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【再録】スペシャルウィークメモリアル~「王道」それは語り継がれる伝説の世代~

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スペシャルウィークの種牡馬引退のニュースがありました。シーザリオ、ブエナビスタなどの名馬を輩出。一方で中々牡馬の大物に恵まれなかったのですが、西山さんの慧眼で種牡馬入りしたリーチザクラウンの産駒が前評判を覆して大活躍、さらに菊花賞馬トーホウジャッカルも種牡馬入りを果たし後継種牡馬の目途も立ったのでゆっくり余生をという感じでしょうね。私が競馬に興味を持ち始めたのはちょうどスペシャルウィークが活躍している時期で何度も記事内で取り上げさせてもらいました。そこで、今回はスペシャルウィークメモリアルとして、以前掲載させていただいたジャパンCメモリアルを再編集してお送りいたします。

今やB級のメンバーがいいところで、デインドリームやコンデュイットクラスが来ることは稀であるジャパンC。日本が遠く、しかももはやレベルが世界トップと互角以上になっている今、高額の賞金だとしてもわざわざ日本まで来ることはないのが、近年の風潮。しかし、一時代前は違いました。凱旋門賞馬トニービン、BCターフの覇者ピルサドスキーなど、世界のトップレースを勝った馬も来日してくれました。

そんな中、世界から最も注目される凱旋門賞馬が来た年がありました。その名はモンジュー。種牡馬としても日本近代競馬の結晶の最大のライバルと目された凱旋門賞馬ハリケーンランなどを輩出しました。そのモンジューが日本にやってきたのです。しかも、その年の凱旋門賞で彼が負かしたのはご存じエルコンドルパサー。さらにはイギリスダービー馬のハイライズ、アイルランドダービー馬のタイガーヒルなど、3カ国のダービー馬がそろうビッグレースでした。1992年のトウカイテイオーが制したJCに匹敵するメンバーとなり、強力な外国馬勢に対してセイウンスカイもエルコンドルパサーもグラスワンダーもいない日本勢。このメンバー相手に勝負になる馬はいなかった、ただ1頭を除いて。

もちろんメモリアルホースシリーズの主役は「SSの最高傑作」スペシャルウィークです。

スペシャルウィーク 戦績 17戦10勝 主戦騎手 武豊 主な勝鞍 東京優駿(‘98)、天皇賞春・秋(‘99)、ジャパンC(‘99)      弥生賞(‘98)、京都新聞杯(‘98)、AJCC(‘99)、阪神大賞典(‘99)      きさらぎ賞(‘98)

【1.生い立ち】 日本の総大将スペシャルウィーク。史上最強世代と言われた1998年クラシックのダービー馬でした。父にサンデーサイレンス。母父にマルゼンスキーを持つキャンペンガール。このキャンペンガールの3代母シラオキは「カミソリの切れ味」と称されたダービー馬コダマを生んでいる血統。そしてこの母、キャンペンガールはスペシャルウィークの出産直後に死亡。母の愛を受けることなく成長。人間を本当に信頼してくれる、人のような馬だったそうです。

生まれてすぐ母親を亡くしたスペシャルウィークは乳母に育てられましたがなつくことはなくどこか距離を置いていたといいます。リーディングサイアーの父のプライドか、マルゼンスキーを受け継ぐ日本古来の血統の誇りか、彼の意志がそれを許さなかったとも取れます。そんな彼になにかと世話を焼いてくれた人間。その人間を信頼するようになったのはスペシャルウィークにとって幸運なことでした。気性の荒い馬が多いサンデーサイレンス産駒の中にあって手がかからず、人間のいうことを素直に聞き、自分に与えられた仕事をきちんとこなす優等生。話によると現在でもスペシャルウィークは特別で、馬房の扉をあけっぱなしにしていつでも外に出られるようにしておかないといけないだそうです。人間っぽい一面を持っているという話もあります。

【2.名手の悲願成就】 「スペシャルウィークだ。リードを3馬身、4馬身。夢をかなえた武豊!」

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