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時の流れは変わるようです〜ブリオベッカ浦安vsヴァンラーレ八戸(7月8日)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

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浦安と八戸、う〜ん、江戸時代とかには確実に魚介類天国でしたよね、たぶん。

■前半

いきなり小難しい(でもない)話から始めますと、現代日本の繁栄は、おそらく明治維新による近代化に契機があって、その近代化を技術的に支えたのは、いわゆる“お雇い外国人”と言われる人々だったりします。高校の頃に読んだ赤色表紙の日本史教科書によると、技術は導入すれども、ハートまでは売らないぜ!っつうことで「和魂洋才」って言葉がもてはやされたとか何とか。要するに、外国から導入された技術を日本ナイズしてヌルッと日常化するのが上手らしい、日本人というのは。     この試合は両チームとも3421の対決となったわけですが、この3421なんて、まさにそういう日本文化の特性が滲み出ていますよね。もともとは欧米人たるペトロビッチが日本に持ち込んだ戦術。それが、ヌルッと日本ナイズされて、すっかり定着した。しかも、未だにペトロビッチのみは「特殊のスタイル」と言われてますが、それはつまり、それ以外の3421はすっかり‘和魂洋才’を遂げたっつうこと。浦和だけは、“洋魂洋才”でやっている、と。     そんな3421対決、順位としては八戸が浦安より圧倒的に上位にあったわけですよ。でも、どういうわけだか、前半の八戸はなかなかペースを掴めない。一見、浦安の方が強そうに感じられる。というのも、狙いなのか、その逆か、前半の八戸は攻撃の際に5ー0ー5状態になっていた。昔、解説者時代の名波さんが、しばしば「2ラインサッカーになっちゃってますね〜」みたいなことを口にしてましたが、まさにそんなイメージ。     で、2ラインになってしまった以上、八戸の生命線は、後ろのラインから前のラインに送るクサビのパスということになるのですが、前半の浦安は、そのクサビを次々と引っ掛けて、そのまま相手陣内に雪崩れ込むスタイルの猛攻をしかけていた。八戸が攻めようとすればするほど、浦安にカウンターのチャンスを与えるという悪循環。浦安はさらに、そこから15番のロングスローなどセットプレーをたたみかけて、八戸を追い込んでいく。そんな流れでハーフタイムを迎えます。       ■後半

そんなわけで、浦安のペースで進んだ前半戦、実はちゃっかり浦安が先制しておりました。セットプレーからの流れで、DFがダイビングヘッド。でも、えてして、あまりに早い時間帯に先制するというのも、その後の展開を難しくするというもの。後半に入ると、続けざまのPKで、あっという間に逆転を許します。1つ目のPKは、まあ、事故みたいなもの。2つ目については、相手にやられて、挽回しようとした挙げ句のPKだったので、必然といえば必然。     後半になって八戸が形勢を逆転させた要因は、前半の“5ー5”2ラインサッカーとは打って変わって、ちゃんと2列目が成立していたところに求められましょう。“縦幅”ができた、ってヤツです。それから、浦安側の要因としては、奪った後のファーストパスの精度がカグンと落ちてしまった。このあたりの精度って、ホント、“流れ”とか、そういう要素に左右されますよね。出来てたことが、急にできなくなる。球技に不変の定理ですな。     後半は、ベースとして八戸が主導権を握っていて、なかなか浦安はなかなか挽回できない。そうしているうちに、八戸はダメ押しの3ゴール目を奪います。9番の吉川が粘って粘って決めきったもの。9番を付けているのだから、おそらく、本来的にはアタッカーなのでしょう、よく知りませんけど。そんな選手が健気にWBをつとめている。そりゃ、流れの中でペナルティーエリアに進入できたら、シュートを撃たずには戻れないですよね。     そんなこんなで尻上がりに良さを発揮した八戸の完勝となりました。この暑いなか、北国のクラブは不利にも思われますが、ぶっちゃけ、夏の暑さは津軽海峡を超えない限り、さほど変わりませんから、あまり影響はなかったのかも。逆に浦安は絶不調。最下位みたいですよ、JFLで。降格されると、ハーベストムーン(浦安の地ビール)を飲む機会が減ってしまうので頑張ってもらわないことには。竹中と村田が抜けた穴を埋めきれないんですかね。       ■日本代表への推薦状

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