フトボル男

スペインVSベラルーシの雑感

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MARCA『イスコは新しいスペインを支配する』 MARCA紙『魔術師 イスコの魔法』 AS『イスコは、未来であると宣言』 MD『疑問へのゴレアーダ(大量得点)』 MD紙『ラ・ロハのカムバック』

ASのアンケート『イスコはその時、最高の選手でしたか?』

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試合感想

3-0 スコア以上の完勝。 相手の迫力不足ということもあって、セスクやシルバやイニエスタ不在の穴を感じさせることもなく、終始スペインのペースで試合がコントロールされていた。イニエスタらの不在の中で、どれだけスペインらしさを見せることが出来るかという点では満足できる内容であったことは間違いないが、ユニット間やグループ間の連携やシステム全体の組み込み方は確認が出来ただけで、それ以上の収穫を求めることは難しい試合だったとも言える。相手との実力差がありすぎて、この顔ぶれのスペイン代表を図るのは難しいというのが本音。

さて、試合について。

カシージャス フアンフラン ピケ ラモス アルバ  ブスケツ コケ カソルラ イスコ  ペドロ パコ

スタメン発表から現地メディアの予想した布陣は、4-4-2だったが、試合が始まると予想された通りの4-4-2の配置。ペドロとパコが前線に、コケとブスケツが並んでドブレピボーテの形。 ベラルーシは5バック(5-4-1)の自陣撤退。兎に角、最終ラインに人を増員して、大量失点を免れたいプランが垣間見える立ち上がり。 時折、6バック(6-3-1)になったり、ラインを低くして、裏抜けさせるスペースは与えない構え。ベラルーシはプレッシングラインも自陣まで下げており、スペインのビルドアップは楽な形。ブスケツかコケを最終ライン付近に落として、ボールを引き出すこともなく中盤を制圧。いつも通り、高い位置に両SBを上げて押し込む。どれだけベラルーシが粘れるかという展開に。

基本的に、スペインの最終ラインはピケとラモスの2枚がハーフラインぐらいまで押し上げて、リスクマネジメントとしてボールサイドではないSBがつるべの動きで計3枚残し。 ベラルーシのワントップはラモス付近でターゲットマンに。そのため、空いているピケはボールを積極的に前に配球。

アルバは外に張って、イスコは中に。逆サイドのフアンフランは外のみならず内に入り、その度にカソルラが外に出ることも。 ベラルーシはラインが下がりすぎて、そこに人を動員しているために、中盤の枚数が足りておらず、スペインは簡単に間受けが出来る状況に。セリエAで見られる『バイタルトラップ』をするわけでもなく、ただただラインを下げて裏抜けを封じるのみ。居るべきところに枚数を掛けずに、ゴール前に人を集めるベラルーシ。 じわじわと攻撃する、スペインの遅攻祭り。

ワイドや中央で間受けが出来るイスコやカソルラは、ドリブルでアクセントを付けて何人かを引きつけて、ボールを叩く。そのサポート役にコケとブスケツのドブレピボーテ。 その斜め後方にポジショニングし、ボールホルダーの保険に。コケは間受けする為に、前に出たりとすることもあったが、ブスケツとともにネガティブトランジションの際のファーストディフェンダーになって、ベラルーシの反撃の芽を摘む。

イスコ、アルバ、コケのサイドでボールを回して、ブスケツはそのサイドが詰まった時に逆サイドに配球できるような位置に顔を出し、ボールを受けてサイドに振る形も。 サイドにボールがある時は、ピッチを縦に割って半分にしたかのように選手たちが中央に絞って密集し、ブスケツと逆サイドのSBがカバー兼サイドチェンジ時のために待機。 主に左サイドに重心を傾けて作って引きつけた後に、がら空きの右サイドにいるフアンフランに供給して、スペースにマイナスのクロスを送る狙いで、イスコのゴラッソとブスケツのミドルシュートを演出。 サイドを深く突き、ラインをより下げさせてマイナスのクロス→バランスの取れたブスケツとコケのファーストディフェンスでボール(セカンドボールも含む)を回収→波状攻撃、といスペイン代表のプラン。

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リーガ・エスパニョーラを中心に生活していた男。ビエルサやボールを持つデザインや戦術的話題が好き。Qolyに寄稿経験あり。2017年からフットサル漬けに。フットサルは府中アスレティックが気になっています。
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