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〔ツール・デ・フランドル〕石畳・激坂に負けず、強さで魅せたクリストフ!

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観戦:JSPORTS 大会:ツール・デ・フランドル 開催:2015年4月5日
春のクラシックシーズンに、本格的に“石畳”が登場してきました。
『ツール・デ・フランドル』はベルギーが舞台。 第99回の開催で、格式の高い”五大モニュメント”の1つに数えられている。 しかも「クラッシクの王様」と呼ばれ、クラシックレース最高の権威を誇る。 ベルギーでは視聴率が70%以上とも言われる国民的なビッグイベントです。
全長は264キロのワンデイレース。 特徴として、6つの石畳平坦ゾーン、19の激坂(うち石畳は10)ゾーンが次々と襲ってくる。 ノコギリの歯の様なコース断面図がスリルを誘う。 レースは、残181キロ(83キロ)地点からライブ中継開始となった。
昨年は観客と自転車の接触事故が何度か見られたが、今年はニュートラルサービスカーの不注意を原因とする、目を覆いたくなる事故が発生した。

■残107キロ地点で、ニュートラルサービスカーが先頭集団のカーブ内側から追い越しをかけてサージェント選手に接触。追突されたサージェントは道路に叩き付けられリタイアした。 ■残79キロ地点で、事故映像が飛び込んできた。 エフデジのチームカーにニュートラルサービスカーが後ろから追突。停車してチームカーを待っていたエフデジの選手が沿道に弾き飛ばされていた。
そして、激坂の終盤戦に向かう残58キロあたりからレースの緊張感が一気に増してきた。 ゴール直前の様な激しい位置取りが展開され、残り8つの激坂への臨戦態勢が整ってきた。
★残56キロ、12番目登場の「オウデ・クワレモント(この日2回目)」 ★残51キロ、13番目登場の「パーテルベルグ(この日1回目)」

★残45キロ、14番目登場の「コッペンベルグ」 悪名高き22%の激坂を集団が漕ぎ上がっていくが、道は狭くスピードダウンで渋滞発生を招いた。中にはバイクを担いで歩き登る選手の姿もあった。
ついに、勝負が動き出したのは、残28キロから。 クリストフとテルスプトラの2選手がアタックした!

クライマックスとしてラスト2つの激坂が待ち受ける。
★残18キロ、18番目登場の「オウデ・クワレモント(この日3回目)」 (石畳坂、登坂距離2,200m、平均勾配4%、最大勾配11.6%) フランドル地方の黄色い旗が多く振られ、狭い坂道がスタジアムの熱狂と化していた。
★残14キロ、最終19番目登場の「パーテルベルグ(この日2回目)」 (石畳坂、登坂距離360m、平均勾配12.9%、最大勾配20.3%) 先頭2名を追う第2集団から、ヴァンアーヴェルマートとサガンが抜け出した。
★残13キロからゴールまでは平坦コースのみ。 先頭はクリストフとテルスプトラのマッチレースが続く。 15秒~30秒差の後続に、ヴァンアーヴェルマートとサガンが追う。 優勝争いは、この2組4人に絞られた。
残2.7キロで、先頭交代(風よけ)を拒否したテルスプトラ。 後続2人に追い付かれて4人のスプリント勝負に活路を見出したい。 先頭2人の協力体制が崩れた。 ここからの駆け引きが面白い。 一方、このまま2人でのスプリント勝負に持ち込みたいクリストフは、後続との差、残距離、自身の脚力を計算しながら最後の勝負を見据えていた。
結局クリストフの思い通りに、2人のままでのラスト50mのスプリント勝負。 貯めた脚力を爆発させて、堂々と優勝を飾ったのはクリストフだった!
最終結果は、 優勝:アレクサンドル・クリストフ〔カチューシャ/ノルウェー〕 2位:ニキ・テルスプトラ〔エティクス・クイックステップ/ベルギー〕 3位:フレフ・ヴァンアーヴェルマート〔BMC/ドイツ〕
愛息子と表彰台頂点に上がったクリストフは、豪快なシャンパンファイトで疲れを癒した。 モニュメントは通算2勝目。まだ27歳。まだまだ勝利数は増えていくでしょう。
今年も見所満載で素晴らしい激走にエキサイトしたキングオブクラシックとなりました。

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〔ツール・デ・フランドル〕石畳・激坂に負けず、強さで魅せたクリストフ!

elfte様 ロードレースにもコメント頂きありがとうございます。

今回残念ながらカンチェラーラはケガにより不出場でした。
それでも激坂「パーテルベルグ」ではスイス国旗が多く振られ、スイス人ファンの「WE❤YOU FABIAN」の掲示がたくさんあって感動的でした。きっとTV観戦したカンチェラーラは来年への闘志をみなぎらせたことと思います。

春のクラシック戦線はたしかに追いかけるのが大変ですね。観戦者にはタイトな日程ですが、ゆっくりでも追いかけながら楽しんでいきたいなと思っております。 

〔ツール・デ・フランドル〕石畳・激坂に負けず、強さで魅せたクリストフ!

カンチェラーラの3連覇ならず。ここは取れると思ったんだが。
ボーネンもコカイン陽性反応以降ぱっとしないし。
世代交代の並が迫ってるのかなぁと思いますが。
こんなこと書くと来年辺りにまたルーラするんだろうなぁ。
さて、パリ~ルーベが次だ次(汗)。
(ノーザンクラシックは追いかけるのが厳しいです)

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