2010年02月19日
私的高橋大輔論
「見てくれ、これが日本のエースの滑りだ!」 明日のフリーでは、そう叫びたくなるような、高橋大輔の演技を期待している。 滑り。否、舞いという言葉の方が彼のしなやかな動きには相応しい。 「ステップ」や「男の色気」などでその魅力が語られるが、彼の本当のそれは、もっと深く言葉に表現できないものだと思う。 踊りや舞いが神に捧げられるものだった時代から、人は美しいものに対して畏怖やら尊敬やら複雑な感情を抱いてきたと思う。人間の心の中でも原始的な部分に突き刺さるもの。自分が彼の演技から受けるのはそういうものだ。 フィギュアスケートが採点競技である以上、点数によって技術の優劣がつけられるのは仕方ない。しかし、見ていて心を揺さぶられるのは誰かと問われれば、他を圧倒して高橋選手。そしてランビエルとライサチェクだな。
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