正しいでしょう。マカヒキ、ヤマカツエースはステファノスと枠順が逆だったらおそらく着順も入れ替わっていたでしょう。この2頭にとっては外枠もなんですが、週末の雨で内が荒れてきて先行各馬が1コーナーで外々を回ることになったのも不運。あれ以上、外を回すわけにもいかないので下げながら回らざるを得なくなり、結果として想定より後ろにポジションを取ることになってしまいました。ヤマカツエースの伸び脚は見所がありましたし、このレベルでも通用する力を付けました。一方マカヒキは伸びてることは伸びてるんですが・・・、早いとこ一つ勝たないと馬が自信を失ってしまいそうですね。

【5着】アンビシャス 同じ外枠の差し馬でもヤマカツとマカヒキとは違い「競馬の選択肢がこれしかない」ので、ことアンビシャスに関しては枠順が逆だったら着順も上がってたかは微妙なところ。ちょっとでも仕掛けるとスッ飛んでいきそうな雰囲気があったので、内枠でも下げてた可能性が高いと思います(勝負をかけて押していったかもしれませんが・・・)。こういう競馬をすれば常に好走はできるでしょうが、勝ち切るとなるとやはり昨年の大阪杯のように勇気をもって出していくことも必要になるのかなと思います。

【6着】サトノクラウン この馬は基本差し馬ですが、今回はキタサンマークを選択。後半のペースアップについていけなかったものの、ここで無理に追っていくことはしなかった分、直線は伸びかけました。最後坂で止まってしまったし、デムーロ騎手が懸念していた通り、距離もコースもあってなかった感じがします。天皇賞春なら面白いでしょう。

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