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猫でもわかる?G1レース出走馬決定順

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先週からG1ラッシュが始まったわけですが、今回はG1レースの出走馬決定順について解説をします。わかっている方には退屈な記事になりますので、その辺は考慮していただければと思います。

G1レースにおいて、重要な要素は以下の6つ ①優先出走権 ②レーティング ③海外馬 ④地方馬優先出走権 ⑤出走馬決定賞金 ⑥収得賞金 番号は基本的に優先される順番です。レースによって優先される順番がちがったり、考慮されない条件もあります。

ではそれぞれ解説していきましょう。

①優先出走権

当該G1レースの優先出走権が設定されているレースで指定された着順以内で入線した場合、優先的に出走可能。 【解説】 「指定のレースで○着以内になれば優先するよ。」というルール。 これはわかりやすいですね。一番有名なのは3歳クラシック。例えば弥生賞で3着以内などレースによって決められた着順を満たせば、他の条件によらず出走することができます。昨年から古馬G1においても設定されていて、今週行われる大阪杯であれば中山記念と金鯱賞の1着馬に優先出走権が与えられています。 クラス再編成が行われる関係で収得賞金が半分にされる4歳馬や、ベテラン馬の出走が多いチャンピオンズCやフェブラリーSは優先出走権を使わないと出れないパターンも存在します。「もしこれがあったら」という例として、2012年のクラレントです。富士Sを勝利しているにもかかわらず、マイルCSは⑤出走馬決定賞金で跳ねられてしまいました。こういうケースを考えればいいルールです。

②レーティング

1年以内のレーティング上位5頭が優先的に出走可能。ただし、レーティングが110(牝馬は106)未満の場合はレーティング5位以内であっても優先されない。 【解説】 「高いパフォーマンスを見せた馬は優先するよ。」というルール。 例えば、レーティング上位5頭が112、110、110、109、108の順(全て牡馬とする)である場合、レーティングで優先出走権が得られるのは上位の3頭のみとなります。まあ、昨今レーティング110未満の件はあまり気にしなくていいかもしれません。実際に適応された例として、2015年のスプリンターズSのレッドオーヴァルは「⑤出走馬決定賞金」だと除外対象でしたが、前年のスプリターズS・3着のレーティングが効いて優先的に出走可能となりました。

③海外馬

海外馬が登録してきた場合は優先的に出走できる(海外馬出走枠はレースによって異なる)。 【解説】 「海外馬は優先するよ。」というルール。 敷居が低そうな感じもしますが、招待馬でない限りは登録料、輸送費諸々の経費は出走馬側の負担なので勝算がある馬以外はリスクが大きいです。

④地方馬優先出走権

特定の条件を満たした地方所属馬は優先的に出走できる(地方馬出走枠はレースによって異なる)。 【解説】 「地方所属馬は指定のレースを○着以内になれば優先するよ。」というルール。 なんですが、このルールは複雑です。ざっくり説明すると当該G1レースの優先出走権が設定されているレースで1~3着以内です。ただし、桜花賞の優先出走権にOP特別のマーガレットS(1着のみ)が設定されていたり、中央馬とは「優先出走権」の適用レースが多少異なります。また、1年以内にJRAの重賞競走(除2歳戦)を2着以内の地方馬にもG1の優先出走権が与えられます。故障により叶いませんでしたがプレイアンドリアルはこれを適用してクラシックへ挑む予定でした。古くはオールカマーに出走した地方馬最先着の馬にジャパンCの優先出走権が与えられていた時期もありました。この制度でジョージモナークは2年連続のJC出走を果たしています。 これは実に細かいルールが存在するので、詳しく知りたい方はJRAのHPから調べてみるといいでしょう。

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この記事へのコメントコメント一覧

「猫でもわかる?G1レース出走馬決定順」へのコメント

>mizuha0407さん

記事の足りない部分の補足ありがとうございます。
「収得賞金1601万以上の馬の優位」はまだ存在します。クドくなるかなとおもって記述しなかったのですが、助かりました。

時代に合わせてルールも変わって行くので覚えるのは大変です。また足りない部分があれば遠慮なく(お手柔らかに)お願いします。

猫でもわかる?G1レース出走馬決定順

「収得賞金1601万以上の馬の優位」なんてのもありませんしたっけ?
これは「オープンに上がって長い間賞金を積み上げられなかった馬」が、「ここのところ勝ってきている上級条件馬」に順位をぬかされるのを防ぐため……10年くらい前だかに作られたルールだったはずです。
今もあるかは解りませんが多分無くなってはいないんじゃないかなあと。
昔はこのルールのため、OP馬を押しのけて準OP馬が軽めの重賞に出てくる例もしばしば……というわけでルール化されてさらに複雑になった印象が。
もちろんGIにも適用されました。当時は。

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